目の前の問題は自分が作り出しているという「仕組み」を知ろう!-罪悪感を消すことで目の前の問題は解決する

目の前の問題は自分が作り出している。

「コイツは一体何を言っているんだろう?」

あなたはそう思ったに違いない。

数年前の僕も他人からそう言われた時、「そんなわけない!」。そう思っていた。

しかし今の僕ならわかる。これは真実だ。

今日は僕自身の経験を紹介しながら、その仕組みを説明することにしよう。

さあ、今日も早速いってみよう!!!

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「付き合いが悪いヤツ」とまわりに言わせていた自分

昔の僕は会社の人との飲み会が好きではなかった。

それには色々な理由があるが、その時期は家族との時間や自分の勉強の時間が惜しかった。

しかしその思いとは裏腹に、一部の人からは「付き合いが悪い」と忠告(?)されることがあった。

正確には「忠告を受けたように僕が感じた」だ。本人達に忠告する意思があったかはわからない。

しかしいずれにせよ。

「飲んで会社の人達とコミュニケーションを取ることは大切」。

会社に入った当時から、様々な人からそのように刷り込みを受けたように思う。

そのせいか。

一時期の僕は会社の飲み会を断る度に罪悪感を感じるようになり、そして一部の人から「付き合いが悪い」と忠告されるようになった。

しかし最近になってわかったことがある。

これは自分がまわりに「付き合いが悪い」と言わせていたということ。自分がそう言われることを望んでいたということだ。

どういうことか。説明していこう。

罪悪感が人を刺激する

自分の中に罪悪感があると、そこに人が反応して問題を作り出す。

これが「仕組み」だ。もう少し説明しよう。

僕の場合、入社した時にまわりの人から「会社の人と人間関係を深めるためには飲み会に付き合うべきだ」という考えを自分に刷り込んでしまった。

その結果。会社の人達から飲み会に誘われて断った時に、罪悪感を感じるようになってしまった。

潜在的には「飲み会に付き合うべきだ」と、飲み会を断ることを禁止しているにもかかわらず、飲み会を断るから罪悪感が自分の中に生まれる。

そしてそんな「罪」を犯した自分を責めてほしいから。他人に自分を責めさせるのだ。

そう。心屋さんがよく言っているが、「変態」だ。マゾだ。

堂々と「いきません」と言えばいいのに。今思えば「用事がある」などと、ミエミエの嘘をついて断っていた。

おそらく断る時に自分の罪悪感が伝わっていたのだろう。

相手もそこに反応して、僕が責められたと感じる発言をしてくるのだ。

その証拠に飲み会に誘われなかったりすると「さみしい」と思ったりしていた。

誘われると「なんで誘ってくるんだ」と思っていたのに、誘われないと「さみしい」。

我ながら「どっちやねん!」とツッコミをいれたくなる程複雑な心境だった。

自分を許可して罪悪感をなくす

ここまで見てきたように。

今自分に起きている問題は全て自分が作り出している。そう考えると今までの僕の経験もスッキリするのだ。

あなたの問題は、あなたが禁止していること、許可していないことが作り出しているのだ。

だからこそ。今のあなたの問題を解決する方法はただ一つ。

自分が禁止していること、罪悪感を抱かせることを許可することだ。

「〜するべき」、「〜をしてはいけない」から、「〜をしてもいい」と許可すること。

そうすることで、まずあなたの中にそのことに対する罪悪感がなくなる。

そして許可することで、そのことにあなた自身が注目しなくなる。

そうすると、あなたの目の前からその問題はなくなってしまうという仕組みだ。

問題を許可するには、自分の常識の逆の行動を取ることも併せて紹介しておこう。

人間とは本当に複雑だ。あらためてこのエントリーを書きながらそう思った。

そう。僕達は自ら人生を複雑にしてしまっているのだ。

まとめ

僕達の目の前の問題は僕達が作り出している。

人から何か言われる時も、他人を使ってそれを言わせている。

自分がそのことに罪悪感を感じるから。罪を犯しているから。

責めて欲しくて、問題を作り出している。

このことに気づくと、自分の変態度合いに笑えてさせこないだろうか?

僕自身は、自分に呆れてしまった。

「ああ、自分って変態だったんだな、と」

問題を解決する方法は自分の中の罪悪感を消し去ること。

自分の中の禁止事項、マイルールを許可すること。そして堂々とすること。

そう。堂々と生きよう。

他人から「アイツに何言っても仕方ない」。そう言わしめるまで、突き抜けよう。

そうすれば、目の前の問題はあなたの前から消え去る。

どんどん社会に馴染めない人になっていくが(笑)、それでいいじゃないか。

自分らしく、生きていこう。

ということで、参考にしてほしい!!!

どんな時も堂々と生きていきたい いつでもスタオバより

このエントリーのメッセージ

あなたの今の現実はあなたが作り出していることを知ろう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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