あなたの生産性は10倍になる!人生を変えるために知っておくべき6つのヒント

人生はバラ色。そう感じられるようになった2015年。

そのラストエントリーで、一年の気づきのまとめエントリーを書いた。

タイトルからわかるように、これはBeing(あり方)の気づきをまとめたもの。

Beingの対となるものはDoing。これはテクニックとか、技術的なことを指す。

今日は去年僕が実践して、ものすごく効果があったテクニック(Doing)を厳選して紹介しようと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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絶対に知っておくべき「パレートの法則」

あなたはパレートの法則をご存知だろうか。別名80対20の法則。

この法則を知らずして、豊かな生活は送れない。そう断言してもいいくらい、大切な法則だ。

一体パレートの法則とは、どういう法則なのか。

それは「物事の成果の80%は重要な20%の行為から生まれている」というものだ。

ビジネスを例にするとわかりやすい。

あなたのビジネスの売上の80%はあなたの仕事の20%によって生み出されているということ。

とすれば、あなたが今よりビジネスで売上を上げるためにすべきことは明らかだ。

重要でない80%の仕事を捨てる、アウトソーシングする。そうして創出した時間を、20%の重要な仕事に注いでいくこと。

この考え方を取り入れるだけで、あなたの生産性は今よりも格段にUPする。

この法則は仕事以外でももちろん使える。人生においても同様。

すばらしい人生を送るために、今すぐ重要でない80%の行動をなくすことから考えよう。

信じられないけど本当!パーキンソンの法則

パーキンソンの法則。この法則のおかげで僕は仕事をこなすスピードが恐ろしく早くなってしまった。

パーキンソンの法則とはどんな法則か。

それは、「仕事は、完了するために割り当てられた時間に応じて(見た目が)重要で複雑なものへと膨れ上がっていく」というものだ。

簡単に言えば、時間があるから、その仕事は時間がかかってしまうということだ。

その仕事にかけられる時間が短ければ短いほど、その仕事は早く終わる。正確には、終わらせざるをえなくなるということ。

そう。その仕事にかけられる時間が物理的にないほど追い詰められていれば、最短ルートでその仕事を片付けようとするからだ。

この法則は信じられないと思うが、僕は身をもって本当であることを体感した。

この法則を活用するには、本当の意味で自分を追い込むしかない。そのためには、労働時間を制限することだ。

残業と言う選択肢がある限り、パーキンソンの法則は本当の意味で使えない。

仕事が終わらなければ、残業して終わらせればいいと考えてしまうからだ。

残業ができない。この時間内で仕事を終わらせなければならない。そのプレッシャーと向き合う時、あなたの仕事の効率はパーキンソンの法則により劇的にUPする。

是非勇気をもって試してみてほしい。

「本当に今日中にやらなければならない仕事」に着目する

今のところ僕がタスク管理を通じて学んだ最強の気づきがこれ。

タスク管理を覚えたら残業がなくなっていく。そう考える人は多いと思う。僕も昔はそう思っていた。

しかし、現実は必ずしもそうではない。確かに仕事の効率は上がるかもしれないが、その分あなたが仕事をこなそうと思ってしまえば。

そう。どんどんあなたの仕事が増えていく一方で、あなたが早く帰る日やってこないことになる。

ではどうすれば、早く帰れるようになるのか。

その答えが、「本当に今日中にやらなければならない仕事に着目する」なのだ。

ちょっと考えてみてほしい。忙しいあなたが本当に今日中にやらなければならない仕事ってどれだけあるだろう?

今日中にやりたい仕事ではなく、今日中にやらないと致命傷を負う仕事だ。

すなわち、今日がデッドラインの仕事。今日中にお客さんに連絡をしなければならないものなどだ。

普通のサラリーマンなら、1日に2〜3個のはずだ。多い人でも5個程度。

そう。本当に今日中にやらなければならない仕事というのは、1日のうちそんなにないということ。

このことに気づくことが大切なのだ。なぜか。

それは極端に言えば、その2〜3個の仕事を終えてさえしまえば、今日の仕事は終了してもいいということだからだ。

え?そんなことをしたら、翌日仕事が破綻するって?

それは本当だろうか?あなたの思い込みではないと確実に言い切れるだろうか?

