執着しているものを捨てるためには原理原則を知る必要がある-心理的ハードルを下げて行動につなげるために

僕達は外的な要因で心を満たすことはできません。

自分の心を満たすためには、自分の内面、物事に対する「感じ方」を変えなければならない。

そして感じ方を変えるには、執着しているものを捨てる必要がある。

これが昨日までの話です。

執着しているものを捨てる。これは簡単にはできないことです。

なぜか。

それは失うのが怖いからこそ、あなたはそれに執着しているからです。

簡単に捨てることができるなら、とっくに捨てているはずなのです。

そう。執着しているものを捨てるには、相当な覚悟、勇気が必要なのです。

ではどうしたら覚悟を決めて、一歩踏み出すことができるのか。

それが今日のテーマになります。僕の経験から話をしていきましょう。

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まずは原理原則を知る

結論から言えば、原理原則、いわゆる「知恵」をつけることだと思います。

まずは、です。

原理原則とは、わかりやすい例で言えば「継続は力なり」です。

何かに成功している人は、その何かをずっと続けてきた人です。ブログ、タスク管理、スポーツ。なんでもそうです。

そう。原理原則を知るとは、「成功している人の共通点を見つけること」とも言えるかもしれません。

まずあなたが「こんな人になりたいな」と思う人がいたら、その人の書籍を読んでみる。

そしてできたらその人に会いに行って、直接成功法則を聞き出すのも効果的です。

思えば僕自身は20代からこれをやっていました。

自分が「すごいなぁ」と思う人の本をひたすら読んでいく。

20代の頃は吉越浩一郎さんに憧れていましたので、彼の書籍は全て読みました。

その他の方の本や、自己啓発本もかなり読んだと思います。最近だと心屋仁之助さんですね。

こうした本をひたすら読んでいくと、いわゆる成功法則、知恵、原理原則が見つかってくるのです。

そしてそれを確かめに、色んな人に会いに行く。その人が主催するセミナーに行ったり、直接連絡をとって会いにいく。

こうして自分の中で原理原則を理解することで、捨てるための「行動」につなげる。

それが目的になります。

執着を捨てようと思った時、簡単に言えば「失敗する」、「何かとんでもないことが起きる」と思うからあなたは一歩踏み出せないわけです。

「原理原則からすれば、とんでもないことは起きない」と知ることで、怖さを和らげることができます。

だから原理原則を知るのが大切なのです。

経験上、不安がゼロになることはありません。

しかし、20階建のビルからバンジージャンプする予定だったのが、5階建のビルに姿を変えるくらい、怖さを和らげることはできます。

そう。いきなり20階から飛び降りることはできません。

原理原則を知り、「怖いけど、理論上は大丈夫そう」と確信して、ようやく5階から飛び降りることができるのです。

執着を捨てるには、最後は「エイや!」と飛びおりるしかないわけです。

原理原則は飛びおりる舞台の高さを下げる役割を担うということです。

飛びおりること自体には変わりはありませんが、心理的ハードルはグッと下がります。

だからこそ、原理原則を知ることが大切になるというわけです。

今日からあなたができること

自分が憧れる人の本をまずはたくさん読もう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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