会社員が人生を切り開きたいなら「やっぱりブログだよ」って話

こんにちは、
残業ゼロサラリーマンの
滝川徹です。

前回に引き続き、

僕が長時間労働から
残業ゼロに変われた理由を
書いていく連載シリーズ

前回は
僕が会社で同期より
昇進が遅れたこと。

一見最悪に見えた出来事が、
結果的には
僕の人生を変える
素晴らしいきっかけになった。

そんな話を書きました。

その記事はこちらです。

今回は僕を
「残業ゼロ」に押し進めた
原動力のお話です。

そう、
今回はブログをテーマに
お届けします。

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日記ブログで孤軍奮闘していたあの頃

このブログをはじめたのは
2014年の6月です。

一方、
ブログ自体は
2009年にはじめていました。

当時は入社5年目でした。

勝間和代さんの
「目立つ力」を読み、
ブログをはじめようと
決意しました。

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勝間さん自身が
そうされたように。

会社員が人生を切り開くには
情報発信が1番の近道。
そう、思ったからです。

そんな思いでスタートしたのが
こちらのブログです。

ご覧の通り、
完全に日記ブログです(笑)。

それでも、
人生を変えようと。

当時は山口県で一人、
孤軍奮闘していました。

当時は仕事が
超忙しかった時期で。

週末1の記事更新が
やっとでした。

それでも
細々と続けていき、
2012年に独学で
WordPressブログを
立ち上げます。

こちらも週1更新を
続けていました。

しかしなんと!
ブログがウイルスかなにかに
やられてしまいます。

ちょうど育児が
忙しくなっていた頃でもあり、
一度ブログを中断することを
決意しました。

再開する時は
どんなブログにしよう。

育児の合間に
しばらく考える日々が
続きました。

ブログを再開するきっかけは、
二人目の子供が生まれるタイミングで
訪れました。

持ち前の図々しさでつかんだ「ブログレッスン」

時は2014年5月。

妻が出産のために
里帰りしている時でした。

ちょうどそのタイミングで、
プロブロガーの立花岳志さんの
セミナー情報をキャッチ。

千載一遇のチャンス!
ということで、
参加することを決意します。

そこで出会った
ものくろさんが、
僕の人生を変える
きっかけをくれました。

ものくろさんと
出会ったのは、
セミナー終了後の
懇親会の時でした。

懇親会でとにかく
お腹が空いていた僕。
とにかくモシャモシャと
サラダを食べていました。

食べることを優先しつつ、
まわりの方としゃべっていました。

そんな中、
一人の方とは
会話が続いていきます。

その方は
あなたもご存知かもしれません。
なみのり工房さんです。

で、
なみのりさんと
話をしていると。

少し人だかりが
できているのが
見えました。

ものくろさんは、
そこにいました。

今思えば、
親指シフトについて
一生懸命レクチャー
されていました。

ものくろさんは
立花さんの講座で、
「ブログで人生を変えた人」
として紹介されていました。

そこで、
僕はふと
思ったんですね。

「この人なら、
ブログを教えてくれるかも
しれない」

そう思い、
当時親指シフトに
一ミリも興味がなかった僕は
(今は親指シフトを習得してます笑)、
今思えばズカズカと。

ものくろさんのところへ
話をしにいきました。
なみのりさんを引き連れて。

そこで、
ものくろさんにお願いしました。
「ブログ、
教えてもらえませんか?」

こうして、
なみのりさんと僕の
ものくろさんによる
月一のブログレッスンが
はじまることになったのです。

腹をくくって、ブログ毎日更新の日々へ

はじめてのレッスンでは、
このブログを
立ち上げてもらいました。

テーマはタスク管理。
決めていました。

はじめたばかりの頃は
やはり週一更新でした。

しかしこのまま
週一で更新していても。
僕の人生は変わらない。

そう思い、
ある日腹をくくりました。

とりあえず、
平日5日間だけ、
毎日ブログを更新してみよう。
そう決意しました。

当時は長女も2歳。
なぜか、
彼女が寝るのは
きまって23時過ぎでした。

それからブログを書くことになるので、
当然この5日間は寝不足の日々が続きました。

でも実は。
この時をきっかけに
毎日ブログを書けるようになったのです。

