読んだら人生が変わってしまうかもしれない:心屋仁之助さんの「一生お金に困らない生き方」を読んで

本を読んで、「人生変わるかも」と思える本ってそうはないと思う。

でも先日読んだ心屋仁之助さんの「一生お金に困らない生き方」はまさにそんな感じだった。

今まで自分が学んだきてこと、ぼんやりと感じていたことが、はっきりと文章として書かれていた感覚をおぼえた。

本の内容としては自分の心の持ち方というか、あり方を変えれば、自然とお金がどんどん入ってくるようになる。

だから「一生お金に困らなくなる」という内容だ。

後述するが、なんと僕はこの本を読んで1万円を寄付するという暴挙にでてしまった(笑)。

それくらい、価値観が変わる本。

ということで、さっそく気づきをシェアしたいと思う。

さあ、今日も早速いってみよう!!!

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自分には価値があると思い込み、「存在給」を上げることから始める

心屋仁之助(仁さん)さんはまず、「何もしていない状態の自分を『すごい』と思いこむことから、スタートしよう」と説いている。

なぜか。

それを理解するためには事前に知っておくべき知識がある。

それは、僕達の収入形態が二つあるということだ。

その二つとは、「存在給」と「歩合給」だ。

「存在給」とは簡単に言えば、あなたがただ存在しているだけで得られる収入と言っていいだろう。

ただし、存在給はあなたが決めるというのがポイントだ。

要するにあなたが自分自身にどれだけの価値を与えるか。それを示すバロメーターとも言える。

その対局にあるのが「歩合給」。

歩合給はあなたが何かを頑張った分だけ、増える収入と言えるだろう。

たとえば存在給が低い人(自己評価が低い人)は、何もしていない状態だと「収入が少ない」と考えてしまう。

そうなるとがんばって歩合給で収入の不足分を補おうとしてしまうので、がんばり続けてしまうというわけだ。

僕達が目指すところ。それは存在給が高い状態だ。

先程も書いたが、存在給は自分が自分に与える価値で決まる。

「自分はすごい!」と自分を認めれば認めるほど、存在給は上がっていくことになる。

存在給が高くなるとどうなるか。

心屋さんは「お金の流れが変わってくる」と言っている。

それはどういうことなのか。

続けて見ていこう。

自分は「いっぱいお金を受け取ってもいい」と許可をするということ

自分が働かなくても、価値を提供しなくても、何もしない自分でも、いっぱいもらっていいんだ、という考え方に変えて欲しいんです。寝ているだけでも、私は50万円もらっていい。私は100万円ぐらいはもらっていい、と「許可」するのです。

自分が存在するだけでお金をいっぱいもらっていいんだ。

そしてお金をたくさん使ってもいいんだ。

そう思えることが大切なのだ。

なぜか。

それは
「お金は使えば使うほど、たくさん入ってくるようになるから」と仁さんは説いている。

なぜお金を使えば使うほど、お金がたくさん入ってくるようになるのか。

そこについて仁さんはロジカルには説明していない。

仁さんは「なんか知らんけど」お金が入ってくると言っている。

ただ信じること。それが大切と書いている。

だからここについては、いかに素直に仁さんの言っていることを信じられるか。

そこがポイントになると僕は思う。

「本当かよ?」って思う気持ちは誰にでもあると思う。

しかしこの本にも書いてあるのだが、自分の中の常識に縛られて「書いてあることを信用できない」と思ってしまったら。

僕達の人生はこの本を読んでも、変わらないままだ。

だったら信じてみよう。僕はそう思った。

そして次のアクションに繋がっていった。

見ていこう。

僕も早速やってみた、神社ミッション

神社ミッション。

それは神社のお賽銭箱に一万円いれてしまうというイベント(?)だ。そう、無意味に。

心屋さんはその理由について以下のように書いている。

お金は「ある」からだすのではなく、「なくとも」出すと決意すると、自分の予想をはるかに超えたところから、お金や豊かさが思いもつかない方法で入ってくるということを、早く経験して欲しいと思います。

これをやることで、心の矯正の一歩になるらしい。

ということで、心屋さんを信じてみると決めた僕は、この本を読んだ翌日、早速このミッションを実行してみた。

厳密に言えば、僕の場合コンビニミッションだったが。

勤務先のビルにあるセブンイレブンの寄付箱に一万円をいれてみた。

その感想は。

一万円を入れた直後はなんとも思わなかったというのが正直なところだ。

いれる前は迷いが全くなかったとまでは言わないが、単純に「言われるがまま、やってみよう」と思った。

これで人生変わったらいいな。そんな感じ。

しかしその翌日である今日は。

なんかすごい気分がスッキリしている。

自分に価値があると思い込むことに、違和感を感じなくなってきている自分がいるのだ。

おそらくだが、コンビニミッションの効果ではないか。

単純な僕はそう思っている。

これから僕の人生がどう変わっていくか。僕は本気で楽しみになってきている。

あなたももし興味が湧いたら、是非試してみてほしい。

まとめ

「一生お金に困らない生き方」は本当に久しぶりのヒットだった。

自分に価値があると思い込むことで、お金を使えるようになる。

そしてお金をたくさん使うことで、どんどんお金が入ってくるようになる。

簡単にいうとそういうメッセージを仁さんは発していると思う。

そしてこの本では、なぜお金をたくさん使うとたくさんお金が入ってくるか。

はっきりとロジカルには説明されていない。

でもそれはそれでいいと思うのだ。

ロジカルに書いてあろうがなかろうが。信じる人は信じる。

信じない人は信じないだろう。

しかしこの本をきちんと全文じっくり読むと。

なぜかものすごいしっくりくるのだ。

少なくとも僕がここ数年で学んだことが、バッチリと文章に落とし込まれている。

そう感じた。

だからこそ僕は仁さんを信じることができたんだろう。

ものすごく今は視界がクリアになってきている気がする。

毎日とってもがんばっているのに、どうも報われていない気がする。

そんな風にもし、あなたが感じているなら。

この本はまさに目から鱗だと思う。

本当に人生観が変わってしまうかもしれない。

本エントリーの内容も含めて。

仁さんを信じる、信じないはあなたの自由だ。

でも人生が変わるチャンスを掴みたいなら。

是非一読をオススメしたい。

もっとくわしくこの記事を理解したい人は、以下の記事も読んでみてほしい。

ということで、参考にしてほしい!!!

寝ている娘を抱っこ紐で抱っこしながら、本エントリーを書き終えた いつでもスタオバより

(2016年12月23日追記)
その後本当に人生が変わり、なんと本を出版することができました!

この本を読んでから、その後僕がどのように行動を変えて、自分の人生を変えることができたのか。

自著「気持ちが楽になる働き方」では、僕の具体的な経験を記すことで、あなたに僕の体験を追体験できるように作り上げました。

僕の11年間の人生を2時間で追体験できる本です。

このエントリーにたどり着いたあなたにこそ、是非読んでいただきたい一冊です。是非読んでみてくださいね!!!

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2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

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2024/2/16発売 1,760円(税込)

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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