TaskChuteが行動を強力に後押ししてくれる理由

TaskChuteの素晴らしいところ。それは、タスクリストを作った際に予定終了時刻が自動的に表示されることだ。

仕事の見通しが見えるということ。これはタスクの先送り防止に向けてに絶大な効果を発揮する。

今日は見通しが見えることがなぜ行動に結びつくのか。経験則から説明しよう。

さぁ、今日もいってみよう!!!

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人は現実を知らされることで行動できる

仕事をしていればよくあることだが、僕は先日もタスクを先送りしそうになった。

脳のエネルギーをそれなりに消費するクリエイティブなタスクであったため、気が進まない。ここで自分との格闘が始まる。

「このタスクは明日に先送りしようか?でも明日は明日の仕事で一杯で現実的に無理だ。よし、今日の夕方だ。電話が鳴らなくなってから、落ち着いてじっくり取り組もう」。

脳みそは、一見合理的な理由でタスクを先送りしようとするのだ。

しかし、TaskChuteの予定終了時刻を見ると、一気に現実に引き戻される。

「今日の予定終了時刻は19:00。ということは、今日中にこのタスクはいずれにせよ、やることになる。夕方は脳のエネルギーが残っていないだろう。明日に先送りはできない。それなら仕方ない、やはり今からやるか」。

予定終了時刻を見ることで、一旦その日の仕事の全体像を冷静に見つめなおすきっかけとなる。

あくまで見通しではあるが、現実を突きつけられることで脳の都合のいい言い訳を信用すべきではない。そう気づかせてくれる。それが見通しなのだ。

見通しが見えることは、習慣をも後押しする

見通しが見えること。これは行動を習慣化することにも重要なことだと思ってる。

ランニングを毎日実施した先に、健康な身体が待っている。そのような見通し、すなわちイメージができている人はランニングを習慣化しやすい。

タスク管理を毎日実施した先に、自由な時間を増やしている自分の見通し、イメージができている人は、同じくタスク管理を習慣化できるだろう。

見通しはこの場合イメージとも言える。イメージができている人は、その行動の必要性を感じることができる。

そして必要性を感じてこそ、人は行動に移すことができる。

だからこそ、習慣化したい行動がある場合は、習慣化に成功した人の書籍などをまずは読み込むことをオススメする。

成功したイメージを自分に植え付ける。そうすることで、「なぜ自分はこれを習慣化したいのか」が明確になる。そうすれば、新しい習慣を行動に移すのが簡単になる。

習慣化できない人は、そのやり方に問題があることもあるが、そもそも本当に自分がその行動の必要性を感じていないことが主な理由であったりするのだ。

何かを習慣化するということは、それなりの時間と労力が必要となるわけだ。そのためには自分が本当にそれを必要と感じる必要がある。単なる憧れでは、行動を習慣化することはできない。

まとめ

見通しが見えるということ。それはその日の行動であったり、習慣であったりと、行動を後押しする強力な要素だ。

人は見通しが見えることで、現実を知り、冷静な行動をとることができる。また見通しが見えるから、頑張れたりもする。

見通しを常に見えるようにしておくこと。例えば目標を壁に貼り出す。タスク管理ならTaskChuteを使う。

こういった小さな行動が、習慣に繋がっていくのだ。

あなたは今日からどうやって見通しを把握するだろうか?

ということで、参考にしてほしい!!!

今日の朝は日本茶のいつでもスタオバより

タスクシュートに興味を持たれた方はこちら↓

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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