人にイラっとされずにスムーズに相談を持ちかける簡単な方法

今日はスタオバ君の職場の話だ。スタオバ君の職場のメンバーは忙しい。以前はメンバーに何か相談しようと思って声をかけたら、相手は少しイラっとしているように見えた。

しかしあることに気をつけるようになってから。相手が嫌な顔をせず、自分の話を聞いてくれるようになった。

今日はスタオバ君がどんなことを気をつけるようになったら、気軽に忙しいメンバーに声をかけられるようになったのか。

このテーマで話をすることにしよう。さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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打ち合わせ時間の見通しを伝えるということ

人に声をかけてイラっとされない方法。それはずばり、打ち合わせ時間の見通しを伝えることだ。

自分に置き換えて考えてみてほしい。人から「今ちょっといいですか?」と声をかけられたとする。

自分が暇な時はいいんだが、僕達は基本忙しい。声をかけられた時僕達が一番知りたいこと。それは、「この打ち合わせにどれくらい時間がかかるのか」ということなのだ。

打ち合わせに30分かかるなら「後にしてほしい」と言いたい時に、「ちょっといいですか」と言われても。

あなたはきっとイライラしてしまうだろう。

それと同じことをあなたはしていないだろうか。だからこそ、事前に見込み時間を伝えることが大切なのだ。

事前に見込み時間を伝えることで、相談された相手は自分がどれだけ時間を取られるか見通しが得られる。

見通しが見えることで、人は安心することができるのだ。

見込み時間は外れてもいい

「そんなこと言ったって、見込み時間を外したらどうすればいいのか」とあなたは質問したくなるだろう。

結論から言えば、「外れてもいい」のだ。重要なのは相手に気持ちよく相談にのってもらうことだからだ。

相手にとって重要なのは「この打ち合わせに今時間を費やすことができるか否か」であり、打ち合わせの時間が短いのか、長いのか。そこがポイントなのだ。

5分の打ち合わせと言ったのに、15分かかってしまったとしても。怒る人はほとんどいないはずだ。

しかしもしあなたが極度に見込み時間を誤るのであれば。対策は打ったほうがいい。

人に相談する前にどのように相手に話したい内容を伝えるか。打ち合わせの段取りを考えてから打ち合わせに臨むようにするなど、努力は必要だろう。

まとめ

タスク管理でも同じだが、人は見通しが見えると安心する。ゴールは10キロ先だよと言われて歩く10キロと、距離を知らされずに歩く10キロでは疲れが全く違うのだ。

人に相談をする時に、「今5分だけいいですか?」といった感じで見込み時間を伝えるようにするだけで。

びっくりするくらい周りの表情は穏やかになるだろう。ずっと仕事は進めやすくなる。

声をかけるタイミングを見計らって実践すればさらに効果はUPする。

見込み時間は外れてもいい。どんどんチャレンジしていってほしいと思う。

ということで、参考にしてほしい!!!

声をかけるタイミングは相手が席を立って戻ってきた時のいつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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