今より毎日30分早く帰ることは夢物語なのか

例えばあなたが今日から残業を減らしていこうと決意したとしよう。

あなたはどうするだろうか。

22時にいつも退社してるあなたは。例えば今日から、21時に退社するように努力してみるかもしれない。

しかしここで一つ問題が生じる。今日から21時に帰ろうと決めたとして。

忙しいあなたは。その通り本当に帰れるのだろうか。鉄の意志を貫き通せるのだろうか。

今日のテーマはこれでいこうと思う。昨日のエントリーの続きだ。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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あなたの退社時刻を決めるのは?

僕達の仕事は無限にある。仕事が全部終わってやることがなくなるという人は、少ないだろう。

その前提でいけば。あなたの退社時刻を決めるのは誰なのだろうか。

そう、あなたなのだ。

22時に普段帰るあなたが、22時に帰るのはなぜだろう。

もしかしたら会社の慣習かもしれない。みんなが帰る時間がそのくらいだからかもしれない。

あなたが強制的に残業させられているのでないとしたら。21時に帰るかどうかは、あなたが決めることだ。

とは言っても。21時に帰るには、意識だけでは難しいと思う。

ではどうしたらいいのか。それが今日のテーマだ。みていこう。

無限の仕事の中から、今日やる仕事分を抽出する

解決方法をシンプルに言うと。

無限にある仕事の中から、21時までの分の仕事を抽出すればよい。

もう少し説明しよう。

例えば9時から21時まで働くとしよう。労働時間はわかりやすく12時間とする。

あなたのやらなければならない仕事を全部処理する見込み時間が150時間分あるとしたら。

その中から、12時間分だけ仕事を選ぶのだ。

そしてそれを今日やる仕事とすれば。理論上は21時には今日やる仕事は終わっていることになる。

今日やる仕事が終わったということ。そして、今日このまま帰っても、明日以降問題は起きそうにないということ。

あなたが21時に帰るためには。この2点がわかることが大切なのだ。

この2点がわかるなら、21時以降に残業する必要がないことがわかる。

これを夢物語だと思うだろうか。でもタスク管理を実践することとは、こういうことなのだ。

決して夢物語ではないことをお伝えしておこう。

ツールを使えば、夢物語ではなくなる

半信半疑なあなたにわかりやすい例をお示ししよう。

例えば僕が毎日使っているTaskChute。

タスクと、そのタスクにかかる時間の見積もり時間を入れておくことで、以下の画像のように仕事の予定終了時刻が表示されるようになっている。

この表示が21時になるように、毎朝TaskChuteでタスクリストを作る。

今日はここまでやれば帰っても大丈夫。残りの仕事はまた明日やれば問題は起きない。

そんな安心感を僕は日々感じているのだ。

タスク管理を始めれば。誰でもこの絶大な安心感を手に入れられるようになる。

半信半疑なあなたは。関連エントリーを是非読んでみてほしい。

少しは希望を持てるようになるはずだ。そう、願って。僕はこれからもエントリーを書いていくことにしよう。

ということで、参考にしてほしい!!!

飲み会で寝不足・・・のいつでもスタオバより

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カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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