依頼された仕事を最短時間で仕上げる方法-たくさんやり直しをくらった経験から

仕事を一生懸命仕上げたのに、上司からダメ出しをくらってしまう。
フリーランスならクライアントからダメ出しをくらってしまう。
仕事でいつも苦労しているあなたなら、この苦しみを理解できるのではないだろうか。
誰かから依頼された仕事では、上司やクライアントなどの依頼主からOKをもらうことが全てだ。
では最も早く依頼主からOKと言われる方法について、今日はエントリーを書くことにしよう。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
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依頼主の特性を知る
一番大切なこと。
それは依頼主の特性を知ることだ。
サラリーマンなら上司。フリーランスならクライアントと考えたら良い。
細かい、どうでもいい(失礼!)ことにこだわる依頼主なのか。
それともある程度こちらに仕事を任せてくれて、方向性さえ間違わなければOKしてくれる依頼主なのか。
そして依頼主が大切にしている価値観は何か。
少なくともこのポイントは押さえておく必要がある。
なぜならあなたの依頼主のタイプによって、仕事の進め方が全く異なってくるからだ。
では早速説明していこう。
事前に依頼主に相談するタイミングを見極める
依頼された仕事である以上、正解はない。
あるとすれば、それは上司やクライアントの好みに合致するか否かだ。
あなたが世界にムーブメントを起こすような圧倒的な企画を考えても、依頼主がOKと言わなければ。その企画はゴミ箱行きになる。
ということは、依頼された仕事を最短に仕上げる方法。それはいかにムダなく、最短ルートで依頼主のOKを取るか。
これに尽きる。
そのためには、然るべきタイミングで依頼主と擦り合わせをすること。これが最も大切になる。
見ていこう。
作業と方向性の概念を理解する
仕事では作業と方向性という二つの概念がある。
例えば缶コーヒーの市場を分析してくれと依頼されたとしよう。
作業とは、分析作業そのもの。方向性とは、どの指標を分析するかだ。
この時、依頼主と擦り合わせをするべきもの。それは方向性だ。
進むべき道さえ間違わなければ、最短ルートで仕事を仕上げることができる。
では方向性をどのように依頼主と擦り合わせたほうがいいのか。
依頼主が細かいタイプの場合
依頼主のタイプによって擦り合わせのタイミングは異なってくる。
依頼主が細かいタイプの場合。
どの指標を分析したほうがいいのか、その方向性を。分析作業の前に必ず擦り合わせることだ。
細かいタイプが相手の時に、良かれと思って自分の判断で分析を進めてしまうと。
一生懸命分析した指標は不要と言われ、自分が予期していない指標を分析しろと言われることが往々にしてある。
そうすると、全ての仕事がやり直しになり、仕事にかける時間が倍になる。
だからこそ、この場合での最短ルートは分析する指標をガッチリ合意すること。
そうすれば、後でやり直しになるという最悪の展開は防げるというわけだ。
そして細かいタイプの場合、なるべくこまめに進捗の報告とかねて、擦り合わせを行っていったほうが無難だ。
このタイプは思いつきでいきなり方向性を変えてくる傾向もあるからだ。
細かいタイプには、擦り合わせを多めにする。結果的にそれが最短ルートになる。
依頼主が任せるタイプの場合
このタイプは、企画の趣旨が概ね合致していれば文句を言わないタイプだ。
逆に細かい指標を擦り合わせすることを、依頼主から不快に思われることさえある。
このタイプは企画の趣旨などの大項目を擦り合わせすれば十分。
逆に言うと。それ以外の分析する指標などは、こちらの判断に委ねられることが多い。
自由がある分、あなたの企画力が試されるわけだ。
このタイプには、細かい相談はいらない。相談のポイントに正解はない。
ちなみに僕の場合は、完成度6割くらいで依頼主と一度擦り合わせるようにしている。
しかしこれは仕事の内容によっても異なる。
一つのポイントは、やり直しをくらった時に大きなダメージを負うか否かだ。
ここのポイントでやり直しをくらったら、この分析は全てムダになってしまう。
そんな風に思うタイミングがある時にこそ、依頼主に相談する。
今までたくさん失敗をしてきた僕からのアドバイスだ。
まとめ
依頼された仕事を最短ルートで仕上げる方法。
それはいかに早く依頼主の好みに仕上げるか。これがポイントになる。
そのためには相手の特性を理解することが何よりも大切だ。
そして仕事の内容も相手に合わせて擦り合わせを行うこと。
この見極めを誤ると。やり直しをくらって、倍以上時間を費やすことになる。
今回は若い頃の僕の失敗談をふまえて書いた。昔の僕はよく涙を飲んだことだ。
ということで、参考にしてほしい!!!
今日はクリスマス・イブ 早くお家に帰ろう いつでもスタオバより
このエントリーのメッセージ
依頼された仕事は相手の特性を理解したうえで、擦り合わせを十分行おう!
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いつでもスタオバってどんな人?
この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。