なかなかとりかかれないタスクを片付けるには、「ザコキャラ」から倒していく

例えばブログを20分で書く場合。
20分だけとわかっていても。自分なりの「仕組み」がないとなかなか簡単に着手できない人もいるはずだ。
同じように、仕事でも。あるタスクになかなかとりかかれない。そういう時もあるだろう。
こんな時に、どうしたらいいのか。今日はブログを書くというタスクを例に、このテーマについて書いてみよう。
さぁ、今日も早速行ってみよう!!!
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タスク内のタスクを分割する
例えばブログを20分で書くというタスクの場合。
あなたの中でこのタスクが習慣化していない場合、「20分で果たしてブログを書くことができるのだろうか?」という不安がある。
この心理的ハードルによって、なかなかあなたはこのタスクに着手することができないわけだ。
こんな時は、タスク内のタスクを分割してみる。いわゆる「プロジェクト化」だ。
例えばブログを書くというタスクの場合、以下の工程に分けられるだろう。
- ブログの構成を練る
- 本文を書く
- 関連エントリー(リンク)を作る
- 画像を挿入する
- タイトルを決める
まずそのタスクの全体像を視覚化すること。心理的ハードルを下げるために必要な作業だ。
とりかかりやすいものから、片付けていく
ブログを書くというタスクを分割したら、とりかかりやすいものから片付けていこう。
とりかかりやすいタスクとは、時間の見通しがたっているタスク。例えば「関連エントリー(リンク)」を作るというタスク。
このタスクは、あまり頭を使わず、機械的にリンクを貼っていけばいいだけだ。
毎回同じ作業になるため、一回5分かかったから、次とりかかる時も5分で終わる見通しが高い。
人は見通しがたっていると、心理的ハードルが下がる。
逆にブログの「本文を書く」というタスクは、自分の考えがまとまらないかもしれない。そういった見通しの不透明さが、心理的ハードルをあげるのだ。
そしてその不透明なタスクとともに、他のタスク(関連エントリーを貼る等)が入り混じってると、余計にそのタスクの不透明さが増す。
だからこそ、「本文を書く」という一番不透明なタスク以外のタスクを先に片付けてしまえばいいのだ。
RPGでラスボスと一緒にザコキャラがでてくるから、大変に感じる。まず、ザコキャラから倒して、ラスボスだけに集中するようにする。
着手さえしてしまえば。タスクは完了する確率は圧倒的に高まるからだ。
まとめ
あるタスクにあなたが手を伸ばせない場合。
そのタスク内のタスクを分割すると、そのタスクの中でも着手がしやすいものと、しにくいものが混在していることがわかる。
その場合、まず着手がしやすいものから片付けていくのがいい。
RPGでいえば。最も着手しにくい「ラスボス」と一緒に出現するザコキャラを先に片付けて、一気にラスボスに集中攻撃を仕掛けるのだ。
ラスボスとザコキャラが同時にあらわれるから、大変そうに見える。
まずザコキャラから倒していく。そうすれば、あなたがラスボスを倒す可能性はぐっと高まる。
ということで、参考にしてほしい!!!
今日も飲み会やー いつでもスタオバより
今日のメッセージ
タスクに手が伸びない時は、まず片付けやすいタスクから片付けていこう!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。