楽しく働くメキシコ人のサイトを見て今の働き方を見直そう-他人軸から自分軸に変わるために必要なこと

Facebookを見ていたら、メキシコ人が楽しそうに仕事をしているサイトを見つけました。

あなたはこれを見て、どう感じましたか?

僕は海外旅行に比較的行くほうだと思っていますが、外国に訪れるとこういった働き方をしている人も多いと感じます。

なぜ外国人の方はこんな風に楽しそうに仕事ができるのか。

なぜ僕達はこんな風に働けないのか?

昨日の朝、ぼんやりとそんなことを考えていました。

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仕事への執着が仕事の楽しみを奪う

おそらくですが。

彼らは仕事に執着していないのだと思います。

仕事に執着していないから、「がんばっていない」のです。

僕自身も昔そうでしたが、仕事に執着していると他人の視線ばかりが気になり、「他人に評価されるために」がんばることになります。

例えば他人に評価されるために、無理に仕事を引き受けたり、仕事を抱え込んでしまったりするのです。

仕事を一生懸命やることはいいことです。それ自体を否定しているわけではありません。

ただ、その「がんばる」原動力が問題となるのです。

「がんばる」原動力が、不安や恐れから来ていると、それは「がまんしている」ということになります。

これは心屋さんの言葉を借りれば、「自分らしく生きていない」ということです。

この状態で、楽しく働けるはずがありません。

むしろ自分ががまんしているので、他人にも同じくがまんを(無意識に)強要する「迷惑な人」になります。

恥ずかしながら僕自身が昔そうでした。

仕事に執着しなくなると、他人の目線があまり気にならなくなります。

いかに自分の得意な仕事で他人に貢献するか。そんな風に「自分軸」で考えて仕事をするようになります。

僕自身も仕事に執着しなくなってから、自分が得意な仕事で人に貢献することを常に心がけてきました。

苦手な仕事は極力それが得意な人に助けてもらう。お願いする。

その代わり自分が得意な仕事は率先的に引き受けるようにする。

他人がそれをどう評価するかは問題ではないのです。評価が「自分軸」だからです。

働き方、人生を考える時間を確保する

僕達は自分の人生を考える時間を一定程度持つべきだと思います。

あまりに多くの人が目の前の仕事をこなすことで精一杯になっています。

そして多くの人が、このまま働き続けたその先に何が待っているのか。考えていないようにも思えます。

僕は入社3年目に吉越浩一郎さんの書籍を読み、仕事に執着して生きていくことに疑問を持ってしまいました。

それがタスク管理をはじめ、今の生き方に繋がっています。

せっかくこのエントリーを読んでいただいたなら、あなたにも是非考えて欲しいのです。

あなたはこのままずっと今のペースで働いていて、将来後悔しませんか?

仕事を優先しすぎて、家族や友人、自分の人生を楽しむことを疎かにしていませんか?

理屈はわかるけど、自分を変えることができない。そんな風に感じる人も多いと思います。

そんな人は、少しずつでいいのです。

自分がやりたくないことには「NO」と言い、自分がやりたいことをやるようにしましょう。

自分ができるところからで、いいのです。

僕だって、そうして少しずつ行動して、今に至っているのです。

タスク管理もゼロからはじめました。このブログだって、ゼロからこうして毎日コツコツ書いてきました。

あなたもそうなろうと思えば、必ずなれます。

他人軸の生き方と、自分軸の生き方。両方を経験してみて思うことがあります。

自分らしく生きることは、必ずしもいいことばかりではありません。

様々な葛藤が生じるというのが、正直なところです。不安になることもあります。

ただ一つ言えるのは、自分軸で生きるほうが他人軸で生きるよりもずっと楽で楽しいです。

僕達が自分らしく生きて、うまくいかないわけがない。僕はそんな風に思っています。

どうでしょう?あなたも今日からはじめの一歩を踏み出してみませんか?

僕はこれからも、前に進んでいこうと思います。

そしてその経験をこうして綴って、少しでも他の人に伝えていけたらいいな。

そんな風にこれからも楽しく生きていこうと思います。

今日からあなたにできること

自分がやりたくないことには「NO」と言い、自分がやりたいことをやるようにしよう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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