TaskChuteを活用すれば日次レビューもうまくいく

僕のタスク管理歴はもうすぐ3年になろうとしている。そんな僕の課題は今まで日次レビューをきちんとできていないことだった。

しかしその打開策を発見したので紹介しよう。

そもそも日次レビューって何?ということ方はこちら↓
タスク管理にいうレビュー、スタートって何? | いつでも スタオバ!!!

そもそもなぜ日次レビューが習慣化しないのか

一番の理由は今までその効果を実感できなかったからだ。毎朝5分くらいで前日の行動ログを振り返るのだが、いまいち「やってよかった」と感じたことがなかった。

タスク管理の経験がそれなりにあるだけに、自分としては効率良く仕事を進めている自信もある。だからこそ、前日の行動ログを見ても「反省点はないなあ・・」と思うことがほとんどだった。

「人間はその必要性を感じないと行動は習慣化しない」というのが僕の持論だ。

ではどうしたら効果を実感できるのか

しかし日次レビューに効果がないということはないはずだ。タスク管理のスペシャリストである佐々木正悟さんや大橋悦夫さんも効果があるからやっているわけだ。

とすれば、僕のやり方が悪いということになる。ではどうしたらその効果を実感できるようになるか考えてみた。

それがTaskChuteの「タスク実行後のコメント」の有効活用だ。

早速どうやるのか、見てみよう

最新版のTaskChuteのサンプルを例にとる。まず、リストの一番上にある移動タスクを完了したとしよう。移動を開始したときに開始時刻は入力しているので、終了時刻を入力する(この場合は9:15)。
task

そうすると、タスクを評価しろとポップアップがでるので入力する(ちなみにいちいちポップアップが煩わしければ設定で表示しなくすることもできる)。
task

その後、このタスクについてコメントしろとポップアップが出る。これが今日のポイントだ。感じたことがあればきちんとこの時に書いておこう(この画像の例のように適当にコメントしないように)。
task

タスク実行後のコメントと評価がTaskChuteに反映された!
task

どんな効果があるのか

僕の場合、翌日に前日の仕事のレビューをしていた。そうすると、一つ一つのタスクで感じたことを忘れているので、思い出すのにエネルギーを消費することになる。

これが自分の中で心理的ハードルになっていた。

でもリアルタイムでタスク実行後にコメントを残しておき、それを翌日振り返れば思い出す労力はなくなる。

そうすると日次レビューが非常に楽になる。

このように仕組み化することで、習慣化できるようになるというロジックだ。

まとめ

最近ブログをきっかけに自分のタスク管理を見つめなおしていた。

そうしたら、今までなかなか上手く習慣化できていなかった日次レビューについて考えることになった。それが今日のエントリー。

タスク実行後のコメントの機能について前から知っていたが、「めんどくさくないか?」と正直思っていた。

しかしである。やはり先駆者は偉大だ。

何かを習慣化するには自分なりに仕組みを整えることが重要というお話。

ということで、参考にしてほしい!!!

Feedlyへの登録はこちら↓
follow us in feedly

関連エントリー

週次レビューを習慣化するためにはどうしたらいいか | いつでも スタオバ!!!

TaskChuteはこちら↓

参考書籍

クラウド時代のタスク管理の技術
東洋経済新報社 (2013-05-02)
売り上げランキング: 28,336
スマホ時代のタスク管理「超」入門―「いつかやりたいこと」を「今からやること」に変換する
佐々木 正悟 大橋 悦夫
東洋経済新報社
売り上げランキング: 133,681

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告