仕事を効率化しても残業はなくならない-勝間和代さんの「年収10倍アップ時間投資法」の「やらないことを決める」からわかること

仕事を効率化してもあなたの考え方が変わらなければ残業はなくならない。

なぜか。

仕事を効率化しても、その分あなたは仕事をやるようになるからだ。

わかりやすい例が、他人からもっと仕事を頼まれるようになる。

そう。考え方を変えなければ仕事だけ効率化しても、あなたはずっと忙しいままなのだ。

ではどう考え方を変えたらいいのか。

それは「やらないことを決める」意識を持つこと。捨てる意識をもつこと。

今日はこんな話を書いていこう。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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仕事を効率化したら残業がなくなるは本当か?

「残業を減らすために一番大切なことはなんですか?」

僕がこんな風に聞かれた時の答えは「やることを減らすこと」だ。

勝間和代さんの「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」にも以下のような記述がある。

時間管理で最も大切なのは「やることを効率化すること」ではなく「やらないことを決めること」です。(中略)投資対効果を考えた場合、「不必要ことをやめる」というのが、時間を生み出すのに一番効率のよい方法です。

これは僕自身も確信していることだ。

残業をなくすためには仕事を効率化しなければならない。この常識に縛られている人があまりにも多すぎる。

そうではないのだ。

たとえタスク管理で仕事を効率化したとしても、その分仕事を頼まれ引き受けてしまえば僕達は忙しいままなのだ。

これは僕自身も体験してるからこそ、言えることだ。

捨てる意識を持つ

では仕事を減らすために明日から何をすればいいか。

まずは完璧主義をやめよう。全ての仕事を丁寧にやらないこと。

重要な仕事とそうでない仕事を見極め、重要でない仕事は合格点のレベルで終わらせるのだ。

これを日々意識していくだけでも、数ヶ月後にはあなたの仕事量の3割は減っているだろう。

今まで完璧主義だった人は、下手したら5割くらい減ってしまうかもしれない。

大切なことは、「捨てる意識」を持つことだ。重要でないことを捨てる意識。

そしてこの意識はもう、実際に「捨ててみる」ことでしか得られない。

今までブログに書いてきた通りだ。この辺の話はまた明日以降書いていくことにしよう。

まとめ

仕事を効率化すれば残業はなくせる。

そんな常識に縛られている人があまりにも多い。

本当は逆なのだ。

まずはやることを減らすことからはじめる。

自分にとっての重要な2割の仕事は何なのかを知り、その仕事にかける時間を増やす。

それ以外の成果の出ない仕事は減らす。あるいは完成度を低くする。

僕達の時間は有限なのだ。何も考えず全部仕事を引き受けているのは、仕事の優先順位がわかっていないということだ。

だからこそあなたに明日からできること。それはまず仕事の完成度を下げることだ。

重要でないと思われる仕事の完成度をまず下げてみる。

それで上司からOKをもらえるか。まずは試してみること。

そこでOKをもらえれば、次回はもっと完成度を下げてみる。そんな感じで、日々実験していくこと。

重要でない仕事なら、上司から激怒されることもないはずだ。

捨てるようになるためには、実際に捨ててみるしかない。

いかに少しずつ実験していく。それがポイントになっていく。

ということで、参考にしてほしい!!!

最近色々と捨ててる いつでもスタオバより

今日からできること

まずは重要でない仕事の完成度を下げてみよう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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