心屋仁之助さんの前者・後者がわからない人へ!圧倒的後者の僕が判定方法を解説するエントリー

この記事は、心屋仁之助さんの「前者・後者論」を世界一わかりやすく説明する入門記事だと自負している。

心屋仁之助さんの「前者・後者論」についてのブログ記事はこちら。

僕は僕なりに前者と後者の判定方法を理解したので、この機会にシェアしておきたいと思う。

圧倒的な後者からお届けする、前者・後者判定方法。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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前者と後者の特徴(概論)

前者の特徴は「なんでもだいたい、そこそこできる」だ。

学生時代のテストを例にすれば、全科目ほとんど同じ点数のイメージ。

それがオール50点なのか、オール80点なのかは前者の中で能力差がある。

一方後者は「できるものはできるけど、できないものはできない」タイプ。

テストを例にすれば、得意な数学は100点とれるけど、国語は5点みたいな感じだ。

これは80点と10点でも、70点と5点でも同じ。

点数が問題なのではなく、できるできないの落差が大きいのが特徴だ。

ここまでが概論。では具体的に判定方法を見ていこう。

一見何かに不器用である

前者は基本的に「なんでもそこそこできる」。

だから目の前の人が何かをしてる時に「不器用そうだなぁ」と思ったら、その人は後者の可能性が高い。

ただ前者にも当然苦手なものはあるし(傾向としては全部同じくらいできるが、全て全く同じくらいできるわけではない)、前者にも能力差はあるので、この基準だけで特定はできない。

ここであたりをつけて、次の項目で判定していく。

あ、ちなみにこれは自分の場合も同じ。自分が「不器用な点があるなぁ」と思ったら後者かもしれないと思おう。

「なんでもだいたいできるのか」本人に質問する

実はこれが一番判定するのが楽な方法だ。

僕は本人にこう質問する。

「なんでもだいたいできる、オールラウンドなタイプですか?それともできることと、できないことがハッキリしているデコボコなタイプですか?」

驚くことに、この質問だと前者はほぼ確実に自分が前者だと申告してくれる

自分がどっちか知りたい場合も同じ。自分に質問してみよう。

相手から「わからない」と言われた場合は、その人は「できる」という言葉から、「高得点を取れること」を想定している可能性が高い。

つまり自分が「できる」わけではないと、謙遜してるパターンだ。

そういう場合はテストの例のように、以下のように聞いてみる。

「全部80点、あるいは全部50点でもいい。点数は関係なく、全部同じくらいできますか?」

そうすると前者なら「あぁ、そうです」となる。

ここでほとんどのケースの判定は終了する。

空気を読むのが得意か

ここまでくればほとんど判定は終わっている。後は最終確認だ。

僕はその人が空気を読むのが得意かどうか、聞くようにしている。

その時大切なのは「空気の読み方」だ。

前者の場合。空気を読もうとしなくても自然と空気が読めてしまうのが特徴だ。

たとえば、前者は居酒屋で話をしていると、意識しなくてもまわりの人の話が聞こえてくるらしい。

これは僕の妻(前者)も言っていたから、どうやら本当だ。後者の僕は当然耳をダンボにしないと(聞こうと意識しないと)まわりの人の話は聞こえない。

このように、後者の場合は「空気を読もう」と意識しなければならない。

そう。前者と後者では世界の見え方が違うのだ。

この点については以下のエントリーがとてもわかりやすい。

この質問で判定は大抵終了する。

一点だけ注意しなければならないのは、空気を読むのが得意な後者もいる。

なのでこの質問だけで判断しないようにすることがポイントになる。

後はこんなことも知っておくと、なおよい。

僕自身もそうだが、後者は意識のスイッチを意識的にオンにしないと、オフになってしまうという話だ。

前者はそうならないらしい。驚きだ。

注意しておかないといけないこと

前者もどきの後者という人もいる。

本当は後者なのに、自分のことを前者だと思っている人だ。

実は、僕自身も昔は自分のことを「そこそこなんでもできる人」と思っていた。昔の自分だったら、ここまで読んできて自分のことを前者だと思っていたかもしれない。

世の中には、「なんでもできないといけない」と思って、なんでもできる風にムリしてがんばっている人もいる。

この「もどき」の判定はとてもむずかしいのだが、一つ判定方法があるとしたらあなたが「苦なく前者でいられるか」だ。

ここまで書いてきた通り、前者は基本空気は意識しなても読めてしまうし、自然と気が使えるし、苦なくまわりと合わせることができる。

「空気を読もう」とか、「気を使わなきゃ」などといちいち意識していない。

ここをあなたが意識して普段気をつけているなら、あなたは後者の可能性もある。

ほんとは後者なのに、自分が前者だと思いこんでいる時が一番つらい。

迷ったら、「自分は後者かもしれない」と思っておくほうが楽に生きられると思うのでオススメしておく。

まとめ

前者・後者論をこれだけ心屋さんが取り上げている理由。

それはそれだけこの理論を知ることで、多くの人が救われるからだ。

例えば何か自分が人より劣っている時に、それは自分の能力の問題ではないということを知ることができる。

努力や才能の問題ではなく、それはあなたが後者だからかもしれない。

あるいは後者の突き抜けてる点を見て、前者であるあなたが羨ましがってるのかもしれない。

人はどうしても他人の自分にない点を羨んでしまう。

しかしそんな必要はないことを、前者・後者論は教えてくれるのだ。

前者は後者になれない。後者は前者になれない。

お互いがお互いの特徴を受け入れて、理解し合う。

そうすることで、双方の苦しみがなくなっていくのだから(この辺はまたあらためて書こうと思う)。

もしあなたが今人間関係に悩んでるなら、以下の記事もあなたの気持ちを楽にしてくれるはずなのでオススメだ。

ということで、参考にしてほしい!!!

圧倒的に後者 いつでもスタオバより

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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