TaskChuteではタスクをし忘れることはないワケ

最近TaskChuteを使わない時期があった。ある緊急プロジェクトの統括となり、フロアと端末を常に行き来する環境となったからだ。
常に様々なタスクを即断即決しなければならない環境であり、常に動き回るのでログを取る時間も取る意味もあまりない状況だった。
そんな環境であらためて感じたTaskChuteの意義および効果を紹介したい。
ログを取り続けるので常にタスクリストをみれるというメリット
あまりに時間もなかったが、タスク漏れをおこしたくなかったので朝自宅でToodledoでタスクリストはザッと作成し、会社へはメールで送っておいた。
参考エントリーはこちら↓
・サラリーマン×Toodledo×タスクシュート | dream4luckのいつでも 「スタオバ」!!!
そしてタスクシュートは使わず、そのタスクリストを印刷して紙で管理した。しかしここで問題が発生する。紙のタスクリストだと忙しく走り回っていると確認するのをつい忘れてしまうことがけっこうあった。
そうすると帰る時に「あぁ、このタスクやり忘れた!」という悲惨な事態が起きる。
TaskChuteであればログを常に取り続けているので、常にタスクリストを見ることになる。タスクが消化できなかったという事象が発生することはあっても、タスクをやり忘れるという事象はまず発生しない。
ルーティンタスクを確実にこなせる
それでも重要なタスクはさすがに忘れないので紙のタスクリストでも致命傷は負わない。しかし、ルーティンタスクを完全に忘れてしまうことに気づいた。
例えば「1日一つ書類を捨てる」など重要だが緊急でないタスクを忘れる。これも致命傷こそ負わないが、やらないことで少しずつ影響が出てくる。
TaskChuteを使っている時ならタスクリスト通りただ目の前のタスクをこなしていけば、ルーティンタスクが消化されていく。その状態に慣れてしまうともうルーティンタスクを自力で思い出す気力すら出てこない。
まとめ
やはりTaskChuteは偉大だ。何と言ってもログを取るというシステムなので、常にタスクリストを見ることになる。タスクリストを見忘れるということが発生しない。
つまりタスクをし忘れるという事態が発生しない。タスクをやるかやらないかは全て自分でコントロールできるということだ。これは紙でタスクリストを作っている人からしたら画期的だろう。
タスクリストを作るなら、やっぱりTaskChuteだ。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。