正確なタスクリストを作るためにまず始めること

正確なタスクリストを作りたい。タスク管理を始めると次第にそう思うようになる。
ではどうしたら正確なタスクリストが作れるようになるのか。
今日はそのコツを紹介しよう。
時間を計測することから全ては始まる
正確なタスクリストの前提条件はタスクの見積り時間が正確であることだ。
タスクを正確に見積もるには、自分の時間感覚を磨くしかない。
その一歩は実際にタスクにかかる時間を計測してみて、「うぉ、もうこんな時間が経っていたのか」という感覚を経験するしかない。
だからこそ、時間を計測してみることが何より大切だ。
ルーティンと割り込みタスクという固定時間を把握する
いきなり全てのタスクの時間の計測なんて無理だ。そうかもしれない。であれば、まずはルーティンタスクと割り込みタスクだけでも計測してみよう。
割り込みタスクについての詳細はこちら↓
割り込みタスクを計測する | いつでも スタオバ!!!
一般的なサラリーマンであれば、1日の半分以上はこの二つのタスクに時間をとられているはずだ(是非計測してみて、驚きを体験してみてほしい)。
だからこそ、この二つのタスクの時間の見積りが正確になれば、正確なタスクリストにかなり近づくわけだ。
一週間でもいいので、計測をしてみよう。そして、平均の時間を算出して、見積り時間とする。
まとめ
完璧なタスクリストは存在しない。見積りはあくまで見積りだ。実態とは必ず差は生じる。
でもある程度正確なタスクリストは工夫次第で作れる。実際に仕事にかかる時間を計測し、その平均値をとることを積み重ねる。
ここに書いたように主要なタスクだけで十分だ。
そして今はTaskChuteを筆頭として、スマホを使えば簡単に計測ができる。
タスクシュートはこちら↓
だからこそ、まずこの手法を試してほしい。自分の時間感覚と現実との違いに驚くだろう。そして、継続することで仕事をコントロールする感覚も徐々に味わえるようになる。
ということで、参考にしてほしい!!!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。