忙しすぎる人達の共通点!その前提が変わらないからあなたは忙しい

先日仕事で緊急事態が発生した。

集中的な対応が必要となったため、別室で限られた人数でその事態に対処していた。

人数を限定したのは、その方が効率が良いと判断したのと、緊急事態による業務の繁忙の影響をメンバー全体に及ぼさないためだった。

集中対応していた初日の夕方、一部メンバーから「何か手伝うことないですか?」、「何も手伝えてなくてすいません」などと、声をかけられるようになった。

僕としては「え?仕事をあなたたちにお願いしていないのだから、当たり前じゃない」と思った。

しかしここで一つ気づきをえたので、シェアしたいと思う。

テーマは「人の仕事を奪う」。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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人の仕事を奪うということ

まずはじめに、今回声をかけてきたメンバーに何が起きたのか考えていきたい。

想像に難しくないが、今回緊急の業務に携わらなかったメンバーは「罪悪感」を抱いたのだ。

組織として緊急事態になっているにもかかわらず、一部メンバーだけがその負担を被っており、自分達は何もできていないという「罪悪感」。

そう。人はたとえ忙しくても、基本的に人の役に立ちたいと思っている。

この前提をまず理解する必要がある。

そうすると日常的にも共通する課題が浮かび上がってくる。

人に仕事を任せない罪

ビジネスマンの中には、人に仕事を任せず全部自分でやろうとする人達がいる。

正確に言うと、「任せられない」人達だ。仕事がデキる人ほどこの傾向は強い。

「自分がやったほうが早い」、「あいつらが頼りなくて任せられない」、「どうせ断られる」。

こんな感じで、人を信用できない人達が仕事を任せられない人達。

でも先程の緊急事態のケースを思い出してほしい。人は人の役に立ちたいということ。

つまりあなたが仕事を全て自分でやってしまっているということは、あなたは他人の仕事を奪っているということになる。

人の仕事を奪いながら、「なんで自分だけこんなに忙しいのだー」と不満を抱いている。

そう、マゾなのだ(笑)。

苦手な仕事こそ、人にお願いする

ではどうしたらいいのか。

あなたの苦手な仕事をまず手放してみる。

僕達は完璧ではない。得意な仕事、苦手な仕事があるはず。

苦手な仕事を克服しようとせず、人に任せてみよう。お願いしよう。

その仕事が得意な人にとっては、「人の役に立てるチャンス」なのだ。

あなたは自分の得意な仕事でさらなる成果をあげればいい。

そうすることで、みんなハッピーになるのだから。

こんなことになることもなくなる。

まとめ

仕事がデキる人ほど。

仕事を自分で囲いこんでしまう。それはもちろん仕事がデキるからこそであり、責任感が強いからこそだ。

本人もそれがまわりの人のためだと思っていたりする。

しかし人は基本的に人の役に立ちたいと思っている。

あなたは他人が得意な仕事を奪ってしまっていないか。他人が人の役に立てる機会を奪っていないか。

今一度考えてみよう。

あなたはまわりのためだと思ってがんばって仕事をしているが、まわりは逆に手伝いたいと思っているかもしれないのだ。

ちょっと視点を変えるだけで、みんなハッピーになる道があるかもしれないのだから。

ということで、参考にしてほしい!!!

最近は朝オレンジジュースがはやり いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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