半年間学べば勉強会の講師は誰でもできる-受講生からの質問はいつでも自分が想像してるより易しい

人にタスク管理を教えているとつくづく実感するのですが、受講生からの質問はいつも自分が想像しているよりもずっと初歩的なことだったりします。
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受講生は皆「これでいいんだ」と思うために受講する
例えば先日iPhoneアプリ「たすくま」でタスク管理ができるように受講生のスタートアップ講座を開きました。
当たり前といえばそこまでなのですが、受講生の皆さんはたすくまの初期設定のところでまず躓きます。
セクションの区切りの作り方がわからなくて戸惑ったりもされます。
その時にふと自分がブログを始めた頃を思い出しました。
確かに僕も昔、今このブログを書いているiPhoneアプリの「するぷろ」の初期設定をものくろさんに教わりました。
こういったことは確かにインターネットで自分で調べれば、「こんな感じかな?」まで辿り着くことはできます。でも1人で学んでいると、「これでいいんだ」と確信することができず、不安を覚えるわけです。
特に何かを始める時というのは、何より不安ですから、こうした些細なモヤモヤも「やめてしまう」要因に十分なりえます。
受講生の質問は想定よりはるかに易しい
何が言いたかったかというと、勉強会の講師は本当に誰でもできるということです。
例えばたすくまの勉強会であれば、たすくまで半年間タスク管理を継続している人なら、これからたすくまを始めたいという人には十分教えることができます。
だからこそタスク管理を半年以上続けている人には、勉強会の主催をオススメしたいのです。
「自分なんか講師にふさわしくない」とか、「難しい質問をされて答えられなかったらどうしよう」と思ってしまうのはわかります。僕自身もずっとそう思ってきました。
しかし勉強会を当たり前のように主催するようになると、それは完全に自分の思い込みだったことがわかりました。そして先人達が言ってることが正しかったと確信しました。
受講生からの質問はいつだって自分が想定しているよりはるかに易しいのです。あなたも初期設定の方法とかなら十分答えられるのではないでしょうか。
自分が好きなことを人に教えるというのは、自分自身の最高の学びであり、喜びです。少なくとも僕はそうです。
あなたも何か人より少し上手くできることがあるなら、それを人に教えてみてもどうでしょう?
まずは「勉強会をやろうと思うけど、どう思う?」とまわりにつぶやいてみてもいいかもしれません。
毎日がワクワク楽しくなるヒントがここにはあると思うのです。
今日からあなたにできること
何か人より少しできるものがあるなら、勉強会を企画してみよう!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。