なぜフォトリーディングだと読書へのハードルが下がるのか-本をサクサク読めるようになる理由

昨日のエントリーで、フォトリーディングなら読書への心理的ハードルは下がると書いた。

今日はその理由について書いていこうと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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フォトリーディングの流れ

フォトリーディングでは、フォトリーディングをはじめる前に「予習」という段階がある。

簡単に言うと、目次を中心に本をパラパラめくり、本の構成にザッと目を通す感じだ。

この時に、まずこの本の全体をサラッとではあるが、見ている。

その後フォトリーディングで全てのページを1分程度で「パッパッパッ」と見ていく。

これで本に目を通すのは2回目。

その後「復習」という段階で本を拾い読みする。

まずキーワードを抽出していく。ノートに一通りキーワードを書いたら、自分がこの本から何を知りたいか。

「質問」を考える。

これで本に3回、目を通す。

そしてその後「活性化」のパート(段階)で、自分が知りたい情報を本から取りに行く。

ここで4回、本に目を通すことになる。

「予習」から入ることの効果

「予習」から入る効果。それは、読書のハードルを下げる意味では重要な意味を持つ。

なぜか。

それは「まず5分やってみる」と同じ効果が得られるからだ。

「2分くらい、目次とか全体だけサラッとでは目を通せばいい」

このくらいの気持ちなら、どんな分厚い本でも着手できるのではないだろうか。

そう。フォトリーディングの大きなメリットはここにある。

今まで手が伸びず「積ん読」になっていた本に、手を伸ばすことができるようになるのだ

もうこの時点であなたがこの本を読む確率は60%以上になっている。

空白の原則が働くからだ。

全体に何度も目を通す意味

フォトリーディングでは、本の全体に段階を経て、何度も目を通す。

これも読書の心理的ハードルを下げることに大きな意味を与えている。

タスク管理的に考えると、これは読書のプロジェクト化なのだ。

そして何回かも本に目を通すことは、読者と本との距離を縮めることにつながる。

一度、二度と。本の全体に目を通すことで、その本を次に読もうとする時には、「この本は知っている」という気持ちを起こさせる。

「この本を知っている」という気持ちが、逆に「この本を知りたい」という気持ちに変わり、本に手をのばす効果を発揮するのだ。

まとめ

フォトリーディングをしばらくやってみて気づいたこと。

それはフォトリーディングが本への心理的ハードルを下げるために最適な仕組みを整えているということ。

特に今まで読書に抵抗があった人ほど、それを実感することになるだろう。

本に手を伸ばす心理的ハードルを下げる。そして何回も本の全体に目を通すことで、「この本を知りたい」という気持ちが湧くようになる。

そう。段階を経て本を読んでいくという手法はとても理にかなっている。

ということで、参考にしてほしい!!!

寒すぎて手が思うように動かない中でブログ更新 いつでもスタオバより

このエントリーのメッセージ

フォトリーディングを使えばあなたも本をどんどん読めるようになる!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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