家族がいたから、僕は会社の人間関係を捨てられた:僕が「残業ゼロ」に踏みきれた理由

こんにちは、
残業ゼロサラリーマンの
滝川徹です。

前回に引き続き、

僕が長時間労働から
残業ゼロに変われた理由を
書いていく連載シリーズ。

前回は、
ブログが
僕の人生を変える
「残業ゼロ」の
原動力になった。

そんな話を書きました。
その記事はこちらです。

しかし、
もしかしたら。

ブログだけでは
残業ゼロは
貫けなかったかも、
しれません。

もうひとつ、
僕には大きな支えが
ありました。

それが
「家族」
の存在でした。

そう、
今日のテーマは
「家族」
です。

広告



小さい頃から「家族は一緒にすごすもの」だった

思い返せば、
僕自身は恵まれた家族環境で
育ちました。

そう言いきれること自体が
ラッキーだと思います。

両親は今でも
仲がいいですし、
僕自身も家族との関係は
良好です。

家族とは、
一緒にすごすもの。

こうした価値観は、
昔から僕の中に
当たり前のように
あったように
思います。

この感覚は、
自分自身が働きはじめて。

入社3年目に
吉越浩一郎さんの本を読んでから
あらためて
自覚するようになったと思います。

そのことについて
書いた記事はこちらです。

幸福な人生を送るカギは家族にあると気づく

吉越さんのメッセージは、
要するに
「仕事は人生の
一部にすぎない」
ということです。

家族との関係を
大切にすることで、
定年後の人生を
豊かに生きていける。

吉越さんの
このメッセージで、
僕は残業ゼロの働き方を
目指すことに決めたのです。

家族を大切にしないと、
幸福な人生をおくることは
むずかしい。

その後、
たくさんの本を読み。

多くの成功者が
家族問題で苦しんできたことが
わかりました。

当時読んだ
宋文洲さんの本にも、
「健康と家族さえあれば、
何度でもやり直せる」
と書いてあったことは
今でも覚えています。

華僑流おカネと人生の管理術
宋 文洲
朝日新聞出版
売り上げランキング: 430,150

こうして僕は、
家族を大切に生きていこう。
あらためてそう、
決意するようになりました。

家族と仕事の両立の大変さ

そう決意し、
晴れて僕は2009年に
結婚することになりました。

2011年には
第一子が生まれました。

当時は山口県に
勤務していました。

仕事が忙しい時期でしたが、
長時間労働にならないように。
常に気をつけていました。

当時はそれでも
けっこう働いていましたが、
通勤時間が自転車で
「2分」
でしたので(笑)
なんとかなっていたように
思います。

悩んでいたのが、
会社での飲み会の多さでした。

家族との時間を
大切にしたかったので、
できるだけ行かないように
していました。

特に子供が生まれてからは
その傾向が強まりました。

まぁ、
当時はそれで
けっこう気まずい思いをしましたね。

会社のキャリア上、
プラスにならなかったのは
間違いないでしょう。

キャリアとは裏腹に、家族関係は良好だった

会社のキャリアはさておき。
家族との関係は
当時良好だったと思います。

あくまで僕から見たらになりますが、
妻とのコミュニケーションも
とれていました。

残業ゼロの道を決意したのは
2016年4月。

この時には、
二人目の子供も生まれいました。

僕は家族との関係性に
とても満足していました。

そしてだからこそ。
残業ゼロへ突き進めたのだと
思います。

前回の記事でも書きましたが、
会社の評価の面では、
ブログが僕の心の支えに
なりました。

会社で評価されなくても、
社会に評価してもらえばいい。
当時の僕はそう思ったのです。

一方、
残業ゼロを決める時の
もう一つの懸念材料。

それは会社での人間関係でした。

「会社で村八分にされてもいいや」と腹を括る

まぁ別に、
それまで会社での人間関係が
すごくうまくいっていた
というわけではありません。

だから今考えれば、
失うものは大してなかった。
そうわかるのです。

しかし、
当時はそう、
自分を客観的に見るのは
簡単ではありませんでした。

残業ゼロを貫けば、
僕は会社で村八分に
されてしまうかもしれない。

結果的には
そうならなかったのですが。
この恐怖は常にありました。

ただ、
最終的には
「それでもいいや」と
腹を括りました。

会社の人間関係は
所詮ビジネスでの関係です。
家族と友達さえいれば、
なんとかなる。

そう思い、
残業ゼロへ踏みだすことに
しました。

「残業ゼロサラリーマン」の誕生と、家族との豊かな時間

そうして僕は
「残業ゼロサラリーマン」
になりました。

残業ゼロになった今、
僕は家族との関係を
本当に楽しんでいます。

予定がない日は
18時には家に帰ります。

玄関に入ると、
子供達が「パパー」と
出迎えてくれます。

子供達と一緒にお風呂に入り、
夕食を一緒に食べます。

そこで妻とも
1日の出来事を話します。
僕のとても好きな時間です。

子供達と一緒に寝る時に
「パパ、明日早く帰ってくる?」
と長女が僕のスケジュールを
聞いてくることに
日々喜びを感じています(笑)。

大切なことは、家族に意識を向ける続けること

家族を大切にするために
何をしたらいいのか。

僕自身は、
何か特別なことをしていた意識は
ありません。

ただ、
家族に常に
意識を向けていました。

家族との関係を大切にしようと
意識してました。

そして何より大切なのは、
やはり
「一緒にできるだけ多くの時間を
過ごすこと」

ではないでしょうか。

奥さんや子供達と
少しでもいいから、
毎日会話して、
一緒にすごす。

地道ですが、
こうしたことの
積み重ねだと思います。

毎日会社の人と
飲み会に行っていたら、
こうしたことは
できません。

まずは
できるだけ一緒に
時間をすごす。

これを意識してみて
ほしいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

仕事は確かに大切です。

そしてあなたもけっして、
家族をおろそかに
しているわけではないでしょう。

家族を養うために、
一生懸命働いているのだと
思います。

しかし残念ですが。
仕事だけに没頭していれば、
家族との関係性は悪くなっていく
ばかりでしょう。

これは、
数々の成功者が
教えてくれるわけです。

ベストセラーになった
こちらの小説も
リアリテイがあります。

終わった人 (講談社文庫)

終わった人 (講談社文庫)

posted with amazlet at 18.12.06
内館 牧子
講談社 (2018-03-15)
売り上げランキング: 5,019

家族との関係性。
それは、
かけがえのない宝物。

僕自身は心から、
そう思っています。

その真価は、
人生の試練を迎えた時に
よくわかりました。

あなたも今日から少しでいいので、
家族に意識を向けるように
してみてください。

家族との関係性は
きっとあなたの人生を
より豊かにしてくれるはずです。

さて、
連載シリーズも
いよいよラストになります。
来週をお楽しみに!

滝川より

無料メルマガやってます!

平日毎朝、
気軽に読めるお手紙が
あなたの元に届きます。

登録は以下からどうぞ

ワークショップ情報

●12/21(金)
19時〜21時

●12/26(金)
19時〜21時

●1/30(水)
19時〜21時

セミナー動画も提供してます!

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告