サラリーマンがToodledoとタスクシュートで「残業ゼロ」を実現するタスク管理のやり方

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サラリーマンである僕が日頃どのようにタスク管理しているか。

このエントリーで簡単に紹介をしたいと思います(2016/6/25追記:このエントリーを書いた後、さらに詳しく整理されたエントリーを書きましたのでよろしければこちらもご覧ください)。

このタスク管理手法のベースは佐々木正悟さんの「クラウド時代のタスク管理の技術」です。

特にToodledoの使い方はほぼそのままなので、このエントリーを見てタスク管理に興味を持たれた方はそちらを読まれることをオススメしておきます。

クラウド時代のタスク管理の技術
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まずは、Toodledoをタスクの母艦として活用する

設定としては、今日が2014/7/20。明後日の7/22(火)から仕事だという場合を想定しています。

まず、Toodledoで下の画面のように全てのタスクを(火)~(金)の4日間に割り振ります(通常は(月)~(金)で割り振ります)。

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この画面は22日の火曜日の例(タスク一覧)になります。22日に実施するタスクが全て一覧化されています。

またご覧の通り、1日の中でも2時間ずつ時間を区切って仕事を配分しています(この辺の理由についてはまたあらためて)。

この作業を土日どちらかで30分程度かけて行っています。そうすることで、(予定通りいけば)この1週間は無事過ごせるという安心感を得ることができるのです。

この絶大な安心感が大切なのです。「来週仕事が終わらなかったらどうしよう」というストレスから解放されることができるのです。

会社へToodledoで作成したタスク一覧をメールする

次にTaskcopyというブックマークレットを使い、Toodledoにあるタスク一覧をコピーします。

上の設定でいけば、今週は火曜日から仕事なので、火曜日のタスクをTaskcopyを使ってコピーします。

コピーしたら、それを会社のメールアドレスにメールします。

会社でタスクシュートへメールで送ったタスクリストを転記する

会社に出社したらタスクシュートを起動して、メールを開き、自分宛にメールしたタスクリストをタスクシュートにコピペします。

所要時間とセクションなど細かいところは手入力が必要となりますが、慣れてくるとこの作業はほとんど時間がかからないようになります。

まとめ

会社によってセキュリティの高低はあるので、一概にサラリーマンならここに書いた手法ができるとは限りません。

しかし、私の会社はそれなりにセキュリティが高いですが、2年半以上この方法を実践してきて、何も問題は起きていません。

タスクシュート自体はデフォルトの状態であれば単なるEXCELシートです。会社に自宅等からファイルやメールを送れないという方以外はこの手法を取り入れることができると思います。

色んなやり方を今まで試してきましたが、今はこのやり方に落ち着いています。「こんなやり方があるよ!」という方がいらっしゃったら、是非意見交換させてください。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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