目の前のヘビーなタスクを先送りせずに処理する方法

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目の前のタスクあるいはプロジェクトがヘビーで思わず先送りをしてしまう人も多いと思う。タスク管理に慣れた自分だって先送りしたくなる気持ちは同じだ。でも僕は対処方を学んだのでかなりの確率で先送りを防ぐことができる。その方法をお伝えしよう。

タスクをプロジェクト化する

タスクのプロジェクト化についてはこちら↓
仕事のプロジェクト化について | dream4luckのいつでも 「スタオバ」!!!

この効果は実は絶大だ。まず意外と盲点なのだが、仕事は着手するのが一番大変ということだ。よくタスク管理で言われている方法だが、「最初の5分をやってみる」ことが大切なのだ。最初の5分でも仕事に着手できれば、仕事のボリューム感を感覚的に把握することができる。

またこれまた意外に、タスクは始めてしまうとキリがいいところまでそれなりに仕事をしてしまうものだ。そしてこの5分は仕事のプロジェクト化に費やすのが一番いい。

なぜか。まず単純に5分だけやるよりも、心理的ハードルが低い。タスクの一部を解消するのと比べて、計画だけ考えればいいと言われたほうが気持ちが楽だからだ。またタスクをリスト化することで感覚的に把握した仕事のボリューム感の精度を高めることができる。

そしてタスクを細分化することで、次回以降仕事にとりかかる時の心理的ハードルが低くなるから。

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次回とりかかりやすいように工夫しておく

次回仕事に取りかかる時に心理的ハードルが低いように工夫しておくことも大切だ。おおざっぱでいいので、細分化した各タスクにつきそれぞれいつ処理するのかおおざっぱに決めておこう(各タスクの所要見込み時間も考えたうえで検討するのがオススメだ)。例えば下記ようなイメージだ。

●タスクA・・・9/1
所要時間10分
●タスクB・・・9/1
所要時間25分
●タスクC・・・9/2
所要時間15分
●タスクD・・・9/3
所要時間20分

そして次回はタスクAから始めるとわかるようにふせんなどを使って未来の自分に簡単な引き継ぎメモを作っておこう。引き継ぎメモについてはこちら↓
その日中にタスクが完了しない場合、やっておいたほうがいいこと | dream4luckのいつでも 「スタオバ」!!!

まとめ

仕事の先送りは人間である以上避けることはできない。しかしその頻度を下げることは知識があれば可能だ。ポイントはいかに着手するための心理的ハードルを下げるかだ。是非試してみてほしい。
参考書籍はこちら↓

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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