「時間があればやりたいことができる」から、一歩進むために。あなたが意識すべきこと

仕事をしていると、「こういう企画をやってみたい」。そう思う時もあるだろう。
しかし現実問題として、次の壁にぶち当たる。そう、「時間がない」という問題だ。
僕達は今でも忙しさに目が回っているのに。どうすれば自分がやりたいことに取り組めるのか。
そう悩んでいる人も多いだろう。今日はこのテーマで書いてみようと思う。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
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問題は時間がないことではないことに、気づく
時間があればやろう。僕も昔使っていたセリフだ。しかしタスク管理を始めて、気づいたことがある。
問題は、時間がないことではないのだ。
僕達はやらなければならないことがたくさんある。そして、やりたいことも増えていく。
僕達の時間が余ることはないのだ。僕達は限りある24時間という時間をどのように使っていくか。
その時間配分を考えることしかできない。そしてその手法こそが、タスク管理なのだ。
あなたには時間がないのではない。
やりたいことと引き換えに、何か別の時間を捨てる判断ができていないだけなのだ。
そのことに気づいていないだけではないのか。今一度、自分に問い直したほうがいいかもしれない。
やりたいことに時間を使うという、当たり前のこと
やりたいことを前に進める方法。それは一つしかない。
やりたいことに時間を使うことだ。
5分でもいい。そのことについて考えてみよう。
その5分は想像以上に大きなステップなのだ。ゼロとは比較的にならないほどの進歩なのだから。
そしてそのやりたいことをプロジェクト化して見通しがたてば。
あなたはこれからもそのプロジェクトを進めていくことができるはずだ。
プロジェクト化という技法
タスクのプロジェクト化について以前エントリーを書いたことがある。
やりたいことを分割して取り組んでいく手法だ。というより、技法といっていいかもしれない。
始めてこの概念を知った時。目から鱗だったことを覚えている。
プロジェクト化の概念を知るか知らないかでは。仕事の進め方に大きな違いが出てくると言えるほどだ。
是非先程のリンク先のエントリーをじっくり読んでみてほしい。
「5分やってみる」という方法と掛け合わせれば。あなたはやりたいことに間違いなく取り組んでいけるはずだ。
まとめ
何かを始めたいと思った時。大切なのは、今のどの時間を減らすのかという概念だ。
ブログを書こうと思ったら。テレビを見る時間を減らさなければいけない。
僕達の時間は限られている。自分の持ち時間をどのように配分するのか。それが大切なのだ。
そしてタスク管理とは、「限られた時間の中で自分にとっての最大の成果を出すための、最適な時間配分を考えること」と言えるだろう。
あなたが何かを始めたい場合は。やりたいことのための時間を確保することから始まる。
そして時間を確保したら。とりあえずやりたいことに時間を費やしてみる。
初めのうちは毎日5分でもいい。始めていこう。プロジェクト化すれば、更に容易に取り組めるようになる。
やりたいことに取り組める環境を整えること。これもタスク管理の大きなメリットだ。
時間がないと嘆いてきたあなたも。そろそろやりたいことを始めたくなったのではないだろうか。
ということで、参考にしてほしい!!!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。