TaskChuteでもでてくるセクションという概念は何か

下のTaskChuteの画像を見てほしい。「節」欄にc,dなど記載があるのがわかるだろう。

ここでいう節とはセクションのことをさす。セクションとは何か。その効用は?

ということで、今日はこのテーマで早速いってみよう!!!

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セクション(=節)とは何か

下はTaskChuteのセクション設定画面(シート)だ。

開始と終了で時間が区切られているのがわかるだろうか。例えば4時から7時までは3時間で区切っている。

このTaskChuteでは4時から7時をセクションA、7時から8時をセクションBとしている。この時間とセクションはTaskChuteでは自分で自由に決められる。

そしてこのセクションAは節aと一緒だ。ランニングというタスクを4時から7時の間で実行する時はTaskChuteの節欄にaが入ることになる。

セクションと節についての基本的な考え方はこんな感じだ。

タスクには取り組むのに最適な時間帯がある

それでは次の話。なぜセクションという概念が必要なのか。どんな効果があるのかという話に進もう。

それはタスクにはそれぞれ取り組むのに適した時間帯があるからだ。

わかりやすい例で言えば、7時から9時というセクションで仕事をするとしよう。

この1日で最も集中していると思われるセクションでメールチェックというタスクを実行すべきだろうか。一般的には、企画を考えるなどクリエイティブな仕事を実行すべきだろう。

セクションがあることで、時間帯という概念が生まれる。どのタスクをどのセクションで実行するか考えることで、タスクリストの作成が容易になる。さらに、一番効果的な(効率の良い)タスクリストが出来上がるというわけだ。

1日の流れが構成しやすい

セクションでは2時間などと、時間が限られている。時間が限られているということは、選択肢が限られるということだ。仕事の場合はできるタスクが限られるという意味だ。

例えば2時間のセクションに90分打ち合わせが入ってれば、残りの30分でメールチエックをいれようとほぼ自動的に実行するタスクが決まってくるだろう。

これがセクションという概念がないとどうなるか。メールチェックを1日のうちどこに入れていいのか。いちいち迷わなければならなくなる。

セクションはタスクリスト作成のための判断スピードを上げてくれる効果もあるわけだ。

プチデッドライン効果

吉越浩一郎さんではないが、セクションにより時間が限られていることで、2時間でこのタスクとこのタスクは終わらせる!というデッドライン効果が期待できる。

この時間帯でこれを終わらせようという短期目標により効率があがるのだ。短期目標が1日の中で複数できる状態となる。

セクションがない時と比べると生産性もかなり変わってくるというわけだ。

まとめ

そもそも僕がセクションという概念に出会ったのは佐々木正悟さんのクラウド時代のタスク管理の技術を読んでからだ。

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この概念も目から鱗で、すぐに取り入れた。タスクリストの作成、タスク管理にはなくてはならない概念となっている。

一方で、タスク管理をしていない人でも役立つ概念だと思う。

ということで、参考にしてほしい!!!

タスクシュートに興味がある方はこちら↓

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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