長時間労働だった33歳の僕が「残業ゼロ」に働き方を変えられた7つの理由【まとめ記事】

こんにちは、
残業ゼロサラリーマンの
滝川徹です。

僕は現在、
東証一部上場の
大手金融機関に勤める
36歳の会社員です。

以前は長時間労働で、
仕事に忙殺され、
日々悩んでいました。

しかし、
33歳から。

「残業ゼロ」に
働き方を変えることが
できました。

また、現在は
会社員として働く傍ら。

個人事業主としても
執筆やセミナー活動を
行っています。

大手金融機関に
勤める僕が、
一体どうやって
長時間労働から
残業ゼロの働き方に
シフトすることができたのか。

きっとあなたも
興味があると思います。

そんな
あなたに向けて。

今回は僕が
残業ゼロに変われた
きっかけを
7つにまとめました。

一つ目のきっかけは、
25歳で
「仕事は人生の
ほんの一部にすぎない」と
気づいたことでした。

それでは、
早速はじめましょう。

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25歳で「仕事=人生」の考え方をやめた

2005年に
今の会社に入社し。

はじめは
何の疑問も持たずに
残業し、

会社帰りには
先輩や同期と
飲みに行っていました。

しかし、
入社3年目になる頃。

ある日
父親から渡された
1冊の本をきっかけに、
「仕事は人生の
ほんの一部」と
僕は気づくことになります。

その本はこちらです。

2分以内で仕事は決断しなさい
吉越 浩一郎
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今のように
「仕事=人生」
のような働き方をしていたら。

定年する頃には
家族との関係も
破綻してしまい、
幸せな人生を
送れなくなる。

そう確信したのです。

人生で本当に大切なのは、
仕事という
「ゲーム」が終わった後。

定年後に、
幸せに生きること。

そしてその軸となるものが、
妻をはじめとした家族。

著者の吉越さんから、
そんなメッセージを
受けました。

そのことを書いた記事は
こちらです。

この日から。
僕は仕事で
成果を出しながら。

「残業ゼロ」の
働き方を
目指すことに
決めたのです。

まずはじめたのは、
「外に目を向けること」
でした。

「外の世界」に目を向けた

「35歳までに
一流のビジネスパーソンになる」

当時そう決意した僕は、
まず読書から
はじめました。

それまでほとんど
読書の習慣は
なかったのですが、
吉越浩一郎さんの本を
まず全て読みました。

その後は、
仕事術の本を
どんどん
読んでいきました。

それまで週7で
会社の同僚と
遊びに行っていましたが、

次第に
会社近くの喫茶店で
仕事後に
勉強する機会が
増えていきました。

それは、
一流のビジネスパーソンに
なるためには。

仕事後に
自己研鑽をすることが
当たり前。

本を読んでいくうちに。
そう考え方が
変わっていったからです。

そうして
学ぶ楽しさを
覚えた僕は。

その後セミナーに
参加したり。

個人セッションを
受けにいきました。

そうして
自分自身に
積極的に投資し、
外の世界に
目を向けたことで。

当たり前のように
残業している
今の自分の現状が、
「当たり前ではない」。

そう気づけたのだと
思います。

この話については
以下の記事に
くわしく書いています。

その気持ちが
原動力となり、
僕は
「タスク管理」を
独学で学ぶことを
決意します。

「タスク管理」を独学で習得した

僕がタスク管理を
はじめたのは、
2011年11月。

入社6年目の頃でした。

当時の僕は、
仕事に忙殺されていました。

そんな中、
以下の本と出会い、
タスク管理の概念に
魅了されます。

クラウド時代のタスク管理の技術
東洋経済新報社 (2013-05-02)
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これなら、
仕事を完璧に
管理できるかもしれない。

