自分がもがき苦しんでる姿こそ、オープンにしていきたい。

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知人の北真也さんが次のようなツイートをしていた。

このツイートを見て、君はどう思っただろうか?

僕の考えは、以前ブログにも書いた通りなのだが、誰もが、たとえどんなに「すごい」と思える人でも例外なく。

みんな僕たちと同じように生き方に悩んでるし、より良い生き方を模索し続けている。

僕はそう考えている。

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誰もがよりよく生きる方法を模索している

その根拠は探そうと思えばいくらでもある。

日本ではまだまだすごい人達が自分自身が苦しんでる姿をオープンにする姿はあまり見受けられないが、海外ではティム・フェリスやリッチ・ロールをはじめ、多くのハイパフォーマー達がみな苦しんでることオープンに語っている。

ちなみに僕は以前ジャパネットたかたの髙田さんに会って話を聞いたことがあるが、(髙田さんもはっきりそう語ったわけじゃないが)「誰もがよりよく生きたいと思っていると思う」という話をしてくれて、「暗にそのことを僕に伝えたかったのではないか」と今思えば思える。

なぜ苦しんでる姿をみなオープンに語らないのか?

前置きが長くなったが、問題は、「なぜみんなそうしてもがき苦しんでいるのに、その姿を特に日本ではオープンにしないのだろう」ということだ。

特に「すごい人達」が、「自分も日々悩み苦しんでいる」ということをオープンにしてくれると、僕達も気持ちが楽になる。

「人生で悩んでるのは自分だけじゃないんだ」とか、「悩むこと自体おかしいことじゃないんだ」というふうに悩むことを前向きに捉えられるようになる。そうすると、気持ちが楽になるのではないだろうか。

少なくとも僕は海外の一流の人たちが悩み、苦しんでることを告白してくれたことで、苦しかった時にものすごく気持ちが楽になったことを覚えている。

だから僕自身も悩んでいることをできるだけオープンにしたいと常々思っているし、できる限りそうするように努めている。

僕自身の中にあった抵抗

ただ正直に告白すると。僕自身もまだまだ、自分が悩んでいる姿、葛藤してる姿を現在進行形で語ることには「抵抗がある」というのは事実だ。

たとえば今僕は出版の壁を越えようともがきにもがいている訳だが、そのことを語ることには今日この記事を書くまで抵抗があった。

僕は過去に悩んだ経験を包み隠さず書くことにはあまり抵抗はない。でも、現在進行形でもがいてることを告白することには抵抗があるようだ。

「なぜなのだろう?」とあらためて考えてみると。

現在進行形で悩んでいることをオープンにすると、他人から「自分は幸せではない」と見られるという恐れがあるのかもしれない。

僕が克服しなければいけない本当の壁

どういうことかと言うと。

僕はきっと、他人から「この人は今人生うまくいっている。だから、この人みたいになりたい」と思われたいと思っていて。そのために、「自分がうまくいっている姿を見せたい」という欲求がまだまだ強いのだと思う。

このことは今この記事を書いていて気がついたことで、我ながら驚きだ。

僕は他人からどう思われるかなんてことは、とうの昔に克服したと思いこんでいた。でもまだまだ「人から幸せだと思われたい」という願望があるということなのだろう。

でもきっと、ぼくが現在進行形で苦しんでいる姿を見せることは、この記事を読んでいる君の気持ちを楽にすることにも繋がるだろうし、きっと価値があることなんだと思う。

だから少しずつにはなると思うが。これからは現在進行形で苦しんでる時、悩んでる時こそオープンにその姿を発信していこうと思う。

「人から幸せに生きてると思われたい」という執着を捨てること。

これが今の僕の克服しなければいけない本当の壁なのかもしれない。

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楽しんで!!!

今日も最後まで読んでくれてありがとう!ぜひ君の感想を聞かせてほしい!

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返事は必ずしもできないかもしれないが(できるだけするつもりだ)、全てのメッセージに目を通すようにはしている。

君からのメッセージを楽しみにしている。

それではみんな、Have a nice day!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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