全てを犠牲にして働き続けたその先にあるもの

あなた自身が今、日々長時間働いているなら。今一度考えてみてほしい。

あなたはそんなにがんばる必要が、あるのだろうか。

あなたががんばらなきゃ、組織が倒れてしまうかもしれない。本当にそうだろうか。

家族との時間や自分の健康を犠牲にしてまで、あなたが手に入れようとしているものは何だろう。

それは本当に価値があるものなのだろうか。

今日のテーマはこんな感じの内容でいってみようと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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身を削ってまで働く意味は

僕があの時、身を削るようにして働いたことは、今から考えると、ほとんど意味を持たなかった。
(中略)僕はそうやって、本格的に会社を立て直す時に切り捨てられるような場所で、死に物狂いで1円でも多く利益を、と働いていたことになる。

僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと
和田一郎
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最近読んだ書籍からの引用だ。

この文を見て、あなたはどう感じただろうか。

会社のために自分の健康や家族との時間を削ってまで働く。実際著者である和田一郎さんはこの時期、休日もほとんどないような状態だったらしい。

ここまでして働く意味は本当にあるのだろうか。

あなたが家族との時間や健康を捨ててまで手に入れようとしているものは何だろう。会社からの評価なのだろうか。

だとしたら、それは全てを捨ててまで手に入れるほど本当に価値があるものなのだろうか。

和田一郎さんのように、一生懸命やったけど評価されないこともある。それでも、あなたは耐えられるのだろうか。

僕達はもう一度、全てを犠牲にしてまで働く意味があるのか。今一度考えなければならない時にきていると思う。

今の働き方がおかしいとあなたが感じたなら。どうしたらいいのだろうか。

がんばる矛先は正しいのか

仕事は大切だ。だからがんばるのは大切だ。でも、何をがんばるのか。こちらのほうが大切なのではないか。

例えば18時に帰るために、今日はどの仕事をどの順番でこなしていけばいいのか。各タスクにどれくらい時間をかけたらいいのか。

こういったところを考えることに、がんばるべきではないのか。がむしゃらにがんばって働けばいいというものではないはずだ。

限られた時間の中で、ベストを尽くせるようにがんばる。あなたもそこを、がんばってみてはいかがだろうか。

まずは仕事の終わりをあなた自身が決めることからスタートする。

そして、タスク管理を始める。

ここから、あなたの働き方は確実変わっていく。ただし、あなたが本気で望めば、だ。

本気で変わろうと思うこと。このエネルギーが原動力になるからだ。

まとめ

あなたがサラリーマンなら。あなたがそんなにがんばらなくても、組織は回っていく。

だとしたら、家族との時間や健康を失ってまであなたはがんばる必要があるのだろうか。

後で後悔しないためにも、今一度考えてみたらどうだろうか。

そしてもし、今の働き方に違和感を感じたなら。

どうしたらいいのか。僕は全てをあなたに教えることはできない。

でも僕がそうであったように。タスク管理はあなたの光になるだろう。

タスク管理を始めること。そこから、全てが始まる。あなたがどうしたらいいのか。自ずと答えは出て行くだろう。

大切なことは、「はじめの一歩」を今、歩み始めるかどうかなのだ。

変わるのか、変わらないのか。決めるのは、あなただ。

ということで、参考にしてほしい!!!

飲み会でやや寝不足いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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