なぜ仕事のログを取ることがストレスフリーに繋がるのか

あなたは仕事のログをとっているだろうか。

ここでいうログとは。あなたが1日のうち、どの仕事にどれだけ時間を費やしているかの記録のことを言う。

どうしてそんなことをする必要があるのか。そう疑問に思う人もいるだろう。あなたもそうかもしれない。

今日はなぜあなたがログをとったほうがいいのか。一つお話をすることにしよう。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

広告



現実を知ることから始まる

仕事を始める前に「よーし、今日はバリバリ仕事するぜー」と意気込んだものの、1日終わったら「仕事が進んだ気がしない・・」。

あなたはそう思うことも多いのではないだろうか。タスク管理を始める前の僕もまさにそうだった。

仕事を始める前は。ものすごい集中力で、バリバリ仕事を片付けてしまう自分のイメージがある。

しかし仕事が始まると。

お客様からの問い合わせ、急な打ち合わせとバタバタと予定が入ってしまい、1日終わってみたらほとんど何もしなかったような感覚に陥いっていた。

ログをとる意味の一つは、この感覚を解消できることだ。

きちんとログをとれば、あなたが今日1日何をしていたかわかる。

あなたが一生懸命がんばっていたなら、がんばって仕事をしていたログが残っている。サボっていたならサボっていたログが残っている。

少なくとも「何もしていない」という感覚は消すことができる。

そしてもう一つ、ログから学べる大切なことがある。見ていこう。

自分の「無力さ」がわかる

ログをみると、自分のできることが限られていることがわかる。

仕事を始める前は、「あれもやって、これもやって」と今日やる仕事をたくさんイメージしていたはずだ。

しかし1日が終わってログを振り返ると。朝自分がやろうと思い描いていた仕事のほとんどが、未消化となっている現実を知ることになるだろう。

ここで大切なこと。それは自分のこの無力さを受け入れることだ。

時間は有限であり、自分ができることは限られていると知ること。そして「それでいい」ということ。

ほとんどの仕事が未消化で終わってしまったけど、それが普通。それでいいのだ。だってあなたは自分が無力だったことをそもそも知らなかったのだから。

やりたかったことと、実際にできたことの落差に落ち込む必要は全くないのだ。

プールで10km泳げと言われて、25mしか泳げなかった。でも自分が25mしか泳げないとあなたが知っていたら。あなたは落ち込むだろうか。

ログを取る意味。それは自分ができることは限られているということを知ることだ。

自分の無力さを知ることで、「今日も仕事が進まなかった」という罪悪感、ストレスを消すことができるのだ。

これがストレスフリーへの道を歩み始める、大きなきっかけとなる。

まとめ

仕事のログを取ることは大切。そう言われても、その理由がわからない。めんどくさい。

そう思う人も多いだろう。しかし今日書いてきたように、ログを取ることには大きなメリットがある。

その中の一つに、自分の無力さを知ることがある。

僕達はいい意味でも、悪い意味でも自分の能力を知らない。ログという現実を突きつけられることで、初めてそれを知ることができるのだ。

自分の無力さを知ったら、あなたにはそれを受け入れて欲しい。

間違っても、「もっとがんばらなければならない」と思って欲しくない。そのスパイラルに陥ると、破滅が待っている。

⚫︎全てを犠牲にして働き続けたその先にあるもの | いつでも スタオバ!!!

その逆だ。

できることは限られている。自分の力量を知り、自分のベストを尽くせばいいのだ。

それだけで、あなたはストレスフリーへの道を歩み始めることになるだろう。

ということで、参考にしてほしい!!!

今日のコーヒーはMサイズ いつでもスタオバより

⚫︎PCでタスク管理なら↓

⚫︎スマホでタスク管理なら↓

Taskuma — TaskChute for iPhone — 記録からはじめるタスク管理
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル

あなたにオススメのエントリーはこちら

⚫︎サラリーマンがToodledoとiPhoneアプリ「たすくま」でタスク管理を始める方法 | いつでも スタオバ!!!

⚫︎タスク管理でよりストレスフリーになるために、あなたにオススメしないこと | いつでも スタオバ!!!

⚫︎「がんばらなければならない」という思い込みを上手に外す方法 | いつでも スタオバ!!!

⚫︎タスク管理をより活かし、本当の意味でストレスフリーになるための方法 | いつでも スタオバ!!!

⚫︎タスク管理をストレスなく続けていくための方法 | いつでも スタオバ!!!

⚫︎「タスクの先送りをもうやめたい」あなたに読んでほしいエントリー | いつでも スタオバ!!!

⚫︎タスク管理をどうやって学び始めたらいいのか | いつでも スタオバ!!!

⚫︎「タスク管理は難しい」という思い込みをなくすということ | いつでも スタオバ!!!

⚫︎時間があってもやりたいことが前に進まない理由 | いつでも スタオバ!!!

⚫︎なぜToodledo×TaskChuteで最強のタスク管理が実現するか説明しよう | いつでも スタオバ!!!

⚫︎僕はどんなきっかけでTaskChuteを購入することになったのか | いつでも スタオバ!!!

あなたにオススメの本はこちら

クラウド時代のタスク管理の技術―驚くほど仕事が片付いてしまう!
佐々木 正悟
東洋経済新報社
売り上げランキング: 160,863
マンガでわかる! 幼稚園児でもできた! ! タスク管理超入門
岡野 純
リットーミュージック
売り上げランキング: 8,853
スマホ時代のタスク管理「超」入門―「いつかやりたいこと」を「今からやること」に変換する
佐々木 正悟 大橋 悦夫
東洋経済新報社
売り上げランキング: 183,420

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告