「がんばらなくていい」に対して勘違いしないためにあなたが知っておくべき2つの大切なこと

最近僕は「がんばらない」ことを提唱している。

まじめな僕達はついがんばってしまう。仕事でも「お客様に迷惑をかけてはならない」とがんばる。

自分を犠牲にしてがんばる。がんばる。がんばる。

これではいつまでたっても、僕達の心は豊かにならない。そして最終的には心がポキっと折れてしまう。

「がんばれば成果が出る」というのは必ずしも正しくない。逆にがんばらないほうが成果がでるとも言える。

僕が「がんばらない」を提唱する理由はここにある。とはいっても、それは「何もしなくていい」というわけではない。

がんばらない僕が、大切にしているものが2つある。今日はこのテーマで書いてみようと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

広告



「がんばらない」=「何もしなくていい」ではない

いくら「がんばらなくていい」と言っても、それは「何もしなくていい」というわけではない。

毎日テレビを見ているだけでいいはずがない。

このアドバイスは今までがんばってきた人に対するアドバイス。そう考えてもらったほうがいいだろう。

例えば新社会人が会社に入社して、「がんばらなくていい」と考え、適当に仕事をやる。

これでいいはずがない。

「がんばらなくていい」。そのアドバイスを勘違いしないために、あなたが知っておくべきことが2つある。

それは「がんばらない姿勢」を持つこと。そして「がんばらない仕組み」を整えることだ。

どういうことか。それぞれ見ていこう。

1.「がんばらない姿勢」は大切

「がんばらない姿勢」とはなにか。

それは人に頼るという姿勢だ。困った時に人に助けを依頼する姿勢。

僕達は問題に対してどうしても「自分で解決しなければならない」。そう思い込む。

しかし自分でできることには限界がある。また、自分が苦手なことでも、他の人が得意なことはたくさんある。

自分で全て解決しようとせず、上手に人の力を借りること。

この姿勢がない人は、いつか心がポキっと折れてしまうだろう。

2.がんばらない仕組みを整える

もう一つ大切なこと。

それは「がんばらなくてもいい」仕組みを作ろうとすること。

例えば楽に売上を上げるためにマーケティングの勉強をする。

短い労働時間でも仕事が回っていくようにタスク管理の技術を習得する。

なんでもいい。

自分ががんばらなくても、上手くいくためにはどうしたらいいか。

そこを「がんばる」。

ここだけはやっぱり必要となる。

まとめ

僕自身は昔「がんばる」人だった。

心のどこかで自分のがんばる姿勢に疑問を感じていたので、タスク管理を学び始めた。

先にタスク管理を学んでから、「がんばらなくていい」ことを学んだ。

タスク管理という「がんばらなくていい仕組み」と、「がんばらなくていい」という姿勢。

この二つがうまい具合に相乗効果を発揮して、今とてもうまくいっているのだと思う。

「がんばらなくていい」といっても。この「仕組み」と「姿勢」。この両輪は必要。

それががんばらない僕の最近出した結論だ。

ということで、参考にしてほしい!!!

最近髭剃りの調子が悪い いつでもスタオバより

あなたにオススメのエントリーはこちら

あなたにオススメの本はこちら

一生お金に困らない生き方
心屋 仁之助
PHP研究所
売り上げランキング: 1,309
クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう!
佐々木 正悟
東洋経済新報社
売り上げランキング: 160,863
マンガでわかる! 幼稚園児でもできた! ! タスク管理超入門
岡野 純
リットーミュージック
売り上げランキング: 8,853
スマホ時代のタスク管理「超」入門―「いつかやりたいこと」を「今からやること」に変換する
佐々木 正悟 大橋 悦夫
東洋経済新報社
売り上げランキング: 183,420

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告