批判されることを覚悟しない限り、賞賛されることもない-サラリーマンの僕がブログをまわりの人にオープンにしはじめた理由

批判される覚悟がなければ、賞賛も得ることはできない。

僕はこんな当たり前のことを理解していなかった。

僕は批判されずに、賞賛だけされようとしていた。

それが僕がブログを「スタオバ」というペンネームで書いていた本当の理由だった。

最近になってようやく。

僕は自分の根深い問題と向き合うために、まわりの人に少しずつブログをオープンにしはじめた。

「スタオバ」と本当の僕の融合。

なぜその決意に至ったのか。

僕のその根深い問題とともに、勇気を出してその理由を書いてみようと思う。

さあ、今日も早速いってみよう!!!

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僕が「スタオバ」としてブログをはじめた理由

なぜ僕がブログを「スタオバ」としてはじめたのか。

それはブログをはじめた当時。

僕には「会社の人からは僕の考えは理解されない」というビリーフがあったからだ。

以前にも書いたが、当時の僕は会社の人との人間関係に悩んでいた。

当時の僕は自分の考え方に自信を持っていたこともあり、会社の人達の考え方が「おかしい」と考えていた。

「認められたい」という一心でがんばっていたが、まわりから認められなかった(と感じていた)。

その結果、「こんなにがんばっているのに、なぜ認めてくれないんだ」という被害者意識が生まれた。

そして「自分はわかってもらえない」という感情が加わり、完全に拗ねてしまっていたのだ。

その結果、現実は自分が思っている通りのものとなってしまった。

今思えば完全に自分の心の問題だった。

自分は認められていないという「欠乏感」。人と違うことをしているという「罪悪感」。

これらが苦しい現実を作り出していたのだ。

「自分の考えは会社の人にどうせ理解されない」。

「実名でブログを書けば、会社の人に非難されて自由に書きたいことを書けなくなってしまう」。

はじめはこんな考えから、「スタオバ」というペンネームでブログをはじめた。

つい最近まで僕はそう思っていた。

しかし最近僕は気づいてしまった。

自分が「スタオバ」でブログをはじめた理由には、もっと根深い問題が潜んでいたのだ。

勇気を出して説明していこう。

「自分が人から認められていない」という感情

実は「自分の考えはどうぜ会社の人に理解されない」という理由は、表面的な理由にすぎなかった。

その根っこにあった感情は、「批判されたくない」だった。

もっと言うと、自分に自信がなかったのだ。

自分がブログで発信していこうと思っていた内容を、自分には語る資格がないと思っていたのかもしれない。

ブログを実名で書いた時に、会社の人やまわりの人に。

「おまえは何を勘違いしているんだ」とか。「お前が偉そうに語るな」とか。

こんな言葉を言われるのではないか。それが怖かった。

それは僕の自信のなさのあらわれだった。

そう。当時の僕は「自分は人から認められていない」と強く感じていたのだ。

それが自信のなさにつながり、「批判されたくない」という恐怖を作り上げていた。

しかし今の僕はその恐怖を克服しつつある。

今日はこのことをみんなに報告しようと思う。

僕がブログのことをまわりにオープンにしはじめた理由

実は最近になって僕はブログを限られた人に開示しはじめた。

職場の人、親友、一部の信頼できる知り合い(昨日まで一緒に遊んでいた妻のママ友の旦那さん二人を含む)。

これは僕にとっては「崖から飛び降りる」ような決断だった。

なぜ崖を飛び降りる決断をしたのか。

それはこの行為が「自分が本当はやりたいのに、最も恐れていること」だと気づいたからだ。

そう。まさに心屋さんの「損してもいい」だ。

人からバカにされるかもしれない。批判されるかもしれない。

今思えば、ずっとこの恐怖と戦ってきた。

でも最近の僕は気づいてしまったのだ。

「批判がなければ、賞賛もない」ということに。

批判されることを恐れていては、賞賛されることはない。

僕はこんな当たり前のことを忘れていた。

自分を探求していくと。なんと批判されずに、賞賛だけされようとしていたのだ。

そんな都合がいいことが起こるはずがない。冷静に考えれば笑ってしまうくらいだ。

そう。批判される覚悟を決めるから、賞賛されるのだ。

僕に足りなかったのは、その覚悟だった。そう、批判されるのが怖かった。

本当は賞賛されたかったのに、自分が賞賛されることを許可していなかったとも言える。

ようやく僕はこの覚悟を決めることができた。

だからこそ、少しずつ。自分のペースで。これからもこのブログをまわりの人にオープンにしていくつもりだ。

そしてスタオバとリアルの僕が完全に繋がった時。

おもしろいことが起きる。僕はそう確信している。

まとめ

「会社の人からは僕の考えは理解されない。自由に書きたいことを書くためにも、ペンネームでブログを書こう」。

最初はそんな気持ちで「いつでもスタオバ」というネーミングでブログをはじめた。

しかしその根っこには、「自分は人から認められていない」というビリーフが潜んでいた。

それは自分の自信のなさのあらわれであり、とにかく人から批判されるのが怖かったのだ。

知り合いからバカにされる。批判される。それが怖かったから、実名を晒すのがこわかった。

しかし今の僕は気づいてしまったのだ。

「自分は人から認められていない」というビリーフを克服するには、今自分が最も恐れている行動をとること。

すなわち、まわりにオープンにしていないブログをオープンにすること。

批判を恐れていては、賞賛はされない。「自分は人から認めらていない」というビリーフを克服することはできないのだ。

批判されてもいい。バカにされてもいい。僕はもうその覚悟を決めてしまった。

「もう、いいや」と。

だから僕はこれから少しずつまわりの人にブログをオープンにしていくだろう。

そして近いうちに「スタオバ」と僕が完全に融合することを楽しみにしている。

ということで、参考にしてほしい!!!

少しずつ、マイペースに♫ いつでもスタオバより

このエントリーのメッセージ

賞賛されたいなら、批判される覚悟を決めよう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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