いつまでたっても幸せを感じられない理由-「5つの要素」と「バランス」が鍵

昨日Rich RollのYouTubeを見ていたら「幸せってなんなんだろう」みたいな議論をしていた。

あらためて考えると、これはおもしろいテーマだ。ということで、今日は今まで40年近く生きてきて、僕なりに幸せについてどう考えるようになったのか。考えて書いてみることにしたい。

幸せについて僕が考える時にまず思い浮かぶのが、「バランス」という言葉だ。

40年近く生きてきて、自分なりに感じること。それは、自分が幸せと感じるためには「時間」「お金」「人間関係」「健康」「生きがい」の5つの要素のバランスが取れていることが大切だということだ。そしておそらくだが、これは人類共通なのではないかと思う。

これはどういうことかというと、たとえば人によってはビジネスがものすごくうまくいっていて、「お金」の要素が満たされていたとしても。

家族との人間関係がボロボロで「人間関係」の要素が上手くいっていなかったり、「時間」が全然なかったり、「健康」面に不安があったり、「生きがい」を感じることができなければ。

その人は自分が幸せだと感じることはできないだろう。なぜなら、人は自分がうまくいってないところに着目する習性があるからだ。

このように、たとえどれか一つの要素がものすごくうまくいっていたとしても。

ある一つの要素がうまくいっていない、自分にとって合格点に達していないと感じる時は、人は幸せと感じることはむずかしくなるということになる。

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なぜ幸せになることがこんなにもむずかしいのか?

この理屈さえわかってしまえば、幸せになることはとても簡単そうに思える。

たとえば5つの要素のうち、「人間関係がうまくいっていない」と自分が思うなら。人間関係を修復できるように、時間やエネルギーを注ぐようにすればいいということになるからだ。

ところがどっこい、君も知っての通り。人生の悩み、問題はそんな簡単に解決しない。なぜなのだろう。

その理由はいくつかあるが、一番大きな原因は、多くの人が悩みを解決しようとする時に「リソースが限られている」という視点が欠落してしまうからだ。

どういうことか説明しよう。

「リバランス」という発想の欠如がもたらす問題点

たとえばビジネスがものすごくうまくいっているが、家族との人間関係がうまくいっておらず、自分のことを「幸せだ」と感じられない人がいる。

この人がしなければいけないことは、家族との人間関係を修復するために、時間やエネルギーを家族に注ぐことだ。そのためには、この人はたとえばビジネスに注いでいる時間やエネルギーを「家族」にリバランス(再分配)しなければならなくなる。

しかし多くの人には、この「リバランス」という発想がない。

ビジネスに注ぐ時間やエネルギーをそのままにして、さらに家族との人間関係の修復のために時間やエネルギーを注ごうとしてしまう。

そうすると何が起きるか。一つは、家族との人間関係の修復のために時間とエネルギーを十分に注ぐことができずに終わる。もう一つは、5つの要素のうち、「時間」「健康」という要素が今度は犠牲になり、欠落してしまう。

そうすると、たとえ「お金(ビジネス)」「人間関係」の要素がうまくいったとしても。今度は「時間」と「健康」という要素に不足を感じるようになり、「また幸せを感じられない」ということになる。

こんな感じで、人は幸せを追い求め、「何かを手に入れては何かを失う」という無限ループを永遠と繰り返しているのだ。

そしてその根本の原因は、先ほど書いたように「リソースが限られている」という視点がないことになる。

「限られたリソースをどのように配分するか」が鍵

そう。幸せを感じるために、すなわち、5つの要素をバランスよく満たそうとする時に大切になるのは、僕たちがかけられる「リソース」、すなわち時間やエネルギーが「限られている」という前提で行動することなのだ。

たとえばリソースが100あるとして、5つの要素それぞれにどれだけリソースを注ぐのかを考える。

たとえば、「時間:20」「お金:10」「人間関係:20」「健康:20」「生きがい:30」と配分してみる。

これでその人が自分の人生につき、「幸せ」と感じられればそれでいい。一方で、このリソース配分だと「お金が足りない」「もっとお金がほしい」と感じるかもしれない。

そしたらたとえば「時間:20」「お金:30」「人間関係:20」「健康:20」「生きがい:10」の配分(バランス)に変更してみる。

こんな感じで、常に自分が幸せを感じられるように、限られたリソースを「配分する」という発想をもち、自分にとって最適なバランスを見つけることこそが大切となる。

一方で、世の中の多くの人を見ていると、この「リソースが限られている」という発想が欠落しているように思える。

「リソースが限られている」という発想がないと、「すべての要素を完璧にしよう」とがんばることになる。

そうすると、ここまで書いてきたように。必ず何かが(大抵は「時間」や「人間関係」「健康」が犠牲になるわけだが)が不足、欠落することなる。

その結果、ずっと何かが足りず、幸せを追い求め続ける事態(無限ループ)に陥る。

「足るを知る」という言葉があるのは、この状態への戒めなのだと僕は思う。

まとめ

まとめると。

幸せについて考える時に大切になるのは、人生の全て(5つの要素)において「完璧」を求めることではなく、5つの各要素について自分とって「十分だ」と思えるレベルを見極めること。そして、そのレベルを維持できるようにリソースの配分を常に最適にすることに努めることだ。

そう、この発想はまるで投資でいう「分散投資」と同じ。

投資に回せる資産(リソース)は限られている。大切なのは、自分が幸せと感じられるように自分のリソースを5つの要素に最適なバランスで投資すること。

これが無限ループを抜け出し、日々幸せを感じるために最も大切なことだと僕は思う。

参考までに。今日の記事を考えるきっかけになったYouTubeはこちら↓

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。

慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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