心屋仁之助さんの「どうしても許せない人がいるときに読む本」から学ぶ!自分を縛るマイルールから解放され、ハッピーに生きるためのたった一つの方法

今日は昨日のエントリーの続きだ。

僕達は自分達が思っているよりずっと、「〜すべき」、「〜べき」、「〜してはいけない」という価値観(思い込み)に縛られている。

その植えつけられた価値観に気づくことができれば。

あなたは自分にもっとOKを出すことができる。その結果、ハッピーになれる。

昨日書いたエントリーの内容はそんなところだ。

ではどうしたらあなたは自分を縛る価値観に気づくことができるのか。今日はその方法について、書いていこうと思う。

さあ、今日も早速いってみよう!!!

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知らぬ間に作られた「マイルール」

まずは心屋仁之助さんの「どうしても許せない人がいるときに読む本」から一文を引用しよう。

仕事・人間関係 どうしても許せない人がいるときに読む本
心屋 仁之助
中経出版
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僕達は自分が「ダメな自分」になって嫌われないために、自分に対してたくさんの「禁止」をしています。

「〜してはいけない」というタブーをたくさんもっているのです。(中略)自由が制限されて、窮屈で、居心地が悪い。

だから、ものすごくイライラします。そして、このイライラがまわりにも飛び火して、あなたの中のタブーを破る人にもイライラムカムカしてしまう。

「許せない!」と感じてしまうのです。

「〜すべき」、「〜べき」、「〜してはいけない」という価値観はあなたの中の「マイルール」。禁止事項なのだ。

  • 傲慢になってはいけない
  • 人の悪口を言ってはいけない
  • 感情をあらわにして人に怒ってはいけない

僕達は人に嫌われないように。自分の身を守るために。いつの頃からか、自分の経験をふまえ、こういったマイルールを形成してきているのだ。

自分でも気づかないうちに、だ。

そしてあなたのマイルールに違反した人に対して、あなたはイライラするのだ。

そう、これがあなたの価値観を見つけ出すヒントになるのだ。

みていこう。

イライラから判明する「マイルール」

例えば「プライベートを犠牲にしてでも、仕事はがんばらなければならない」。

そんなマイルールをあなたが持っているとしよう。

あなたがバリバリと仕事をしている中、定時に部下が「お先に失礼します!」と帰っていったら。

あなたは間違いなくイライラするはずだ。

そう、自分がイライラしたときこそ。あなたが自分のマイルールを知るチャンスなのだ。

他に例をあげれば。

  • 自分が思ったことを自由に発言しているように見える人にイライラしたら。あなたは「言いたいことを自由にいうべきではない」というマイルールをもっている。
  • 部下が上司であるあなたに助けを求めてきた時にイライラしたら。あなたは「仕事は人に甘えず、自分で完結すべきだ」というマイルールを持っている。

そう。イライラした時に「なぜ自分はイライラしたのか」と考える習慣を持てば、あなたは自分の価値観、マイルールに気づくことができるのだ。

気づいたらどうしたらいいのかって?よろしい。

みていこう。

たった一つの方法は、自分を「許可」するということ

同じく、心屋さんの書籍から引用だ。

そのイライラを止めるためには、まず自分を許してあげることです。自分に禁止していることを「いい」に変えてあげる。

「〜していいよ」、あるいは「〜しなくていいよ」と、タブーから自分を解放してあげるのです。そうやって「ダメな自分」も認めてあげる。

この引用文がそのまま答えになる。

特に、「ダメな自分」も認めてあげるというところがミソだ。

僕達はいつも理想的な自分を求める。だからこそマイルールを作るわけだ。

でも僕達は人間。ダメなところ、汚いところもたくさんあるわけだ。それを否定しようとするから、マイルールを作る。自分を縛る。

その結果、どんどんストレスが溜まっていく。いつまでたっても、あなたは自分のことを好きになれない。

そうではなくて、ダメな自分も受け入れる。ダメな他人も受け入れる。そうすると、心がすーーーっと楽にならないだろうか。

僕達はダメかもしれないけど、同時に素晴らしい存在なのだ。この話の詳細はこのエントリーでは触れないけど、このことは大切なので頭に入れておいて欲しい。

だから僕達はダメなところを受け入れていい。どうせ「すごい」のだから。

ダメな自分も。アイツも受け入れる。そうすることで、あなたはもっともっとハッピーになれるというわけだ。

まとめ

「〜すべき」、「〜べき」、「〜してはいけない」。

この価値観、マイルールをいかに無くしていくか。あなたがストレスフリーでハッピーに生きていくには大切になる考え方だ。

その一つの手法として、イライラした時に自分がなぜ反応したのか。考える。

イライラしたということは、あなたがイライラしたその相手はあなたの「マイルール」を破ったことを意味するからだ。

そしてマイルールを認識したら。「〜してもいい」とマイルールを犯すことを許可してみる。

そうすることで、あなたの心はあなたのマイルールという鎖から解放されるだろう。ストレスが激減していくはず。

それを続けていけば、あなたはストレスフリーとなる。そして人生がハッピーになる。そういうことだ。

ということで、参考にしてほしい。

ダメな自分を認めることに関しては一流となった いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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