勉強会を主催する最大のコツはとりあえず「やる」と先に宣言してしまうこと-サラリーマンがゼロから専門分野を作る方法⑩

ある分野で自分が専門家であるという自信を手に入れるには、とにかく情報発信を継続すること。そして他人と会って、フィードバックをもらうこと。

フィードバックを得ることで、自分が「大したことない」と思ってる内容が他人にとっては「すごいこと」と知ることができる。

先日はそんな内容を書きました。

そうして自信と自覚が芽生えたら、次はリアルの場で人に教える段階に進みます。

僕の場合は勉強会の開催、そして個人セッションをやっていくことから始まりました。

今日も自分の経験をふまえ、書いていきます。

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育児を言い訳に勉強会の開催を先送りしそうになる

ブログを発信し、読み手に喜んでもらえるのはとても嬉しいことです。僕の場合、リアルに人に教えるのが元から好きでした。

それは学生時代にやっていたテニスでもそうでしたし、自分が得意なことを人に教えるのが昔から好きだったのです。

だからいつか人に勉強会やセミナーという形式で自分の経験や知識を伝えたいとブログを始める時には漫然と思っていました。

僕が始めてタスク管理の勉強会を開催したきっかけは、ブログ友達のみっちゃんに「開催して〜」とオーダーを受けたことでした。

みっちゃんに勉強会をやってほしいと言われ、はじめに躊躇したのを覚えています。最初に浮かんだのは「今は育児でなかなかそんな時間はとれない」という言い訳でした。

そして断ろうとしたのですが(あるいは最初は断ったかもしれません)、なんか心にひっかかるような感覚があったのを覚えてます。

今思えばやはり勉強会をやりたかったのでしょう。その後みっちゃんに「やります」と宣言した記憶があります。

「先にやる」と決めてしまえば、なんとかなる

最近つくづく感じるのですが、何かをやろうと思った時に言い訳を思いつく時は要注意です。

僕達の脳は天才的です。もっともらしい言い訳はいくらでも思いつきます。「忙しい」、「もう少し力がついてから」などなど。

しかしそこは一旦冷静になって、「やりたいか、やりたくないか」と自問自答することをオススメします。

そしてそれがあなたのやりたいこと、ずっとやりたかったことなら、言い訳を無視して挑戦してみてください。

言い訳はやりたいサインなのです。

大概の言い訳は思い込みです。実際に当時不安でしかたなかったタスク管理勉強会は問題なく開催することができました。

実際にやってみると、自分の想像していた不安や言い訳が思い込みということがわかるのです。これは経験しないとわからないと思います。

だからこそ、やってみてください。準備ができてからやるのでなく、「先にやる」と決めるのです。

「先にやる」と決めてしまえば、大概のことは何とかなります。少なくとも勉強会程度のことなら、たとえ失敗してもあなたが失うものはほとんどないのではないでしょうか。

万が一失敗した時に失うものと、成功して得られることを冷静に考えてみてください。どう考えてもやるメリットのほうがあるはずです。

だからやりたければもう「やる」と宣言しましょう。「やる」と宣言すると、どこからともなく誰かが助けてくれたりもします。

僕が勉強会を主催するようになった経験を明日以降も書いていきます。

今日からあなたにできること

勉強会ややりたいことがあるならとにかく「やる」と決めてしまおう。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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