自分のことをふつうのサラリーマンだと思っていた僕が自著「気持ちが楽になる働き方」を出版するためにやったこと①〜自分の「課題」と向き合う〜

約7年前、当時の僕は自分のことを何の取り柄もないサラリーマンだと思っていました。

会社での仕事はそれなりにできる自負がありました。

しかし世の中で活躍されている人達、すなわち経営者、起業家、ブロガー。自分が当時憧れていた人達と自分を勝手に比較して、「自分には何の取り柄もないなぁ」と感じていたのです。

そんな僕が、今回出版をすることになりました。当時憧れていた人達に少し近くことになります。当時の僕からしたら、きっと想像できないことでしょう。

「何の取り柄もない」と感じていたサラリーマンの僕がどのように変化していき、出版を果たしたのか。それを書いたのが12/8に発刊される「気持ちが楽になる働き方」なのです。

「発刊まで待てない!」という方に向けて、発刊までブログで少しずつエッセンスをお届けしていこうと思っています。

12/8の発刊までの前菜としてお楽しみいただけたらと思います。

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出版は自分の「課題」を克服した結果があらわれたもの

出版という結果は、「何の取り柄もない」自分から今の自分に変化した結果があらわれたものだと思ってます。

そしてその変化を振り返ると、ここまでの道のりは「イバラの道」だったように思います。

それは自分の「課題」から逃げずに真正面から向き合い、克服していかなければならなかったからです。

会社の同僚との飲み会三昧の日々を楽しんでいた時期もあった

思い返せば僕が今勤めている会社に違和感を感じ始めたのは入社して2年くらいが経った時でした。

新人時代は仕事にいっぱいいっぱいで、仕事以外のことを考える余裕はありませんでした。仕事へのストレスで体調を崩した時期もありました。

一年が経つと、仕事がそれなりにできるようになりました。この時期は会社の同僚と価値観が合っていたのだと思います。会社の同僚と飲みにいくのが楽しい時期でした。

毎日のように会社の同僚と飲んで、ある意味忙しい日々を過ごしていたのです。今思えばそんな忙しい状態が自分を「人気者」と感じさせてくれ、その気分に酔っていた気もします。

外資系プロの働き方を知り、今の会社の働き方に違和感を感じるようになる

そんな中、ある日父親から勧められた外資系企業の経営者が書かれた一冊の本が僕の価値観を大きく変えることになりました。

それからは外資系プロの働き方に憧れるようになりました。働くことに対する価値観が大きく変わってしまった僕は、次第に会社や同僚の価値観に疑問を持つようになります。

そうです。まさに違和感を感じるようになっていったのです。その違和感はやがて僕の葛藤に繋がっていくことになるのです。

自己探求の末たどり着いた「ありのままの自分は非難される」という「課題」

冒頭に書いた「課題」の話に戻りましょう。

僕の場合、大きく言えば「課題」は「自分の気持ちに素直に生きていく」ことでした。

自分の人生を変えていく過程で自分を探求していた僕は、「ありのままの自分は非難される」というネガティヴな考えを信じていることに気づきました。

そう信じていたから、ブログもはじめは「スタオバ」というペンネームではじめたのです。

僕の考えたことをブログで自由に表現した結果、僕のことを知る人から非難されたり、バカにされることが怖かったのです。

自分が怖いと思うことに挑むことでネガティヴな考えは思いこみと「体感」する

自己探求を続けていくうちに、こういった自分の中にあるネガティヴな思いこみを解放していくことが大切ということがわかっていきました。

そしてネガティヴな考えを解放するためには、その考えが思いこみだと「体感」することが必要だということもわかったのです。

そしてネガティヴな考えが思いこみであることを「体感」することとは、実際に自分が怖いと思うことを行動に移していくことでした。

それは例えば以下のようなことに挑んでいくことだったのです。

  • ブログで実名を晒すこと。
  • 上司に言いたいことをきちんと伝えること。
  • 行きたくない飲み会を「いきたくない」と嘘をつかずに堂々と断ること。
  • 家族と働き方についてきちんと話すこと
  • やったほうがいい仕事をやめること

毎回課題に「エイや!」と挑み続けた結果、出版という「宝」を手に入れた

この「課題」に挑んでいくことこそ、「自分の気持ちに素直に生きる」ということなのです。

それは自分が本当はやりたいけど、怖くてできないことに挑戦していくことでした。この「怖くてできないこと」こそが「課題」なのです。

こういった「課題」に挑み続け、「あ、自分の気持ちに素直に生きても大丈夫なんだ」と体感していくこと。この経験が僕の中のネガティヴな思いこみをどんどん解放していってくれたのです。

この課題に挑み続けることがまさに「イバラの道」だったのです。人生を変えることが容易ではない理由は、ここにあると僕は思っています。

僕自身も毎回「エイや!」と高いところから飛びこむ気持ちで行動をしてきました。

そうしたイバラの道の先に今回の出版という宝が見つかった。そんな感じです。

本やセミナーに逃げずに「課題」と向き合うことの大切さ

たくさん本を読んだり、セミナーに投資することも大切です。しかしそれでも私達の人生が変わらないのはなぜなのか。

それは私達が自分の課題と向き合っていないから。僕はそう確信しています。

本を読んだり、セミナーに投資すること自体は大切なことですし、いいことだと思います。僕自身もそうしてきました。

しかしいつかは自分の課題に挑戦しなければ、人生は変わらないのです。

本やセミナーが課題に挑むことから逃げることに繋がっていないか。注意する必要があると僕は思います。脳は巧妙に私達を騙すからです。

自分が怖いと思うことに挑戦することはとても勇気がいることです。僕自身も様々な人の経験を聞き、背中を押してもらうことでようやく行動することができました。

だからこそあなたに「気持ちが楽になる働き方」を読んでいただきたいのです。

僕がどのように課題と向き合い、自分が怖いと思うことに挑戦してきたか。その体験を惜しみなく書いているからです。

僕の体験を追体験いただくことで、あなたが行動する一歩に繋がったらいいな。そんな風に思い、魂をこめて作ったからです。

ままなくアマゾンで予約開始になります。またあらためて案内しますので、楽しみにしていてくださいね。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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