会社で昇進が遅れたから、僕はきっと変われた

こんにちは、
残業ゼロサラリーマンの
滝川徹です。

前回に引き続き、

僕が長時間労働から
残業ゼロに変われた理由を
書いていく連載シリーズ

前回は
タスク管理がいかに
僕の残業ゼロ実践に役立ったか。

その一方、
タスク管理だけでは
残業を減らすことはできなかった
話を書きました。

その記事はこちらです。

今回は僕の人生で最もつらく、
同時に、
最も良かった出来事
について書きましょう。

それは実は、
会社で同期より
昇進が遅れたことでした。

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多くの同期社員が昇進する中、自分は取り残される

以前、僕の会社では。

一定の年次になると
役職が上がる制度に
なっていました。

簡単に言えば、
入社何年目になると
昇進するというものです。

僕は
多くの同期入社の社員が昇進する中、
昇進することが
できなかったのです。

当時、
自分としては
相当がんばって働いていたので、
ショックでした。

つらい気持ちをどう乗り越えたらいいかわからず、
答えを本に求めていきました。

葛藤の日々。

自分の能力が
同期社員より劣ってるとは、
とても思えなかった。

だからこそ、
納得できませんでした。

しかしそんなつらい出来事も、
今思えば最良の出来事だった。
僕はそう思っています。

なぜなら、
昇進できなかったことがきっかけで、
自分の人生を見つめ直すことになったからです。

昇進できなかったことで、自分を見つめ直した

自分の進む道がこれでいいのか。

かねてから憧れていた
吉越浩一郎さんに会いに行こうと
決意することもできました。

そのことを書いた記事は
こちらです。

そして今振り返ってみても。
会社で評価されなかったことは
僕にプラスに働いています。

だって、
会社で評価されていたら、
今のように変われなかった。
そう思うからです。

もし僕が会社で評価され、
どんどん昇進していたら。

自分を変えようとは
思わなかったでしょう。

ある意味、
会社でのキャリアがうまくいってなかったから、僕は変われたのです。

もう一つ、
僕が変われた理由があります。

それは、
僕が会社で
自分が実現したかったことを
やりきってしまったからだと思います。

組織の残業を減らして、全国表彰される

僕は入社三年目に
吉越さんを知り、

吉越さんがトリンプで
全社残業ゼロを達成したことを知ってから。

ずっと、
同じように
自分の働く組織のメンバーの
残業を減らす経験をしたい。
そう思ってきました。

そして入社三年目から、
ずっと。
継続的に
このことに取り組んできました。

まわりからは、
「なぜ滝川は
こんなに残業にこだわるのだろう」と
不思議がられていました。

そしてついに僕は、
入社10年目の時に、
それを達成してしまったのです。

簡単に言うと。
組織のメンバーの
退社時刻を一律に決めました。

毎日その時刻になったら
電気を自ら消し続けました。

その結果、
当時の組織の残業時間を
約20%減らすことができました。

この取り組みは
後に全国でも表彰されました。

その取り組み内容を
書いた記事はこちらです。

この時の結果は20%でした。
ただ、僕は大きな自信を
手に入れたのです。

退社時刻をもっと早めれば、
もっと大きな成果を出せる。
そのことを確信したからです。

そのための「実行力」を
自分は手に入れた。

その手応えが
当時の自分には
確かにありました。

そして自分の中で
大きな変化が訪れたのは、
この後でした。

そして、人生の転機へ

仕事でやりたいことが実現し、
成果も出せた。

しかしその後、
僕が思うように
人生は変わらなかったのです。

そうして、
僕はブログを軸に
自分の人生の
「方向転換」
を決意することに
なるのです。

次回に続きます。

続きが気になる方は、
是非拙著を読んでみてくださいね。

滝川より

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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