本田健さんの「ずっとうまくいく人の習慣」に学ぶ:人に仕事を上手にお願いして、みんなでハッピーになるための方法

最近の僕はどんどんがんばらなくなっている。

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仕事をする時間が限られているので、限られた時間でどのように成果を最大に上げるのか。必然的に頭を使うことになる。

そうすると仕事を選ぶようになってくる。「自分にしかできない仕事」をやる割合を増やすようになる。

今日のテーマは「自分にしかできない仕事」をどうやって増やしていくか。これでいこうと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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「自分でなくてもいい仕事」があなたの時間を奪う

「自分にしかできない仕事」というのは、最初のうちはあまりありませんが、自分のレベルが高くなるにつれて、増えていきます。(中略)性格的に優柔不断な人や、「いい人」は、いつも時間に追われることになりがちですが。それは「自分でなくてもいい仕事」を引き受けてしまいがちだからかもしれません。

本田健さんの最新刊「ずっとうまくいく人の習慣」からの引用だ。

そう。「自分でなくてもいい仕事」をいかに減らしていくか。それが、「自分にしかできない仕事」に特化するためのコツだ。

あなたの仕事における「自分にしかできない仕事」の比重はどれくらいだろうか。

上手にお願いするための魔法の言葉を見つける

では「自分でなくてもいい仕事」を減らすためにどうすればいいのか。そんな疑問も湧くだろう。

一番簡単な方法は、他の人にお願いすることだ。

大切なのは、人にお願いする時の方法。自分も気持ちよくお願いできて、相手も気持ちよく応じてくれる。そんな頼み方が理想的。

僕の場合、その魔法の言葉は「(ちょっと困ってまして)助けて欲しいんですけど」とか、「力を貸して欲しいんですけど」だ。

こんな頼み方をされて、あからさまに嫌な顔をする人はいないだろう。僕の経験的にも「仕方ない、助けてあげよう」という感じで協力してくれる人がほとんど。

自分も気持ちよくお願いできて、一石二鳥なのだ。

人に仕事をお願いするからこそ、「自分にしかできない仕事」により集中し、成果を出すことができる。

それが結果的に組織に貢献することになり、みんなハッピー。そう考えれば、罪悪感もなくなるのだ。

あなたにとっての魔法の言葉はなんだろうか。あなたも是非見つけてみてほしい。

まとめ

どんな人でも得意なこと、苦手なことがある。僕なんかそれが「超顕著」だ。

僕が苦手なことを、僕の周りのメンバーは倍以上の速度で仕上げることができたりする。

であれば、その仕事はそのメンバーに任せた方が組織としては圧倒的に効率がよいのだ。

人に迷惑をかけることを恐れて、 全部自分でやろうとすると、結局誰もハッピーにならない。

そのことに早く気付くべきなのだ。

全部自分でやろうとする人は結局、人を信じていないとも言える。

全部自分でやってしまう人が組織にいると。世話好きな女性がダメ男を製造してしまうように、あなたの周りのメンバーもどんどんダメになっていく。

周りのメンバーを頼ることは必ずしも悪いことではないのだ。

「頼らせてあげる」のも大切なのだ。自分が必要とされているという感覚が、人には必要だからだ。

人に上手にお願いして、みんなでハッピーになる。それならそれでいい。むしろそれがいいじゃないか!

ということで、参考にしてほしい!!!

一人でできることには限界があると痛感している いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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