習慣化の鍵は「どんなに疲れてる時でも達成できる目標を設定する」こと

何かあたらしいことをはじめようと決意し、目標を設定するも、挫折してしまう。

そんな経験をしたことはないだろうか?

たとえば昔の僕も、「毎日腕立てと腹筋を20回ずつやろう」と決めたものの、(たった20回にもかかわらず)挫折してしまった経験がある。

そんな僕だったが、実はここ数年、習慣化に大切な「鍵」を発見した。

その「鍵」を使うことで、最近の僕は毎日ブログを書くこと、Twitterを投稿すること、腕立て・腹筋、あらゆることを無理なく続けることができている。

その「鍵」は一体なんなのか。君もきっと知りたいのではないだろうか。

結論から言ってしまえば、その「鍵」は目標設定の仕方にある。

「どんなに疲れてる時でもその習慣を達成できる目標設定をすること」

これが実は習慣化の最大の「鍵」なのだ。

どういうことか、説明していこう。

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なぜ目標を低く設定しても問題がないのか

たとえば僕は先週からランニングというあたらしい習慣を生活に取り入れた。

その際設定した目標は「毎日15分走る」ことだ(その後30分ウォーキングをする)。

「たった15分か」と君は思ったかもしれない。

でも冷静になって考えてみてほしい。今までは「ゼロ」だったのだ。それがたった15分かもしれないが、毎日ランニングするようになった。

この習慣が1年、2年、5年、10年と続けば。10年後、「ゼロ」の自分と毎日15分ランニングを続けてきた自分には大きな違いが生まれているのではないだろうか?

他にも例をあげよう。

半年前くらいから、毎日腕立てと腹筋を続けている。目標は、毎日それぞれを「最低1回行う」というものだ。

「毎日最低1回?」と今君は鼻で笑ってしまったかもしれない。

でもこの目標設定のおかげで、今では毎日腹筋20回、腕立て10回以上をこなすことができている。

以前は毎日腕立てと腹筋それぞれ20回ずつを目標にしていた時期があった。しかし見事に挫折し、僕は再びゼロに戻った。

そんなゼロの自分と比べれば、1年、2年、5年、10年と長い目で見れば、今の習慣を続けている僕とで大きな違いが生まれるだろう。

10年後の違いに着目しよう

このように、何かあたらしいことをはじめるなら。

どんなに疲れていても毎日実行できるような目標設定をすべきだ。そうすれば、毎日続けることができる。

毎日続けることができれば、1年、2年、5年、10年と見ていけばゼロの自分と比べれば大きな違いが生まれることになるからだ。

よく言われるように、人は1年、2年でできることを大きく見積もりすぎ、10年、20年でできることを小さく見積もりすぎる。

毎日1%よくなったら、1年後には37倍よくなる」とジェームズ・クリアは言った。

あたらしい習慣を作りたいなら、どんなに疲れていても毎日必ず達成できる目標を作ることだ。

そうすれば無理なく続けていくことができる。

そして10年、20年後にはその成果に驚くことになるだろう。

習慣化については、次の本が最高に参考にあるので紹介しておく。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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