苦手な仕事は人に「できないんですぅー」、「困ってるんですぅー」と公言する。
そうすると、なんかしらんけど、まわりの人がとてつもなく助けてくれる。
今回これを実感する機会があったので、あらためて書いておこうと思う。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
広告
できないことはとりあえず声をあげてみる
先日苦手な仕事を一つ完遂した。
簡単に言うと、大きなイベントの取りまとめみたいな役割だ。
知っている人は知っているのだが、僕はこういった気配りとか、配慮が必要な仕事はとっても苦手だ。
心屋さんが言う前者・後者でいう後者の僕は、完全にこういった資質に欠けている。
そのことを自覚している僕は、今回仕事を進めるにあたってまわりのメンバーにひたすらその旨をアピールしていた。
「苦手なんだよねー」、「困ってるんだよねー」。
そんな感じだ。
そうするとおもしろかったのが、その仕事を手伝ってくれるまわりのメンバーがどんどん助けてくれるという現象が生じた。
「もうこの人、仕方ないわね」みたいな感じで、どんどん仕事をやってくれたり、手伝ってくれる。
「こういうところ、大丈夫ですか?」とか、「この点、漏れてない?」みたいな感じで助けてくれる。
これはもう、「ありがたいなぁ」という感謝の気持ちしかない。
そして「他力」の大切さをあらためて実感することになる。
他力の話も含めて、もう少し説明していこう。
自力だった頃はまわりは役立たずだった
「自力」とは、「自分こそが何とかしなければならない」という、人に頼らず仕事をしていかなければならないという姿勢だ。
一方「他力」とは、人にどんどん仕事をやってもらって、自分は何もせずその人達に乗っかっていく姿勢。
昔の僕は「自力」スタイルだった。
「自分こそが組織を引っ張っていかなければならない」。「自分で仕事を完結させよう」。
そんな「自分が、自分が」の姿勢だった。
その頃は他の人が役立たずに見えていた。「誰も助けてくれない」と勝手に拗ねていた。
でもそれは当然だった。
自分が他の人を信頼しておらず、助けてくれようとしてくれる人を、自分から遠ざけていたのだから。
自分が何とかしなければならないと思ってる人は、まわりの人の仕事を無自覚にも奪っている。
他の人を信頼していないから。
自分で仕事を抱え込んで、他の人に手伝わせないようにしているのだ。
その上で、「まわりも誰も助けてくれない」と拗ねているのだ。
昔の僕はめんどくさかった。今ならそんな風に自分を振り返ることができる。
他力だからこそ、うまくいく
一方、最近僕も目覚めはじめた「他力」とはその真逆だ。
他人を信頼して、他人にどんどん仕事をやってもらうスタイル。
最近の僕がそうだが、苦手なことは他人にどんどんお願いしてしまうのだ。
あるいは「助けて〜」と言って回る。
そうすると、なんかしらんけど、まわりの人が助けてくれるようになる。
そうして他人を信頼して、遠慮なく頼るようになること。
これが他力スタイルだ。
人をどんどん頼って、どんどん迷惑をかけていくというゲスい生き方。一見最低の生き方に見えるだろう。
しかしこの生き方は「なんかしらんけど」うまくいってしまう生き方なのだ。
実際に僕はそうして、人生が変わりつつある。
その「なんかしらんけど」にはいくつかの秘密があるのだ。
「人は他人の役に立ちたいと思ってる」とか、「自分が幸せに生きることで、結果的にまわりも幸せになっていく」とか。
その辺の話はおいおいまたしていくとして。
他力のゲスい生き方。是非あなたもトライしてほしい。
まとめ
苦手な仕事をやる時は、自分がその仕事を苦手であること。これを全力でオープンしてみると、とてもおもしろいことがおきる。
今回これを実感することができた。
自分がダメだということをオープンにするのは勇気がいることかもしれない。
「アイツはダメだなぁ」。そう思われたくないからだ。
しかしまずそれが思い込みということに気づくこと。
それくらいであなたの評価は変わらないのだ。あなたはどうせすばらしいし、どうせダメだから。
そのままの自分でいいのだ。
そして他人を信頼して、自力から自分の弱さをさらけ出すこと。
そうすると、勇気を出した分、「なんかしらんけど」まわりが助けてくれるようになる。
「自分が何とかしなければならない」という「自力」はもう終わりにしよう。
他人に甘えてしまう「他力」でゲスく生きればいい。そのほうが、結果的にまわりも幸せになるのだから。
ということで、参考にしてほしい!!!
まわりのメンバーには感謝しかない いつでもスタオバより
このエントリーのメッセージ
苦手な仕事は他人に公言すると、まわりが助けてくれる!
こちらのエントリーもいかがでしょう?
あなたにオススメ
KADOKAWA (2016-03-18)
売り上げランキング: 406