一つのことに執着しているから、うまくいかない-複数の軸を持つことで、執着を手放す方法

あなたは一つのことに執着しすぎていないだろうか。

仕事、スポーツ、恋愛、結婚、などなど。

それでうまくいっているなら、それでいいかもしれない。でももし、今あなたがうまくいっていないなら。

それはなぜだろうか。

がんばりが足りないから?才能がないから?あなたに魅力がないから?

そうかもしれない。でもそうではないかもしれない。

僕の経験から、少しこの点について考えてみようと思う。

さあ、今日も早速いってみよう!!!

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一つに執着するから、うまくいかない

何か一つのことに一生懸命取り組むことはいいことだ。それ自体を僕は否定するつもりはない。

しかしそれに執着するとなると、話は変わってくる。

執着するのがなぜよくないのか。

それはあなたが自然体でなくなることだ。

執着している状態とは、不安からがんばりすぎていたり、力が入りすぎていたり、とにかく不自然な状態。

そんな状態では、そのことをがんばっていてもうまくいかないことが多い。

うまくいっているように見えても、あなたはストレスと疲労で身も心もボロボロのはずだ。

なぜ執着していると、うまくいかないのか。

例えばテニスの場合。緊張して体に力を入れすぎていると、逆にパフォーマンスは下がる。

結婚することに執着していると、自然体でいられなくなるから、その人の魅力がうまく相手に伝わらない。

そう。何かに執着することは、どんな形であれ、あなたの人生の豊かさを奪うのだ。

だからこそ、執着は手放したほうがいい。

執着を手放すには、複数の軸を持つこと

執着を手放す方法はいくつかあるが、一つオススメなのは自分の中で複数の軸を持っておくことだ。

例えば仕事に執着している人は、家庭との時間を大切にしてみる。ブログなどの夢中になれる趣味を持つ。

仕事とは別で、何か夢中になれるものを見つけてみる。

そう。何かに執着している人は、他のことに夢中になることで、ようやく今執着していることを手放せるようになる。

そうして仕事に執着しなくなり、あなたが自然体になっていくと。逆に仕事は上手く回り出す。あなたの人生もうまく回り出す。

だからこそ、複数の軸を持っておくことは人生を豊かに生きるためには必要なのだ。

まとめ

世の中には何か一つのことに執着している人が多い。仕事、スポーツ、恋愛、お金、名誉。

何かに夢中になることと、執着することとは全く違う。その原動力は「好き」か、「不安」かで全く違うのだ。

夢中とは、「好き」が原動力。執着は何かを失いたくないという「不安」が原動力なのだ。

不安が原動力の執着の状態では、あなたは自然体ではない。だからこそ、表面上問題がなさそうでも、その人の人生は「何かしっくりこない」状態となる。

そう。満たされないのだ。

満たされるためには、様々な執着を手放す必要がある。特に今あなたが一つのことだけに執着しているのであれば。

何か他に夢中になれることを探そう。今まで家庭に時間を費やせなかった人はまず家族と過ごす時間を増やすことからはじめてもいい。

今執着していること以外に楽しいこと、大切にしたいものがあらわれれば、あなたの執着はなくなっていく。

そうすれば、あなたは自然体となり、本来の自分をとり戻していく。自然体のあなたこそが、一番いいのだ。

きっと「しっくりこない」と嘆いていたあなたの人生はいい方向に向かうことになるだろう。

ということで、参考にしてほしい!!!

昔テニスと仕事に執着してた いつでもスタオバより

今日のメッセージ

一つのことに執着している人は、他に夢中になれることを探そう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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