「他人から認めてもらえない」と欠乏感を感じるのは、あなたが「がんばる」から-真逆の「がんばらない生き方」を試してみたら、世界の見え方が変わった話

他人に嫌われないことより、自分の「したい」を優先する生き方を貫きはじめてから。感じることがあります。

それは、以前よりもまわりから「愛されている」「認められている」と感じる、ということです。

昔の僕は「すごい人」を目指していました。

自分が「この人、すごい!」と憧れる人達みたいになりたくて。

みんなから「すごい!」と認められる人になりたくて。

一生懸命がんばっていました。

でも、自分が思うようにまわりから認めてもらえない。

その一方で、自分から見て、たいしたことのない人。

がんばっていない人が、自分よりまわりから評価されているように感じました。

「どうして自分はこんなに一生懸命働いているのに、誰も認めてくれないのだろう」。

いつもそう感じ、孤独感に苛まれていました。

それが、ある日からふと読んだ本の影響を受けて。

「がんばらない生き方」を実践してみたら、まわりから「愛されている」「認められている」と感じるようになったのです。

今までずっと他人から認められるために。毎日必死にがんばってきました。

その時は全然感じることができなかったまわりの愛が、「がんばらない生き方」で手に入ってしまったのです。

まさに、衝撃でした。

今日は昔の僕と同じように、「まわりから認めてもらえない」と苦しむあなたに。

人生が好転するヒントをお伝えできたらと思います。

そんな思いから、僕の体験をシェアします。

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ただ「欠乏感」が募っていった日々

昔の僕は、「自分がこの組織をなんとかしなければならない」。

そんな風に勝手に使命感を感じ、勝手に仕事を抱えこんで。

あまり人に頼らず、仕事をしてきました。

今思えば、他人に「すごい人」と認められるために。

必死になって、がんばっていたのだと思います。

結果(実績)を作ることに、躍起になっていました。

結果を出せば、きっと人は自分のことを「すごい」と認めてくれるはず。

それだけを頼りに、毎日朝早くから遅くまで働いていました。

最終的に、自分がやったことが会社に表彰されたりと、自分なりに満足がいく結果を出すことができました。

しかし不思議と、まわりから認められている実感は得られませんでした。

むしろ今振り返れば募っていったのは「欠乏感」。

「どうして自分はこんなに一生懸命働いているのに、誰も認めてくれないのだろう」。

そう感じる日々が、ただ続いていくのでした。

自分としては一生懸命働いているのに、誤解されて批判されることもけっこうありました。

募っていく、「認められていない」「愛されていない」という欠乏感。

その一方で。

この時期は自分から見たら「無能」と思える人。がんばって働いていないように見える人。

そんな人達が自分より「認められている」、「愛されている」と感じることが多かったです。

このことをとても不思議に感じ、「あまりにも理不尽だ」と怒りを感じていたりもしました。

今の生き方に限界を感じて、生き方を変えようと決意

その理不尽さ、そして欠乏感に苛まれている最中に、たどり着いた本が心屋仁之助さんの本でした。

この本を読んだ時、ものすごい衝撃を受けたことを覚えています。

心屋仁之助さん(以後「仁さん」)と僕のバックグラウンドが似ていたこと(いわゆる大企業で働いていたこと)。

僕と同じように。人に認められたくて、仕事をがんばっていたこと。

でもずっとまわりから「認められていない」と感じていて。毎日「つらい」と感じていたこと。

そんな人が「がんばらない生き方」を実践したら、「人生が好転した」と書いていたのです。

仁さんの文章にものすごく共感するとともに。

今までのやり方に限界を感じていた僕は「仁さんを信じてみよう」。そう強く感じたのです。

理屈ではなく、今までのやり方に限界を感じていたからこそ。

「信じてみよう」

そう、思えたのだと思います。

ちなみに、もし自分がその時点で「自分の人生、うまくいっている」と思えていたら。

仁さんの「がんばらないほうが、人生うまくいく」という理論は、受け入れられなかったと思います。

なぜなら、仁さんの「がんばらない生き方」は、今までの自分の「がんばる。がんばる」という生き方の真逆の生き方だからです。

「生き方を変えよう」と思っていなかったら、自分の今までの生き方を否定されたように感じたはずです。

それまでの自分のモーレツにがんばって、結果を出そうとする「がんばる生き方」。そして、その真逆の心屋式「がんばらずになんかしらんけど、結果が出てしまう生き方」。

これらは全く真逆の理論、生き方ですよね。

今までの「がんばる生き方」に限界を感じ、「このままでは幸せになれない」と絶望したからこそ。

「生き方を変えてみよう」と決意できたのだと思います。

藁にもすがる思いだったのかもしれません。

やってみたら、世界の見え方が変わった。

不思議なことに。

「がんばらない生き方」を実践している今のほうが、昔がんばっていた頃より他人から「認められている」「愛されている」と感じます。

どうしてかと考えてみると。

きっと、「ありのままの自分」が認められる感覚があるからだと思います。

がんばってた時は、たとえまわりから認められても。自分の中に認められる「根拠」が存在するのです。

がんばっている「から」、認めてもらえてる。そう思うわけです。

一方、「がんばらない生き方」で人から認められると。

認められる「根拠」がありません。

強いて言えば、「ありのままの自分だから」となります。

自分らしく生きているから。僕だから、認められる。愛される。

不思議な感覚です。

そして、この「ありのままの自分で生きた結果、まわりから認められる」という経験をすると。

今までよりずっと、まわりから「認められている」「愛されてる」と深く実感できるようになります。

そして、わがままに生きている自分を許してくれるみんなに。ただただ感謝するようになるのです。

昔の僕は、まわりに「感謝しろ」と心の中で密かに思うことはあっても。心からまわりに感謝することはありませんでした。

それは、自分が無理してがんばって、ガマンして生きていたからです。

昔の僕は、人は「厳しい」と思ってました。だから、他人の目線を気にして、不自由に生きてきたのです。

でも、がんばらない生き方をするようになってから。

人は「やさしい」と思えるようになりました。

なぜなら、ありのままの自分で生きても、愛される。認めてもらえる。

そう、感じるようになったからです。

まさに、世界の見え方も変わってしまいました。

最後に、あなたに伝えたいこと

僕は、「がんばる生き方」から、「がんばらない生き方」で人生が好転しました。

その体験は、この記事だけで全て説明することはできません。

だから、この話を信じるのは今のあなたにとって、難しいかもしれません。

でも、もし今あなたが、毎日必死にがんばってて「人生がうまくいっていない」と感じるなら。

「がんばらない生き方」は、試してみる価値があります。

だって、シンプルに考えてみてください。

今、人生がうまくいっていないなら。行動を真逆(がんばる→がんばらない)に変えてみたら、うまくいく可能性は十分にあると思いませんか(笑)?

冗談のように感じるかもしれませんが、僕はそれで人生が変わりました。

試すか、試さないかは、もちろん、あなたの自由です。

でも、もしよかったら。少しずつでいいので、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。

応援しています!

もしよかったら、僕の体験記、読んでみてください。

僕が「がんばらない生き方」に変わるきっかけとなったこちらの本も、オススメです。

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楽しんで!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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