当時そう思い、
タスク管理を
独学で学び始めました。

はじめの頃は大変でした。

タスクリストを
毎日作るのに
少なくとも30分。

長い時は
1時間かかりました。

それでも、
「継続は力なり」と信じて。

毎日タスクリストを
作り続けました。

タスクリストを作るのは
確かに大変でした。

一方、
仕事をリストとして
書き出すことで。

仕事のヌケモレの
心配がなくなりました。

また、
仕事が「見える化」
したことで、

仕事に対する
漫然とした不安が
なくなっていく感覚が
ありました。

そんなメリットが
あったからこそ、
続けていけたのではないかと
思っています。

そうして次第に
タスク管理の技術は
向上していきましたが、

残業自体は
なかなか減らすことが
できませんでした。

当時は
効率を高めれば、
残業はなくせると
思っていました。

しかし,
タスク管理をマスターしても。

仕事自体を
減らさなければ
残業は減らせないのです。

これは、
今だからこそ
わかることです。

この話については
以下の記事に書いています。

そうして日々仕事を
がんばっていたのですが、
その先に待ち構えていたのは、
残酷な現実でした。

会社で同期より昇進が遅れた

今振り返れば、
僕にとって
「最もつらく」。

そして同時に
「最良の出来事」
だったこと。

それが、
同期より昇進が
遅れたことでした。

多くの同期社員が
昇進する中、
僕は昇進することが
できなかったのです。

自分としては、
相当がんばっていた
つもりでした。

その分、
ショックでした。

自分の能力が
同期より劣っているとは
どうしても思えず。

悶々とした日々を
過ごしました。

しかし、
この出来事を
きっかけに。

僕は
自分の人生を
見つめなおすことが
できました。

自分の進む道が
このままでいいのか。

確認するために。
ずっと憧れていた
吉越さんのホームページに
問い合わせます。

その後,
運良くご本人と
ランチする機会にも恵まれます。

もし僕が会社で評価され、
順調に昇進していたら。

自分を変えようとは
思わなかったはずです。

吉越さんに
勇気をだして連絡して、
お会いすることも
きっとなかったでしょう。

吉越さんに
この時お会いすることで、
僕は自分の進んでいる道が
間違っていない。

そう確信することが
できたのです。

その結果、数年後。

僕は組織の残業を減らし、
全国で表彰されることになります。

「自分の所属する組織で
残業を減らしたい」

入社3年目から、
ずっと願ってきたことでした。

それが、実現したのです。

ようやく自分として
満足がいく実績を
仕事で残すことが
できました。

このことについては、
以下の記事に書いています。

仕事でやりたいことを実現し、
成果も出せた。

これで、
僕の人生は変わる。

当時はそう思っていました。

しかし実際は、
何も変わりませんでした。

僕の人生を変えることになるのは、
全く別の
「ブログ」
という存在でした。

ブログが人生を変える出来事を引き寄せた

僕がブログをはじめたのは、
2009年。

勝間和代さんの
「目立つ力」を読んで。

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会社員が
人生を変える近道は
情報発信することだと
気づいたことが
きっかけです。

