睡眠欲に負けずに朝早く起きる習慣を作るために意識したい2つのこと–疲れない生活習慣を作る方法

どうしたら朝早く起きる習慣を作ることができるのだろう。

平日朝早く起きて、出勤前に資格試験の勉強や、自分のやりたい事に時間を使いたい。

でも、つい睡眠欲に負けてしまって、起きることができない。

毎回「自分はなんて意志が弱いのだろう」と自責をしてしまう。

そんな悩みを抱えている人も多いと思う。

僕自身は今でこそ毎朝5時半に起きて、出勤前に本の原稿を書いたり、ブログの執筆をしたり、自分のやりたいことができているが、以前は同じ悩みを抱えていた。

当時は英語や簿記の資格試験の勉強に取り組んでいて、毎朝早く起きて勉強しようと思うのだが、かなりの頻度で睡眠欲に負けてしまっていた。

そんな僕が、朝早く起きる習慣を手に入れるために意識してきたことは、以下の2つだ。

  • とにかく早く寝て、7時間以上の睡眠を確保する
  • 定期的に休息を取る。1日の中に、「つめこみすぎない」

一言で言ってしまえば、朝早く起きられないのは意志の問題ではなく、単純に僕達が疲れているからだ。

なので、朝早く起きる習慣を作りたいなら、単純に疲れない生活習慣を作ればいいということになる。

今日はそのために意識したいことを2つに絞った。

順に説明していこう。

今日も早速いってみよう!!!

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早く寝て、7時間は寝る

とてもシンプルなことだが、早く起きたいならとにかく早く寝るようにすることだ。

睡眠時間を削って早起きしようと考えるのは、あまりにも無謀な考えだ。

僕自身は今基本的に毎日9時半にはベッドに入り、5時半に起きている。

そうすると8時間寝ることができ、快適に目覚めることができる。

8時間睡眠は少しハードルが高いと感じるかもしれない。なので、まずは7時間睡眠からトライしてみてほしい。

僕は長時間労働で悩んでいた頃から、睡眠時間だけは「7時間とろう」と決めていた。

理由は単純で、慢性的な睡眠不足は健康を大きく損なうからだ。早死にする。

そして、睡眠時間が足りないと、仕事の生産性も落ちる。

長時間労働に悩んでいるのに生産性を自ら落としてしまうのは、賢いとは言えない。

それに、睡眠時間を削って何かをしようという発想では、何日か早く起きることはできるかもしれないが、習慣化することはできない。

夜更かして、いろんなことをしたい気持ちはわかる。

しかし、朝早く起きる習慣を作りたいのであれば、とにかく早く寝て、7時間寝ること。

これは最低条件と考えておくことが大切だ。

定期的に休息を取る

夜早く寝て7時間寝ても、「起きられない」ということもある。

そんな時は、単純に「疲れている」という可能性が高い。

原因として考えられるのは、1日の中でやることを「つめこみすぎている」ことだ。

たとえば、スキマ時間に常に何かしようとしていないだろうか。

昔の僕は、とにかくスキマ時間を見つけては、スマホで読書したり、ニュースチェックをしたりしていた。

こうして常に何かをしていると、「ゆっくりコーヒーを飲みたい」と思うようになる。

これは身体が「ボーッとする時間を求めている」つまり、休息が必要なサインなのだが、当時はそのことに気がつかなかった。

こうしたサインに気がつかず、常に何かをし続けていると、身体にどんどん疲れが溜まっていく。

そうすると、単純に7時間では睡眠時間が足りないということになってしまうのだ。

この対策として大切なのは、定期的にボーっとする時間や休憩を意識的に作ること。

電車の中では、スマホを見ないで、外の景色を眺めるようにしよう。

90分に1回、休憩を取るようにしよう。

そうすることで、この「疲れすぎる問題」は解決することができる。

7時間寝ることができれば、スッキリと朝早く起きることができるようになる。

まとめ

簡単にまとめてしまうと、朝早く起きられない理由は単純に「疲れてる」からだ。

やることは極めてシンプル。

早く寝て、7時間以上寝る。

そして、普段からつめこみすぎたライフスタイルをおくらない。がんばりすぎない。

こうした意識をすれば、少しずつ朝早く起きる習慣はできていく。

ということで参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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