自分のことをふつうのサラリーマンだと思っていた僕が自著「気持ちが楽になる働き方」を出版するためにやったこと②〜自分のためにお金をどんどん使えるようになる方法〜

いよいよ12/8に僕の著書「気持ちが楽になる働き方」が発刊されます。

僕自身、数年前は自分が出版するとは夢にも思わないふつうのサラリーマンでした(そう自覚していました)。

せっかくですのでこの機に出版に至るまで僕がやってきたことを、少しずつ書いていこうと思いました。そこで先日「自分の課題と向き合う」というテーマで一つエントリーを書きました。

今日のテーマは「自分に惜しみなく投資する」です。

今思えば「人生を変える!」と決意してからというものの、それまでの自分とは比較にならないくらい自分に投資をできるようになりました。

それが僕の変化の原動力となってきたことは間違いありません。

「理屈はわかるけど、なかなか自分にお金を使えない」。そんな人も多いと思います。昔の僕も何を隠そう、そうでした。

そんな状態からどんな風に変化をしていったのか。「なかなかお金が使えない」という方の力に少しでもなれたらと思います。

さぁ、それでは参りましょう!

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お金のブロックを外したきっかけはコンビニに一万円を寄付した「コンビニミッション」

今から振り返ると、本気で「人生を変える」と決意したのは会社の近くのコンビニに一万円を寄付した時でした。

なぜこんなことをしたのか。

それは自分の仕事が全国で表彰されても自分の気持ちが満たされないことに絶望していた時に出会った一冊の本がきっかけでした。

当時「仕事での評価=自分の価値」と思いこんでいた典型的なサラリーマンだった僕は、他人から認められるために仕事を一生懸命がんばっていました。

人一倍働いているつもりでしたが、それでもまわりから認められている気がしなかったのです。

当時は仕事で結果さえ出せば、まわりは認めてくれるはず。そう思ってずっとがんばり続けました。その結果、自分の仕事が評価され、全国表彰されることになりました。

全国表彰されたことは確かに嬉しかった。しかしその喜びは過ぎ去ってしまえば、当たり前になってしまいます。そしてその後、僕の現実は変わりませんでした。

あいかわらず、まわりから認められていないと感じるのです(後にこれは自分の思いこみと気づくのですが)。仕事で成果を出したにもかかわらず、変わらない現実に僕は絶望していました。

そこで出会った本が心屋さんの「一生お金に困らない生き方」でした。

そこに書いてある内容に共感した僕は、人生を変える決意表明としてコンビニに一万円を寄付することにしたのでした。

詳しくは以下のエントリーに書いてますのでよかったら読んでみてください。

お金を使うことで自分のセルフイメージを上げる

その後心屋さんの本は全て読みました。

探究をしていくうちに、お金を使うことが自分のセルフイメージを高めるために大切だということを理解しました。

自分にお金を使うということは、自分の価値を認める行為だからです。

例えば高額なセミナーを受けたいと思ったとしましょう。

そこで値段を見て受講するのをやめてしまう場合は、「自分にはこのセミナーを受ける価値がない」というメッセージを自分に送っていることに気づいたのです。

人生を変えるためには自分のセルフイメージを変える必要がある。そう思った僕は思い切って自分に様々な投資をするようになりました。

以前はセミナーには年に一回行くか、行かないくらいでした。個人セッションは受けたことすらありませんでした。

しかし自分に投資すると決めてからは、すすんで受講するようになりました。

また読書量も格段に増えていきました。欲しいと思った本は制限なく買うようになりました。

毎日のようにAmazonからダンボールが届いた時期もあったくらいです(届き続けるダンボールを見たときの奥さんのリアクションは秘密です)。

お金を使えるようになるための二つのコツ

そうはいっても、お金を使うことは怖いという人もいると思います。当然僕もそうでした。

僕はどうやってお金を使えるようになったか。

僕の場合、ポイントは二つありました。少しずつ使うように意識をしたこと。そして記録をつけることです。

お金を使うことはセルフイメージを高めるといっても、何百万のセミナーにいきなり申し込める人はなかなかいないでしょう。それは僕も同じでした。

そこで僕の場合、3,000円くらいのセミナーからはじめて、少しずつ高額なセミナーを受講していきました。

そうして少しずつステップアップしていくと、だんだんとお金を自分に投資することに慣れていきます。気づくと数万円のセミナーや個人セッションに抵抗なくお金を使えるようになっていました。

もう一つはお金の記録をつけること。

お金を使っていると、当然ですがお金がどんどん減っていく不安がつきまとうことになります。

その不安を払拭するのが記録という事実です。

例えば読書であれば、僕は買いたいだけ本を買っても、年単位で見ればそこまで大きな支出でないことが記録からわかりました。

そりゃあ、そうです。そんなに読めないですよね(笑)。

このように、例えば月単位とかでどのくらいのお金を使ったのか、都度チェックしていけばいいのです。

そうすると、「意外と大丈夫だなぁー」と安心感を得ることができます。少なくとも僕の場合はそうでした。

参考にしていただけたらと思います。

お金を使えるようになると日常を豊かな気持ちで過ごせるようになる

そうして自分にどんどん投資をしていくと、食事や日常の買い物でのお金の使い方にも変化があらわれていきます。

お金を使う基準が少しずつ変わっていきました。

例えばですが、レストランでメインディッシュ以外にサラダを頼みたいとしましょう。

以前の僕は値段を見て、「やっぱりやめとこ」と思ったものです。

しかし自分のお金を使う基準が変わってからは、遠慮なくサラダを頼むようになりました。

自分の「欲しい」という気持ちを優先するようにしたのです。

そのためにあえて自分が食べたことのないような高級なステーキを食べることに挑戦したりもしました。

僕のお金の使い方が変化していくプロセスについては以下のエントリーで詳しく書いています。

こちらもコツは少しずつ試していくことです。だんだんと慣れてきます。

こういったプロセスを体験していくと、セルフイメージ、自己肯定感が上がっていくことを体感するようになります。

文字通り「自分には価値があるんだ」と思えるようになっていくのです。そして少しずつ、日常を豊かな気持ちで過ごせるようになっていくことを実感していきました。

そうすると自分を大切にするようになります。そしてこれがさらに良い循環に繋がっていくのです。

どう繋がっていくか。続きはまた書いていきますので、楽しみにしていてくださいね。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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