そのことを書いた記事はこちらです。

しかし睡眠時間を削って
ブログを書く生活は
そう長くもたないだろう。

そう思った僕は、
「前業」
をやめることにしました。

仕事よりも、ブログ?の日々

前業とは、
会社の始業前に
仕事をすることです。

当時は朝7時半くらいに出勤し、
仕事をしていたのです。

この時間を
職場の近くのマクドナルドで
ブログを書く時間に
変えたのです。

こうしてライフスタイルを
変えたことで、
毎日7時間睡眠を確保しつつ。

無理なくブログを続ける環境を
整えることができました。

僕はどんどん
ブログを書くことに
夢中になっていました。

それはブログが
僕の居場所
を作ってくれたからでした。

自分の強みを教えてくれたブログ

毎日のように
タスク管理の記事を更新していると。
次第にまわりのブロガーから
嬉しい反応をもらうようになりました。

「スタオバさん(当時はペンネームで発信していました)は
タスク管理がすごい!」
という感じです。

自分としては
そう思っていなかったので、
とてもうれしく思いました。

ブログをやっていてよかったのは、
こういうところです。

ひとつは、
自分の強みに
気づけることです。

自分の強みは、
自分にはあたりまえすぎて、
その凄さがわからないのです。

情報発信をして、
まわりからの反応があって、
はじめてわかる。

ブログをはじめてから、
そうした経験を
たくさんしました。

もうひとつは、
「ありのままの自分を
認めてくれる場所」
ができたことです。

ありのままの僕を肯定してくれたブログの世界

当時の僕は、
ありのままの自分を晒すと、
非難される。
そう思いこんでいました。

このことは
話すと長くなるので、
興味がある方は
以下の記事を
読んでみてください。

特に会社では、
そう強く感じていました。

会社では
自分の本音を言えず、
苦しい日々を送っていました。

しかし、
ブログでは。

僕はありのままの僕を
表現していました。

そして
ありのままの僕を
表現しているブログが、
まわりの方から評価される。

この体験が、
心地よかったのです。

僕はありのままに
生きてもいいんだ。

そう肯定されたような
気がしました。

だからこそ、
僕はどんどんブログに
のめりこんでいったのです。

そしてその結果、
幸か不幸か。

まったく予期しない形で
残業ゼロを決断する機会が
訪れることになりました。

同僚にブログがバレて、決断を迫られる

その時は突然訪れました。

なんとある日出勤すると、
上司に個室に呼びだされます。

話を聞いていると、
どうやら同僚に僕のブログの存在が
バレてしまったようでした。

この辺の話は
拙著にくわしく書いたのて
ここでは割愛しますが、
この機に僕は
選択を迫られることに
なったのです。

それは、
ブログをやめて
長時間労働するか。

それとも出世をあきらめて、
自由に生きるか。

上司からストレートに
こう言われたわけではありませんが、
僕はどちらかを選ばなければいけなくなったように
感じました。

結論としては、
僕は後者を選びました。

その決断の大きな支えになったのが、
ブログでした。

ブログで人生は変えられると信じて

当時の僕は、
ブログに
可能性を感じていたのです。

最悪会社で出世ができなくなっても、
ブログで情報発信を続けていれば
僕はきっと人生を変えていける。
そう確信していました。

そして実はもうひとつ、
僕の決断を支えてくれてくれたもの。

それが家族の存在でした。

このことは明日以降、
また書いていきます。

まとめ

サラリと書いてますが、
出世をあきらめるという選択は、
簡単ではありませんでした。

ただ今ふりかえってみても、
不器用な僕には、
この道しかなかったように思います。

後悔は、
していません。

あの時の僕は
「人生を変える」と
決めたから。

そしてその決意は、
今も変わっていません。

僕の人生は、
これからです。

過去の自分に、
「君の決断は
間違っていなかったよ」

そう言ってあげるためにも。
これからも突き進んでいきたいと
思います。

今後も僕から
目が離せませんよ(笑)。

この話のディーテールを知りたい方は、
是非僕の「体験記」である
拙著も読んでみてくださいね。

滝川より

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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