お金と時間はどちらが大切?なぜ家計簿をつけるあなたが、時間のログを取らないのか

残業時間を減らしたい。業務を効率化したい。

そんなあなたが最初にすべきこと。それはなんだろうか。

僕なら、始めに自分の時間の使い方を計測する。すなわち、時間のログを取る。

しかし、あまりにも多くの人が時間のログを取るという行為を取らない。

なぜあなたは、自分の時間のログを取ることから始めるべきなのか。今日のテーマはこれでいこうと思う。

さぁ、さっそく今日もいってみよう!!!

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記録無しで、どうやって無駄を認識するのか

僕自身も昔経験がある。残業時間が多すぎる時、まず始めに考えるのは「無駄な仕事を省こう」。

そして、「うーん。何が無駄かなぁ」と考えるのだ。

ここで一つあなたに質問しよう。

あなたは、仕事をする時、「これは無駄な仕事だ」と認識して仕事をしているだろうか。

答えがYESなら、効率化とは別の観点で色々問題がある。しかし、そういった例外的な事情がなければ、あなたの答えはNOのはずだ。

だとすると。認識していないその無駄な仕事は、考えることで発掘できるのか。

できないのは明確だ。多くの人が一生懸命、無駄な業務がないか日々考えては挫折していく。

その理由は、ここにある。

ログという厳しい事実を見つめる

ログを取るメリット。それは、あなたに厳しいが、事実を正確に伝えてくれるところだ。

自分が15分しか時間をかけていない。そう思っていたルーティン業務に、実は毎日30分かけていた。

1日のうち、外からの急な電話対応に実は3時間も取られていた。

こんな認めたくない事実が明らかになるだろう。あなたはこんな厳しい現実を知りたくないかもしれない。

しかし、こういった厳しい現実を知らずに、あなたの残業は減らすことができない。

例えばあなたがお金を節約したいと考えたとして。まず何をするだろうか。

支出を抑えるために、支出を記録しよう。家計簿をつけよう。そう考えないだろうか。

お金の節約では当たり前なのに、あまりに多くの人が時間となると、一気に無頓着になるのだ。

時間はお金と同等、いやそれ以上に大切なものにもかかわらず、だ。

ログを取ることは、そんなに難しいのか

では、ログを取るには具体的にどうしたらいいのか。実はそんなに難しい話ではない。巷では、時間計測のツールが溢れている。

僕がオススメするとしたら。それは言うまでもない。PCで使う「TaskChute」と、スマホで使える「たすくま」だ。

Taskuma — TaskChute for iPhone — 記録からはじめるタスク管理
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル

いずれも最高のログ記録ツールである。と同時に、タスクリストを作れるタスク管理ツールだ。

以下のエントリーを参考にしてほしい。

これであなたがログを取れない理由は無くなったのではないだろうか。

後はあなたが行動を起こすか否か、だ。それだけが問題なのだ。

さぁ、あなたはどうするだろうか。

まとめ

あまりに多くの人が、業務を効率化しようとする時に事実を見つめずに色々と考える。

ログを見る。それは厳しい事実かもしれない。しかし現状を把握せずに対策を打つことほど愚かなことはないと思う。

お金と同等以上の時間という資源に対して。僕たちは付き合い方を今一度、考える時がきているのではないだろうか。

そして全ては、ログを取ることから始まる。

そしてツールが豊富なこの時代では。ログを取るか否かは、あなた次第なのだ。

現状を打破するのか。このままの生活を続けるのか。

誰も強制はしていない。決めるのは、あなただ。

ということで、参考にしてほしい!!!

週末はMacを遂にいじれる!いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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