仕事を3倍早くする3つのポイント

ここ1年で僕は劇的に仕事のスピードが早くなっている。

その一つの要因がブログであるのは間違いない。ブログで毎日エントリーを書いていることは文章に対する素晴らしい訓練となっている。

また、自分がいかに残業を減らすかという観点でタスク管理についてアウトプットし続けることで、自らの学びも深くなっていっているからだろう。

仕事を早くするにはこういった基礎的な「筋肉」も当然必要だ。

しかし今日は僕が日頃意識しているテクニックについて、書いてみようと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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1.重要でない80%の仕事への対処がカギ

あなたはパレートの法則をご存知だろうか。仕事の成果の8割は2割の重要な仕事から生まれているという法則だ。

体感的にこの法則が正しいと感じた僕は、この法則に基づいて仕事をしている。

例えば仕事での書面を読む時。あなたは全ての仕事の書面をきちんと読み込んでないだろうか。

僕の場合、重要でない8割の仕事。例えばルーティンの仕事などでは書面は数秒しかみなくなった。

本当に必要最小限のポイントだけ、書面から拾いに行くイメージだ。だからほんの数秒しか書類には目を通さない。

なぜなら重要でない8割の仕事では、書類を精読しても、ポイントしか見なくても、成果は大きく変わらないからだ。

成果がほとんど変わらないのに、書面を精読する必要はない。投資する時間に対して、効果が低すぎるのだ。

これだけであなたの仕事のスピードは劇的に向上する。

一方、20%の重要な仕事に対する対応方法も少し説明しておこう。

2.20%の重要な仕事に対する対応

重要でない8割の仕事をサラッとこなしていくことで、あなたにはだいぶ時間が創出されるはずだ。

その時間を、重要な20%に投入し、より成果を出していくことが大切だ。

しかし重要な20%に取り組む時も大切なことを忘れてはいけない。

そう。その仕事でも重要なのは20%だけだ。

例えば書類を読む時。

僕は全て精読したりはしない。まず全体をサーっと読んでいく(この時モレがでないように、全ての書類に一旦目を通すことが大切)。

そしてポイントになりそうなところだけ、精読する。

こんな風に、大切な仕事でも全てに全力投球するのではなくて、大切な20%の部分にだけ全力投球する。

そうすることで、より大切な20%が大きな成果につながることになるのだ。

3.「捨てる」から時間が手に入る

時間が無限にあれば、全ての仕事をきちんとやっていけばいい。しかし時間は有限だ。

そして「仕事はきちんとやるべきだ」という空気が、日本の残業文化を作り出している。

仕事はきちんとやることだけが大切ではない。成果を出すことが大切なのではないだろうか。

重要でないところを思い切って捨てるから、時間が手に入るのだ。

全てモレなく手に入れようとするから、時間も握りしめてしまう。

全てを手に入れることはできないのだ。何かを得れば、何かを失う。

このことを理解していない人が、多すぎるのだ。

まとめ

重要でない80%の仕事にいかに時間を取られずに、20%の重要な仕事に集中するか。

これこそが、仕事の成果を出すために必要なこと。

全てを手に入れようと欲張らず、捨てる勇気を持つからこそ時間が手に入る。

そう。時間を手に入れるのか、握りしめるのか。その選択は全てあなたに委ねられていると言っていい。

さぁ、あなたはどうしたい?

ということで、参考にしてほしい!!!

たまに妻にアンドロイドみたいって言われる いつでもスタオバより

今日のメッセージ

重要でない80%の仕事をいかに捨てるかが、カギ!

いつでもスタオバって誰?

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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