「がんばらなければいけない」の思い込みを外して「がんばる生き方」を捨てると心が軽くなる-心屋仁之助さんの「一生お金に困らない生き方」で人生が本当に変わってしまった話④

お金を使うことで「自分にはその価値がある」と認めていけるようになる。だからこそ、どんどん自分に投資をしていったほうがいい。
そんな話を前回書きました。
今日も引き続き自分が実践してきた行動にフォーカスして書いていきますね。
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がんばってなんとかしていると、自分を粗末に扱ってることに気づけない
お金を使うことと同時に僕が意識してやってきたことは「がんばらない」でした。
以前にも書いたのですが、僕は吉越浩一郎さんに強く影響を受けてから、仕事では常に自分に厳しくすることを意識してきました。仕事も人一倍やってきた自負もあります。
そう。今までは「がんばってた」のです。
忙しい時に新たに仕事を依頼されても、本当は断りたいのにがんばって引き受けてました。
そうしてどんどん忙しくなっていったのですが、持ち前の根性とタスク管理でなんとかなってしまっていたので、自分のことを粗末に扱っていることに全く気づいていませんでした。
心屋仁之助さんの考え方に出会い、自分がいかに自分を粗末に扱ってきたか。気づいたのです。
自分の中の「がんばらなければいけない」という思い込みによる行動をやめる
昔は「自分に厳しく=がんばらなければいけない」と解釈していました。
例えば仕事で外出先から帰ってきても、その日中に出されている決済書類は全てみなければならない。そんな風に考えていました。
もちろん帰ってくる時間にもよりますが、18時くらいに帰ってきて、自分の片付けなければいけない仕事と、全ての決済書類を見ようと思うと余裕で20時を超えてしまうわけです。
昔の僕はそれを当然のようにやっていたのです。しかしそれをやめました。今はメンバーに今日中に決済したほうがいいか確認し、必要があるものだけ当日中に見るようにしてます。
こんな感じで、「がんばる」ことをやめたのです。本当に必要なことはやります。しかし自分の中の「がんばらなければならない」という思い込みでやってきたことをやめるようにしたのです。
そうしたら心がものすごく楽になったのを覚えています。
人生は人が多い駅のホームと似ている気がします。
自分ががんばって早く行こうと早歩きしていくと、人とたくさんぶつかりそうになります。
そんな時は流れに身を任せて歩いてみるのです。がんばるのをやめてみるのです。そうすると、他の人がヒョイヒョイと避けてくれて結果的に楽に早く進みます。
がんばっていると、大変だし、他人にとって迷惑な人になります。目的地につくのも結果的に遠回り。
がんばらない生き方は楽だし、人と協力して結果的に早く目的地につくことになります。
そんな「がんばらない生き方」について、明日以降も経験を書いていきますね。
今日からあなたにできること
駅のホームで流れに身を任せて歩いて「がんばらない生き方」を体験しよう!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。