言い切ることはできないはずだ。

僕自身はこの考え方を取り入れたら、仕事が超余裕でこなせるようになってしまった。

仕事量は増える一方なのに、精神的な余裕がある。なぜなら、毎日2 〜3個だけタスクをこなせばいいだけ。そうわかっているからだ。

毎日その2〜3個のタスクを片付けてしまえば、あとは鼻歌を歌いながら仕事を定時までしていればいい。

そのぐらいの気持ちで最近は過ごせている。そして仕事はそれで大変なことになったのか。

全くなっていないのだ。それどころか、逆に会社では仕事が評価されるようになってしまったくらいだ。

こうして常識の逆のことをすると、うまくいってしまうことがある。

だから人生はおもしろい。

一度やったらもう戻れない!低情報ダイエットのススメ

今年チャレンジしたことに、低情報ダイエットがある。

今僕達は情報過多の時代に生きている。

パレートの法則からもわかるように、僕達が今インプットしている情報の80%は価値がほとんどないとしたら。

その80%の情報をインプットする時間を、他の豊かな時間に使ったほうがいいのではないか。

スマホをみたり、ニュースサイトをみたり、確認のための読書をするより。

妻や娘と語らう時間を作る。音楽を楽しむ。散歩を楽しむ。ずっと見たかった映画を見る。ゆっくり食事を楽しむ。

こういった時間を過ごしたほうが、人生が豊かになる。

低情報ダイエットはそんな考え方からなっている。

僕自身も以前はインプット中毒だった。早くデキる人になりたくて、少しでも時間があれば読書によるインプットをしていた。

今思えば、とても不安だったのだと思う。読書で勉強しないと、まだまだ自分は足りていない。

そんな不安を動機として、インプットを過剰に行っていた。だからいつも焦燥感に追われていた。

しかしこの低情報ダイエットをはじめてから。一気にこの焦燥感がなくなり、心の平穏が訪れた。

これは本当に自分としては意外だった。

本を読む代わりに、家族と向き合って話をするようになった。

見たかった映画もかなりの頻度で見るようになった。

時間ができたので、ゆっくり仕事帰りにコーヒーを楽しむ時間もできた。

本当にゆとりを持って生活ができるようになり、僕は今とても満足している。

仕事の効率を簡単に上げる方法

仕事の効率を簡単に上げる方法がある。

それは仕事の中で自分が得意な仕事の比重を高めていくことだ。

当然ながら、自分が得意な仕事だけやっていれば効率は極限まで高まる。

ではどうやったらその状態を実現できるのか。

あなたがサラリーマンなら、簡単。自分が得意な仕事を人から引き取っていけばいいのだ。

あなたなら得意で、一瞬で片付けることができる仕事でも。他の人にとっては難しい仕事というのが必ずある。

他の人が困っているなら、それをあなたが引き取ってあげればいい。

そしてもう一つコツがある。あなたはあなたで、苦手な仕事を人にお願いするようにするのだ。

その仕事を得意そうな人に渡すのがコツだ。

え?そんなことをしたら同僚に嫌われる?

それは思い込みだ。あなたがそう思うように、他の人も自分が得意なことで人の役に立ちたいと思っている。

あなたも他の人から仕事を引き取っているなら、みんながハッピー。何も問題は起きない。

これは僕自身も実践して何も起きなかった。僕の仕事の効率は日々上がり続けるばかりだ。

ブログを20分で書くコツ!

今年はブログの更新頻度を上げるために「20分ブログ」にトライした年だった。

20分でブログを書くコツは2つある。

1つは、本文を書く前に「外堀」を埋めること。

外堀を埋めるとは、エントリーのうち、関連エントリーや、関連書籍の紹介などの部分を先に完成させてしまうことだ。

なぜ外堀を先に埋めるのか。それはいつでもエントリーを公開できるようにしておくためだ。

ブログで一番時間がかかるのは本文。正確には、時間をかけてしまうのが、本文。

時間制限がないと、アイデアは無限に膨らみ、どんどん本文は長くなっていってしまうもの。

そう。先程のパーキンソンの法則だ。

本文を書く時間を20分以内に制限する。そして時間がきたら最悪、途中でもエントリーを更新できる状態にしておくこと。

そのために外堀を先に埋めてしまうのだ。

そしてもう1つのコツ。それはFacebookをエントリーの下書きとして使用すること。

これも本文に費やす時間を短くするためのものだ。

ブログのエントリーを書こうとすると、このまとめエントリーように長く書こうとしてしまうのが書き手の心理。

Facebookに投稿しようとする場合は、もっと気楽に短く投稿できるはずだ。

だからまずFacebookでエントリーで伝えたいメッセージを投稿してしまう。

そうすれば、本文に費やす時間を短くすることができる。

時間がなければ、Facebookに投稿した内容をそのままコピペして公開してもいい。

とにかく本文にかける時間を短くする工夫をする。

これがブログの更新頻度をあげるコツなのだ。

まとめ

いかがだっただろうか。

去年僕が実践してものすごく効果があったテクニック(Doing)を厳選して紹介した。

Being(あり方)とDoing。この両方のバランスが取れている時にこそあなたの人生は本当の意味で豊かになる。

昨年の僕は、両方の面で大きな気づきを得ることができてラッキーだった。

今年もどんどん気づきを得て、ブログで発信していきたい。

ということで、参考にしてほしい!!!

正月は時間があるぜ! いつでもスタオバより

このエントリーのメッセージ

DoingもBeing同様、大切!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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