はじめの頃は
単なる日記ブログで。

週1回更新できれば
いいほうでした。

そうして細々と
続けていたのですが。
2014年に転機が訪れます。

あるセミナーで
ものくろさんと偶然出会い。

「ブログを教えてください」と
お願いすることで、
ブログを毎月教えてもらう
チャンスを得ます。

そこから、
ブログへの意識が
変わっていきました。

人生を変えるために、
ブログも毎日更新することを
決意します。

はじめは
睡眠時間を削って
書いていたのですが。

これでは長く続かないと
思いました。

その結果、
僕は
「前業」を
やめる決意をします。

当時朝早く
会社で仕事をしていた時間を
ブログの時間に
あてることにしたのです。

会社の近くの
マクドナルドで
毎朝ブログを書いてから、
出勤する。

そんなライフスタイルに
変えたのです。

そうして本格的に
ブログを続けていった結果。

ブログは僕の人生を変える
きっかけを引き寄せます。

なんと同僚に
ブログの存在が知られてしまい、

それをきっかけに
上司と働き方について
対峙することになってしまうのです。

簡単に言えば、
まわりとあわせて長時間働くか。
それとも自由に働くか。

決断を迫られたように
当時の僕は感じました。

その結果、
僕は後者を選択します。

この辺の話は
以下の記事に
くわしく書きました。

そうしてこの日から、
僕は「残業ゼロ」を
実践することを決意します。

その決意を
後押ししてくれたのが、
ブログでした。

そしてもう一つ、
重要な要素がありました。

それは、
家族の存在でした。

「家族がいれば、生きていける」と思えた

長時間労働だった頃から。

僕は家族と過ごす時間を
大切にしてきました。

2009年に結婚し、
2011年には第一子が
生まれました。

仕事と家庭の両立は、
正直かなり大変でした。

娘が2歳の頃には。

仕事を終えて帰宅すると
元気いっぱいの娘から
「遊んで!」と
言われます。

たくさん遊んで、
彼女がようやく寝るのが
23時。

贅沢な悩みなのでしょうが、
当時は仕事でヘトヘト。

その後
全力の娘と遊ぶのは
「しんどい」と
感じる日々がありました。

しかも、
ブログを本格的に
はじめた時期でした。

ブログを書く時間も
なかなかとれず、
もどかしい思いもしました。

しかし、
それでも僕は。

家族と一緒にすごす時間を
意識して、
大切にしてきました。

その結果、
家族との関係は良好。

その後二人目の娘が生まれ、
僕は家族との関係に
満足していました。

家に帰れば、
居心地のよい
安心できる場が
あったのです。

そしてだからこそ、
上司と対峙した時、
残業ゼロへ踏み切れたのだと
思います。

当時の僕は、
残業ゼロを実践すれば、
会社の中で孤立する。

「村八分」
のような状態になると
思っていました。
その恐れがありました。

しかし、
家族がいたからこそ。

「それでもいい」
そう覚悟を決めることが
できたのです。

家族との関係性。
それは、
かけがえのない宝物なのです。

その真価は、
人生の試練を迎えた時に
よくわかりました。

このことについては、
以下の記事に
詳しく書いています。

そして当時の僕が
勇気をだして
一歩踏み出せた理由は
もう一つあります。

それはまた、
1冊の本が
きっかけになっていました。

「がんばって働く」をやめた

僕はある時から。

会社で無理して、
がんばって働くことを
やめました。

それは、
心屋仁之助さん(以下、「仁さん」)の
こちらの本を読んだことが
きっかけでした。

一生お金に困らない生き方
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仁さんは、
人生、
「がんばらないほうが
うまくいく」
と言うのです。

その後
仁さんの本を全て読むと。

仁さんの言う
「がんばる」とは。

ガマンしたり、
無理して何かをすること
を指していることが
わかりました。

つまり、
仁さんは
「やりたくないことをやめて、
やりたいことをやれ」
と言っていることに
気づいたのです。

これが、
仁さんの言う
「がんばらない生き方」
でした。

このことを
理解した僕は。

自分が出来る範囲から、
少しずつ。

「がんばらない生き方」
を実践していきました。

やりたくない仕事を断ったり。
行きたくないと思った
飲み会を断ったり。

その他にも、
勇気を出して。

がんばらない生き方を
実践していったのです。

そのことを書いた記事が
こちらです。

そうして勇気をだしたほうが、
結果的にうまくいく。

そうした成功体験を
少しずつ積んでいくことで。

次第に
がんばらない生き方のほうが、
人生うまくいく。

そう実感するように
なっていったのです。

だからこそ、
上司と対峙した時に
勇気を出せたのだと思います。

まとめ

今回の記事は、
僕自身が残業ゼロに変われた
7つのきっかけを書いてきました。

いかがでしたでしょうか。

少しでも、
僕の経験が
あなたの役に立てばいいなと
思っています。

大切なことは、
あきらめないことだと
思います。

もし今あなたが
長時間労働に悩んでいるなら。

残業ゼロに変わるのは、
そう簡単ではないでしょう。

僕自身もふりかえれば、
25歳から33歳まで。
8年くらいかかっています。

しかし、
この記事を読んだあなたは。

僕よりずっと早く
残業ゼロに
たどり着けるはずです。

僕自身の
「体験記」
である拙著も。

きっとあなたの
役に立つと思います。
よかったら
読んでみてください。

以下のリンクに掲載されている
各記事も参考になると思います。

これからあなたが
もっともっと幸せに
働けるようになれることを。

心から祈っています。

滝川より

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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