タスク管理にいうレビュー、スタートって何?

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タスク管理でよく出てくる週次レビューとか、日次スタートって何?という疑問について今回は簡単に触れたい。

タスク管理には①スタートと②レビューという考え方がある。

日次スタートといえば、その日1日にやることを計画(リスト化)すること。
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日時レビューといえば、その日を振り返ることをいう。
タスク管理で一日の行動記録を取っている人ならそのログを見返せば、
自分がその日とった行動を簡単に振り返ることができる。

週次スタート、レビューはそれを1週間単位で計画(リスト化)、振り返るということだ。

最初のうちはレビューにあまりこだわる必要はないと思う
タスク管理を始めた初期の段階では、
日次レビューや週次レビューは無理せずサラりとやったほうがいいと思う。
もちろん自分がやりたいと思う時はいいが、
「やらなければならない」と思うようになると続かなくなるので、
そんな時は無理せずサラりとやることをオススメする。
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ルーティンタスクにかかる時間だけは把握しておこう

唯一、レビューでこれだけはやっておいたほうがいいと思うのは、
ルーティンタスクにかかる時間を把握すること。
人によると思うが、自分が毎日やっているタスク、
例えばメールチェックなどはログで平均時間をとっておくといい。
自分がメールチェックに30分毎日取られていることに気付けば、
日次スタートのメールチェックの所要見込み時間を30分とすればリストの精度が高まる。
また、「こんなにメールチェックに時間を使っていたのか」という驚きの事実も知ることができる。
最初はそういった主なタスクだけにフォーカスしてやっていくのがいいと思う。

まとめ

自分のタスク管理を振り返ると、まず日次スタートでリストを作りひたすらタスクシュートでログを取っていった。そして、主なルーティンタスクにかかる時間を把握し、リストを正確にしていくことに重点をおいていった。
週次レビューも今でこそ習慣化したが、当時は全く続かなかった。
でもそれでいいんだと思う。完璧を最初から求めない。
まずはできることから続けていく。これが習慣化のコツだと思っている。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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