タスク管理をどうやって習慣化させるか

タスク管理をどうやって習慣化するか。
今回は自分がどのように習慣化したか振り返っていこうと思う。
かかる時間を把握する
1つめはかかる時間を把握すること。
週次レビューを習慣化させるのに一番苦労をした。
自分として一番効果があったのは、「かかった時間を図る」こと。
何回かかかった時間を計測すると、(例えば)「1時間あれば終わる」ということがわかる。
そうすると「土日のどの時間帯にやろう」と計画もできるので、とりかかる心理的負担を大きく減らすことができた。
「継続は力なり」を意識する
2つ目は「継続は力なり」という原理原則を意識すること。
何か大きな武器を手に入れたいなら、地道な努力が必要だという意識が大切だと思う。
人気ブロガーも毎日地道にブログを書いている。
タスク管理のスキルを上げたいなら毎日タスク管理をするしかない。
自分の場合は、仕事力をあげるための大きな武器としてタスク管理を習慣化するという意識があったのも習慣化した大きな要因だったと思う。
続けることで効果を実感する
ある程度習慣化して続けると、その効果を実感できる。
自分の場合はやらなければならない仕事が多かったが、Toodledoやタスクシュートに仕事が放りこまれているので、仕事を頭で覚えておく必要がなくなりストレスが激減した。
そうすると当たり前だが続けるメリットがあるので、習慣化した。
まとめ
色々書いたが、個人的に一番重要だと思うのは「かかる時間を把握する」ことだと思う。
1時間あれば終わるんだという心理的安心感が大きい。
人間の時間感覚はいいかげんなので、「かなりの時間が取られてしまう」という先入観を持ってしまうととりかかることができなくなる。
最初の自分はまさにそうだった。
ともかく取り組むのための心理的ハードルをいかに下げられるか。
ここにフォーカスして取り組むと上手くいくと考えている。
この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。