あなたはインプット過剰に陥っていないか?「情報ダイエット」で豊かな時間を手に入れよう

僕達の周りには今や情報が溢れている。

テレビでの情報。ネットでの情報。本からの情報。新聞からの情報。

あなたは毎日情報のインプットにどれだけ時間を割いているだろうか。

電車に乗っている時間のSNSなども含めれば、実はかなりの時間を情報のインプットに使っているのではないだろうか。

昔の僕もそうだった。

しかしここ数年間の僕はインプットにかける時間が激減している。そう、タイトルにある通り「情報ダイエット」を進めているのだ。

情報ダイエットが僕にどんなにいい結果をもたらしてくれたか。今日はみんなにシェアしたいと思う、

さあ、今日も早速いってみよう!!!

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インプットする情報の選別

本をたくさん読みなさい。常識を身につけるために、歴史や古典を読みなさい。時事問題、世界経済についても知っておきなさい。日本経済新聞を読みなさい。

そう、世の中のいわゆる常識だ。

そしてご多分にもれず、20代の頃の素直な僕は、この常識を信じていた。

だからこそ本をとにかくたくさん読んだ。日本経済についてもそこそこ勉強した。ニュースなどもできる限り読むようにした。

しかし30代になってから気づいてしまったことがある。

自分が興味がないテーマの本やニュースを読んでも、全く頭に入ってこないこと。

毎日ニュースを見たり、ニュースアプリで情報を入手していても、ほとんど何のメリットがないこと(たまに昼休みに同僚とそのニュースについて話をする程度だ)。

それからの僕は、世の中の常識の逆をいくようになった。

本は自分が興味を持つ本だけ、読むようにした。新聞を読まない。テレビはみない。ニュースアプリもみない。

特にこの1年間はその傾向が強い。その結果何が起きたか。

みていこう。

心豊かな生活がはじまった

僕の場合、デメリットは「なかった」と断言できるだろう。

日本経済新聞を読んでいなくても、僕の場合は全く問題がなかった。

本当に重要なニュースなら、facebookのタイムライン(僕が唯一毎日見ているアプリ)に流れてくるので、まわりとの話題についていけないということはあまりない。

一方、メリットについて。

自分が興味ない本を読む時は、気分も乗らないし、読む時間も自分が好きな本と比べると余計にかかる。

この時間がなくなったことで、タスク管理など自分が好きなテーマの本をひたすら読むようになった。

その結果、こうして毎日タスク管理についてはブログに書けるようになった。

また単純に時間が創出されるので、散歩をしたり、ぼーっと考え事をする時間を作るようになった。

この時間が今の僕にとっては、最高の癒しの時間になっている。

またアウトプットの時間も増えた。その結果が、このブログだ。

こうしたことは自分は無意識にというか、本能のままにやってきたことだった。

しかし最近読んだ僕のバイブルには、同じようなことが書いてあった。

そのバイブル、「週4時間だけ働く」から引用しよう。

「週4時間」だけ働く。
ティモシー・フェリス
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アウトプットを増やすためにはインプットを減らすことが必要である。

ほとんどの情報は時間を食ったり、ネガティブだったり、目標とは無関係だったり、あなたの影響力の及ばないことだったりする。

(中略)

私は毎日ランチを食べに行きがてら、新聞の自動販売機から見える一面の見出しを読んでいる。

5年間、この「あえて無知でいる」やり方で問題が起こったことは一つもなかった。

僕のような単なるサラリーマンだけでなく、彼のような著名人でも何も問題がないということは「いい話」だ。

また彼は読書についても以下のように述べている。

私はすぐに役立つ情報という観点から、毎月ある業界雑誌とビジネス雑誌を最大1/3くらい、総計およそ4時間読む。

これは、結果重視の読書である。他に休息のためにベッドに入る前に1時間、小説を読む。

そう。彼は別のページでも「本を読むのはダメ」とハッキリ言っている。

「ベッドで1時間楽しみのためのフィクションを読むのはいい」そうだ。

あなたはこの考え方について、どう思うだろうか。

インプットについて考える

僕はインプットが大切ではないというつもりはない。

インプットが少なくなりすぎると、ブログのエントリーが書けなくなったりするのは事実だ。

しかし、インプットに時間が偏りすぎている場合はそれは問題になりうるいうことを言いたいのだ。

思考する時間、リラックスする時間、家族と話をする時間が犠牲になっていないだろうか。

そのインプットはあなたの目指す生きかたを考えた時に、他の大切な時間を犠牲にするほどの価値があるだろうか。

少なくともそういった視点で今一度インプットする内容を選別したほうがいい。

僕は情報ダイエットを実行した末、あらためてその結論に達している。

まとめ

世の中の常識が間違っていると僕が言いたいわけではない。

歴史や古典を学ぶことも大切。毎日ニュースを見ることも大切なことはわかっている。

でも僕達の時間は有限なのだ。すべての情報を網羅しつつ、毎日ブログを書くことはできない。

だからこそ、自分なりのスタイルを見つけることが大切なのだ。

世の中の常識を鵜呑みにして、浅く広く満遍なく知識をつけるのが本当にあなたにとって重要なことなのか。

毎日ニュースを30分インプットして、あなたの仕事や人生にどれだけ大きな価値があったのか。

それは人によりけりだということ。

情報ダイエットは自分の生き方を考えることにもつながっていくのだ。

ということで、参考にしてほしい!!!

体のダイエットも無論大切! いつでもスタオバ↓より

今日のメッセージ:情報ダイエットで、より豊かな時間を手に入れよう!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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