人にわがままを言うと、起きる「とんでもないこと」とは?

人に助けを求める。弱音を吐く。わがままをいう。

僕がついこの前まで苦手としていたことだ。あなたはどうだろう?

しかしこれらの行動はあなたの今の悩みを一瞬で消してしまうくらい、大切なことだ。少なくとも僕の場合はそうだった。

どんなことが起きるのか。知りたいあなたに向けて、今日は書いていくことにしよう。

さぁ、今日も早速行ってみよう!!!

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弱音を吐くことが苦手だった僕

僕はずっと昔から、「弱音を吐くのはかっこ悪い」、「わがままを言うことはみっともない」。

そんな感じのことを思ってきた。

そう思って、今までは自分でなんとかしてきたし、何とかなってきたのだ。

弱音やわがままを言いたい時に、今まではグッと飲みこんできた。

しかしこのがまんが、一番心によくないのだ。

そして心の勉強をしているうちに、自分が怖くてがまんしていることをあえてやること。この大切さを知った。

これが「折れない自信」をつける方法だということを学んだのだ。

そして学んだら、「実験」。これが僕のスタイルだ。

ということで、早速試してみたのじゃよ。どんなことが起きたのか。みていこう。

「許しを乞う」という技術

少し脚色した内容にはなっているが、以下のエントリー内の「許しを乞う」で書いた内容を実行した。

上司から「人より早く出社して、遅くまで残っておいたほうがいい」とアドバイスされた僕。

しかし僕は今育児が一番大切な時期だ。できるだけ妻を助けてあげたい。だからこそ、労働時間はできるだけ少なくしたい。

そのためにタスク管理で仕事の効率を高めてきたのだ。上司からのアドバイスは尊重するが、僕はその通り実行することはできないと思った。

そしてその結果、僕は会社に入ってはじめて上司にわがままを言ったのだ。

「仕事は今まで以上にきちんとやるから、どうか労働時間を減らすことを許してほしい」と。

その結果は自分が予想していたよりずっと、よいものになった。

上司から「仕事をきちんとやれば、かまわない」と、OKをもらえたのだ。

「え、こんなにあっさりOKがもらえるなら、ずっと前からわがまま言ってればよかった〜」

僕の素直な感想だ。

僕は「きっとものすごい嫌味を言われたりするんだろうなぁ」と思っていたのだ。その全く逆のリアクションが返ってきて、逆にびっくりした。

人は混乱さえしていなければ、やさしい。

以下の書籍にあった言葉。

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そのことを確信する大きな出来事になった。

「助けて」は最強のキーワード

結局、「助けて」は最強のキーワードなのだ。

自分を飾らず、素直に「困っているので、助けてほしい」と言ってみるということ。

あなたが逆の立場で助けてと言われて、嫌な気持ちがするだろうか?よほどの事態でなければ「助けてあげよう」と思うのではないだろうか。

僕たちは小さい頃から「わかままは言ってはいけません」、「自分のことは自分でしなさい」と言われてきた。

そんな僕たちは、今でも自分が気がつかないうちにそれを美徳として持っている。

わがままを言うと、とんでもないことが起きると思いこんでいるのだ。

しかし現実はそうではない。というか、よい意味で「とんでもないこと」が起きるのは事実だ。

もっと人を信じて、勇気をだして人に助けを求めてみる。わがままを言ってみる。

あなたが想像しているよりずっと、すばらしい結果がでるはずだ。

もう一度言っておこう。「人は混乱さえしてなければ、やさしい」。

ということで、参考にしてほしい!!!

人はホントにやさしいのよ いつでもスタオバより

今日のメッセージ:人に助けを求めてみよう。わがままを言ってみよう。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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