残業しない生き方は残業をやめなければはじまらない-タスク管理はあなたの決断を後押しする

残業をなくすためには、残業をまずやめることからスタートするしかない。

タスク管理の技術も確かに必要だ。しかしそれだけでは、残業をなくすことはできないからだ。

なぜ残業をやめることからスタートせざるをえないのか。

今回はこの一年残業を大幅に減らした僕が、その経験から学んできたことを書いていこうと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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残業をなくすために必要なこと

残業をなくすために必要なこと。

それは言ってしまえばシンプルで、「残業をしないこと」だ。

これは真面目な話で、全ては残業しないことからはじまるからだ。

なぜか。

残業をなくすには、「残業しなくても、仕事はなんとかなるじゃん!」という確信を得るしかないからだ。

そのためには残業を実際にやめてみて、「あ、大丈夫じゃね?」と実感してみるしかない。

だから「残業をしない」をはじめることが、残業をなくすための最も有効な手段になる。

タスク管理をはじめれば残業はなくなると思う人もいるかもしれないが、それは必ずしも正解ではない。

僕自身はタスク管理だけでは残業は無くせなかったからだ。

どこかで「エイやっ!」と残業をやめる決意をする必要はある。

タスク管理はその決断を助ける

誤解してほしくないのは、僕はタスク管理は不要と言ってるわけではない。

むしろ必要だ。ではなぜ必要なのか?

それはあなたの「残業しない」という決断の背中を後押してくれるからだ。

タスク管理の技術をある程度習得すれば、「残業しなくてもなんとかやっていけるかもしれない」。

そんな風に思うことができる。これがとても大きい。

プールの飛び込み台から飛び降りる時に、目隠しをされたまま飛び込むことを想像してほしい。

タスク管理をしていない状態がそれにあたる。いくら僕でも、その状態では飛び込む勇気は出せないだろう。

一方タスク管理で仕事をコントロールしている状態であれば、飛び込み台からプールまでの距離が見えている状態だ。

あなたのタスク管理のレベルによって、飛び込む高さは変わってくるだろう。

タスク管理の技術があれば。

最後に「エイやっ!」と飛び込まなければいけないことには変わりはないが、「大丈夫そう」というところまでは到達することができる。

これは気持ちの上ではとても大きな差を生むのはあなたも想像できるのではないだろうか?

まとめ

残業をなくすには、残業を実際にやめてみることからはじまる。

冗談みたいな話だが、これは真理だ。

なぜなら、残業をしなくても仕事は回っていくということを実感しなければ、僕達は残業をやめることはできないからだ。

「残業をしなければ、とんでもないことになってしまう」という前提で仕事に臨んでいる限り、僕達は残業をやめることはできない。

仕事をどんなに効率化したとしても、その分仕事を自分でやってしまえば、あなたが早く帰る日は永遠に訪れないからだ。

仕事が全て片付く日なんて、訪れない。

だからこそ、僕達は残業をやめてみる勇気が必要になる。

そしてタスク管理はあなたのその勇気を後押ししてくれる。

タスク管理の技術があれば、「これくらいならできるかもしれない」と思うことができるからだ。

だからこそ僕はタスク管理をあなたにオススメする。

ということで、参考にしてほしい!!!

娘と戯れながらブログ更新 いつでもスタオバより

このエントリーのメッセージ

残業をなくすには、実際に残業をやめてみて、「あ、大丈夫なんだ」と確信するしかない。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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